【初心者】これで完璧はじめてのアイアン選び!やさしさとむずかしさ見極めポイントをチェック!

ゴルフギア選び

前回のドライバー選び初心者さん編に続き、今回は『アイアン選びはここを見よう!初心者さん編』として、初心者さんがチェックしておきたいアイアンを選びのポイントをお届け。

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アイアン選びの基礎知識

アイアン選びの考え方は大きく分けて、オートマチックに「小さい番手で真っすぐ遠くに飛ばしたい」と、マニュアル感覚で「飛距離よりも方向性や正確な距離を要求したい」で分かれています。

ざっくりオートマチックは「やさしいアイアン」マニュアルは「むずかしいアイアン」に分かれ、最近はさらに細かなニーズに対応するため、アイアンのラインナップは年々多くなっています。

初心者さんから見ると、どれも同じような形状に見えるかもしれませんが、ヘッド形状やシャフトなど自分に合わないゴルフクラブは、練習をがんばっても上達が遅くなる”沼”にハマる可能性もあるので、アイアンを見た時に何となくでも「どんな性格のアイアンなのか?」を、見極められる暗記を今日は勉強してみましょう。

アイアンの種類

アイアンの種類

アイアンの種類
アイアンは使う方のニーズに合わせ、数種類のヘッド形状があります。
アイアン ヘッド形状の種類
SIM2 MAX
激飛びディスタンス
直進性と飛距離性能に強くミスヒットにも強い特徴があり、初心者さんや女性が扱いやすく、アイアンの中でも「やさしい」カテゴリーになります。
P790
ちょい飛びディスタンス
ロフトを少し立たせ、中空構造やハイテク素材など構造と異素材で飛距離と少し操作性を高めた特徴のアイアン。幅広いプレーヤーが扱いやすく新しいカテゴリーのアイアン。
P7MCB
キャビティバック
バックフェース部を削り、余剰重量をヘッド周辺に配置。大型ヘッドは「やや、やさしく」、小ぶりなヘッドは中・上級者に向けた「ややむずかしい」カテゴリーで、各メーカーの軸になるモデルが多く発売。
P7MB
マッスルバック
小ぶりのシンプルな形状で、ボールを操り狙った場所に打ちたいニーズに向けた、各メーカーのフラッグシップになります。パワーと技術が要求される「むずかしい」カテゴリー。
ディスタンス=飛び。という意味になり、ディスタンス系では初心者さんやシニア、レディース向いたミスヒットに強い「激飛びディスタンス」と、中・上級者の方が扱いやすい飛びと操作性の「ちょい飛びディスタンス」に分かれています。
とりあえず、キャビティバックは「むずかしい」という事を覚えておきましょう。

アイアンのロフト

アイアンのロフト
アイアンの番手は、ソールに記載されている数字が大きくなるほどロフト角も大きくなり、クラブの長さは短くなります。各番手間のロフト差は4~5°刻みで10~15ヤードの飛距離差があり、ロフト角が大きくなるほど飛ぶ距離も短くなります。

ロフトはモデルによりマチマチ

アイアン ロフトの一例
モデル
5I
6I
7I
8I
9I
PW
SIM2 MAX
【やさしい】激飛びディスタンス
21.5°
25°
28.5°
32.5°
38°
43.5°
P790
【やさしめ】ちょい飛びディスタンス
23.5°
26.5°
30.5°
35°
40°
45°
P7CB
【むずかしめ】キャビティバック
26°
30°
34°
38°
42.5°
47°
P7MB
【むずかしい】マッスルバック
27°
31°
35°
39°
43°
47°
現在のアイアンは7番のロフト「30°」を起点に見ると、そのクラブの性格が分かります。
30°以下のロフトは飛距離を重視したやさしめで、30°付近のアイアンはやさしさと操作性、34°、35°とロフトが大きくなるほど正確な飛距離を求められる、上級者向けのアイアンが多くなっています。

【やさしい】アイアンと【むずかしい】アイアンでは、およそ2番手ほどのロフト差があり、【やさしい】アイアンは飛距離性能に特化しているのが分かります。

デメリットでは、【やさしい】【やさしめ】アイアンは狙った距離より飛び過ぎてしまう事や、ロフトが小さくなるほどボールが上がりづらい面があり、【むずかしめ】アイアンはある程度のパワーや、スイングがしっかりしてないと使いこなせない面があります。

アイアンは、ヘッドよりも手元が先行したハンドファーストという形でインパクトできると、ロフトが少し立ちしっかり距離を出せます。このインパクトができないと、ロフトが寝やすく飛ばなくなる方も多いので、最近のアイアンは始めからロフトが立っている傾向もあります。
【暗記】アイアン選びの基礎知識編
・ヘッド形状をチェック。
・7アイアンのロフトをチェック。
・マッスルバックはむずかしい。
・ハンドファーストをマスター。
初心者さんに向けたチェックポイント

初心者さんのアイアン選びはココをチェック!

アイアンの見極め ソール幅

ソール幅
アイアンは地面にあるボールを打つので、地面と接地するソールの役割が大きくなっています。購入前には「ソール幅」の違いをチェックしておきましょう。
ソール幅広い=やさしい
ソール幅が広いと低重心になりボールが上がりやすく、ダフりやトップのミスヒットにも強い特徴があります。ヘッドが大きいので、操作性よりは直進性の高い弾道が打ちやすい。
ソール幅が狭い=むずかしい
フェースの開閉がしやすく、弾道コントロールやラフからの抜けが向上します。幅が狭くなるほど操作性が高く、切れ味の良いショットが打てますが難易度も増してきます。

ソール幅は入射角に合わせて選ぶ

アイアンでボールを打つ時に、「入射角が浅いタイプ=ハンドファーストに自信がない」「入射角が深いタイプ=ハンドファーストで打てる」など、自分の入射角とソール幅の相性を合わせておくのがおすすめです。

入射角が浅いタイプ=緑ライン
入射角の浅い方がソール幅の狭いモデルで打つと、ヘッドが芝に刺さりやすくダフリのミスが出やすくなります。入射角が浅い方は、ヘッドが芝に刺さるのを幅広いソールが滑り、ダフリを防ぎやすくしてくれます。
打点が安定しない方も、幅広いソールの方が打ちやすくなります。
入射角が深いタイプ=赤ライン
入射角の深い方がソール幅の広いモデルで打つと、ヘッドが跳ねやすくなります。入射角が深い方はヘッドが跳ねるのを、幅の狭めなソールで防ぎやすくするのがおすすめです。
ソール幅の広いアイアンの方がやさしいですが、入射角に合わないソール幅を選ぶと、思わぬミスを誘発しやすくなります。初心者さんへは「ソール幅=広い」がおすすめですが、上達するにつれソール幅にこだわってみると、より自分に合うアイアンを見つけやすくなります。

トップブレードの厚み

トップブレード
トップブレードの違いは、ソール幅の違いと同じような比較ができますが、アドレスした時に視界に入る部分なので、構えやすさにも影響してきます。
トップブレードが厚い
トップブレードが厚いアイアンは、目標に対して構えやすく安心感もありやさしいイメージがでます。直進性をイメージしやすく、フェース上部に厚みがあることで、ミスヒットにも強く当たり負けしづらい特徴があります。
トップブレードが薄い
トップブレードが薄いアイアンは、シャープなイメージがでます。ミスヒットにはシビアですが、フェース上部に余分な重量がないので、ヘッドの操作性を高めやすい特徴があります。
ざっくり性能面で比べると、「トップブレードが厚い=やさしいアイアン」「トップブレードが薄い=むずかしいアイアン」に分かれてます。打ちやすさを重視する初心者さんは、トップブレードが厚いアイアンがおすすめです。

ネック形状の違い

ネック形状
シャフト中心軸の延長からリーディングエッジ(フェース下側)までの水平距離。
ネック形状は3種類に分かれてます。

・グースネック
・セミグースネック
・ストレートネック

グースネック
シャフト中心軸の延長からリーディングエッジまでの距離が短く、ヘッドがシャフト中心軸よりやや後方にある形状。
ボールへのコンタクトが遅れることでフェースがスクェアに戻りやすく、オートマチックにハンドファーストインパクトしやすい、ボールのつかまりも良い特徴があります。
ストレートネック
シャフト中心軸の延長線上からリーディングエッジまでの距離が長く、ヘッドがシャフト中心軸の中心付近にある形状。
グースネックと比べ、ボールへのコンタクトが速くヘッドの操作性が高い形状で、ボールのつかまり過ぎを抑える特徴があります。

セミグースネックは、ストレートネックよりもボールへのコンタクトがやや遅く、ほどよい操作性とボールが上がりやすいネック形状です。

ざっくり性能面で比べると、グースネックは「オートマチックにストレートな弾道を打ちやすく」ストレートネックは「マニュアルで弾道を操作しやすい」特徴があり、打ちやすさを重視する初心者さんは、グースネックやセミグースネックがおすすめです。

ネックの違いは画像からでも分かるので、色々なアイアンを見てみると、ネック形状の違いが分かってきます。

フェースの長さ

フェースの長さ
フェースの長さでヘッドの開閉度合が分かり、「重心距離」や「ネック軸周りの慣性モーメント」というスペックが影響してきます。

今回はむずかいい事はぬきにして、フェースの長さで何が変わるのかを暗記しておきましょう。

重心距離のイメージ

フェースが長い
フェースが長いアイアンは重心距離が長くなり、意図的にヘッドの開閉がしづらく、ゆるやかなターンの動きをします。ゆるやかなヘッドターンはミスヒットに強く、インパクトでパワーを出してくれ、オートマチックなスイングの方におすすめです。
フェースが短い
フェースが短いアイアンは重心距離が短くなり、ヘッドの開閉がしやすく弾道を操作したいマニュアル派の方におすすめです。
ゴルフクラブは、テークバックからバックスイングにかけてフェースが開きやすく、ダウンスイングから体を使い円運動をしながらクラブを振ると、簡単にフェースが閉じてくる特徴があります。余計な力は要らないので、自分がスイングする円運動のスピードと、フェースの開閉スピードが合うゴルフクラブで、インパクトゾーンではフェース向きをなるべくスクエアに保てるように、フェースの管理しながらボールを打つ意識もおすすめです。
フェースの長さは、あまりメーカーからは公表されませんが、打ちやすさを重視する初心者さんは、パッと見でコンパクトサイズのアイアンは「むずかしい」という事を覚えておきましょう。
【暗記】アイアン選びの基礎知識 形状編
はじめは好みのデザインでも良いので、候補となるアイアンをいくつか見つけたら、7番アイアンのロフトを調べ、そのアイアンの性格を把握したら、ソール幅やトップブレード、ネック形状、ヘッドの大きさなどを比較してみましょう。

ソールやトップブレードに厚みがあり、グースネックなら「やさしめ」全体的に小ぶりでシャープな形状とストレートネックなら「むずかしめ」です。

Thanks Taylormade
ヘッドと同じくらい重要度が高いシャフト

アイアン用シャフトの種類

シャフト
シャフトの役割は、スイングで生まれたエネルギーを効率的にボールへ伝え、ヘッドの性能を最大限に引き出し、正確にボールを飛ばすための重要パーツです。
アイアン用のシャフトは、カーボンを素材を使用し色がついている「カーボンシャフト」と、ピカピカ光っている金属製の「スチールシャフト」の2種類があります。
それぞれ異なる特徴があり、体力や求める弾道で使用するシャフトが変わってきます。

実際に発売されているアイアンは、どんなシャフトが装着されているのかを見てみましょう。

純正シャフト

アイアン ロフトの一例
モデル
素材
製品名
シャフト重量
5I クラブ重量
SIM2 MAX
【やさしい】レディース
カーボン
TENSEI BLUE TM40
48g
SIM2 MAX
【やさしい】激飛びディスタンス
カーボン
TENSEI BLUE TM60
59g
361g
スチール
KBS MAX MT85 JP
93g
397g
P790
【やさしめ】ちょい飛びディスタンス
スチール
N.S.PRO 950GH neo
98g
405g
スチール
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
106.5g
409g
P7CB
【むずかしめ】キャビティバック
スチール
N.S.PRO MODUS3 TOUR105
106.5g
414g
スチール
Dynamic Gold EX TOUR ISSUE
131g
435g
P7MB
【むずかしい】マッスルバック
スチール
Dynamic Gold EX TOUR ISSUE
131g
430g

※例:テーラーメイド2021モデル

アイアンは、装着されいる素材はスチールが多く、むずかしいモデルになるほどシャフト重量が重くなっています。カーボンシャフトは重量が軽くしなり量も多いので、小さい力で飛距離を出しやすく一般女性やシニアの方に向きスチールシャフトは重量が重くしなり量も少ないので安定性を求められ、一般的な体力の男性やアスリート志向の女性に向いています。

アイアンの素材が絞れてきたら、シャフト重量を見ていきましょう。

シャフト重量

シャフト重量
ゴルフクラブは、どのクラブも同じフィーリングで振るために、短くなるごとにシャフト重量を重くするのが一般的です。
例:ウッド系シャフト<アイアンのシャフト重量 

自分がドライバーを振った時のヘッドスピードが分かれば、ドライバーのシャフト重量とアイアンのシャフト重量を絞れますが、初心者さんはまだ自分のヘッドスピードが分からない方も多いので、参考例ですが体重から選んでみるのも一つの方法です。

体重
ドライバーシャフト重量
アイアンシャフト重量
おすすめアイアン
50kg前後
40~50g台
80g~90g台
【やさしい】激飛びディスタンス
60kg前後
50g台
90g~100g台
【やさしめ】ちょい飛びディスタンス
70kg前後
60g台
100g~120g台
【やさしめ】ちょい飛びディスタンス
80kg前後
60~70g台
120g~130g台
【むずかしめ】キャビティバック
筋肉量や運動経験あり/なしでも、重量帯は変わってきますが、購入時はウッド系とアイアンのシャフト重量をしっかりチェックしておきましょう。
初心さんは、まず使ってみない事には分からない部分も多いと思いますが、初めは感覚的に「ちょっと重いかな?」ぐらいがおすすめです。

装着されいるシャフトもさまざまで、この辺の違いも何となく知っておくと、シャフトが選びやすくなります。

シャフトフレックス

シャフトの素材、シャフト重量が絞れてきたら、最後にフレックス(シャフトの硬さ)です。

フレックス
シャフトのしなりは、スイング時のタイミングの取りやすさや飛距離に影響してきます。
「L」「A」「R」「SR」「S」「X」と段階的に硬さが分かれてますが、同じ「S」でも、やさしいアイアンは柔らかめむずかしいアイアンは硬めなど、硬さに基準はないので、シャフトの種類が変われば同じフレックスでも違う硬さになります。

初心者さんは「自分はどの硬さが良いのか?」が分からない方も多いと思います。最初は自分の握力から、フレックスの目安を絞り込んでみるのもおすすめです。

シャフトフレックスの目安
握力
フレックス
タイプ
弱い
L
一般的な体力の女性におすすめです。
A
効率的にスイングができて、少し力のある女性向け。
ふつう
R
女性でしっかりスイングできる方。一般的な体力の男性におすすめです。
SR
スポーツ経験があり、平均的な身長/体重の男性におすすめです。
やや強い
S
スポーツ経験者で体力に自信があり、上昇志向の強い方におすすめです。
強い
X
パワーがある方におすすめです。純正シャフトにはほぼ設定がないので、メーカーにオーダーするのが一般的です。
アイアンシャフト選びの基礎知識
・一般的な体力の男性はスチール。力のない方や女性はカーボンがおすすめです。
・シャフトの重量をチェック。
・シャフトのフレックスをチェック。

Myアイアンを探そう!

アイアンを見るポイントはまだありますが、初心者さんがはじめてのアイアン選びでなるべく失敗しない為の、ざっくり見極めポイントをご紹介させていただきました。

性能面だけではなく、デザイン面なども気に入るアイアンが見つかれば、愛着のもてる自分の武器になりますので、画像からでよいので、多くのアイアンを見てみることから始めると色んな面が見えてくるので、お気に入りのアイアンを見つけ、ゴルフを楽しんでいただければと思います。

次回の初心者さんシリーズは、「初心さんが使いやすい!やさし過ぎず、むずかし過ぎないアイアン編(仮)」をお届け予定です。

アイアン購入時はセットで販売され、
「5アイアン~PW (ピッチングウエッジ)」
「6アイアン~PW (ピッチングウエッジ)」
「6アイアン~PW,AW (アプローチウエッジ),SW (サンドウエッジ)」
など、モデルによりセット内容が異なります。
飛び系アイアンは、ロフトが立っているので5番アイアンが気になるアイアンが見つかったら、セット内容もチェックしておきましょう。

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