テーラーメイド ゴルフ(株)は、P700シリーズの新たなラインアップとして、全てが新しいハイパフォーマンスアイアン、NEW『P790』アイアンを2021年9月4日(土)に発売します。
前モデルよりもさらに薄く、テーラーメイド史上最薄の1.5 ㎜(#6、#7)のフェースと、新開発した軽量「SPEEDFOAMTM AIR」充填剤などを搭載させ、心地よい打感を持ちながら、圧倒的な飛距離、高弾道、高い寛容性を実現。
P790アイアン
左:2017年モデル 中:2019年モデル 右:2021年モデル
「P790」アイアンは、初代モデルが2017年9月、2代目が2019年9月に発売され、今モデルで3代目になります。
左:2017年モデル 中:2019年モデル 右:2021年モデル
テーラーメイドはウッド系が強いメーカーですが、「P790」アイアンはウッド系のテクノロジーを注いだ中空構造(#3‐PW)を特徴とし、スイートエリアを広げつつ、高い飛距離性能を実現した、やさしめアスリート系アイアンです。
Pシリーズの意味は「P=プレーヤーズアイアン」を意味し、今の段階よりも上を目指すゴルファーに向けたシリーズです。
NEW P790 (’21) アイアン テクノロジー
薄肉構造と鍛造L字型フェース
フェース厚は、2017年モデルは1.75mm、2019年モデルは1.6mm、2021年モデル「P790 (’21)」アイアンは1.5mmと薄くなり、鍛造4140スチールL字型フェースの組み合わせにより、鍛造を維持しながらも、柔軟性、高初速、飛距離を実現しています。
※フェース中心部はやや厚く、外周を1.5mmにすることで、反発性能を高めています。
トウ側に31gのタングステンウェイトの搭載
歴代「P790」アイアンはタングステンウェイトが搭載され、2017年モデルは12g、2019年モデルは14g、2021年モデル「P790 (’21)」アイアンは2倍以上の重さの31gが搭載され、 軽量化されたフェース構造や新開発「8620カーボン・スチール構造」により、ヘッドの要所で薄肉化を実現し大幅な低重心化を実現。
新開発「SpeedFoam™ Air」
新開発された「SpeedFoam™ Air」は、前作比69%の軽量化に成功。素材の見直しも行われ、前作から約3.5gの軽量化と更なる弾力性を手入。
新たな「マルチマテリアル構造」になり、絶妙な打音と打感を実現しながらフェースの柔軟性を生み出しています。
ウッド系で培った「マルチマテリアル構造」により、これまでもよりも、やさしく飛距離と方向性を高められる新アイアンです。
前モデルP790 (’19)より、ライ角が0.5°アップライトになり、つかまりも向上させています。
NEW P790 (’21) アイアン シャフトラインナップ
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)
日本シャフト社の独自技術「肉厚調整加工」により、シャフトのすべてのエリアを、ミクロの単位で肉厚を自在に加工して最適化しています。スピン量、距離の安定、方向性を高めたツアープロの使用率も高いシャフト。
シャフト重量 106.5g
N.S.PRO独自の素材「NSGS8655V」の使用と高い先端剛性のマッチングで、軽く速く振れることでヘッドスピードを上げやすく、レベルに応じた強弾道と操作性を求めやすいシャフト。
ダイナミックゴールドよりも、手元側がやや硬めでシャープな振り感があり、強い弾き感と飛距離の安定性を求めたい方におすすめです。
N.S.PRO 950GH neo (S)
※N.S PRO 950GH neo シャフトは、2022年1月発売予定。
発売から20年経過した「N.S.PRO 950GH」がもつ、方向性や操作性の良さの特徴を継承し、「MODUS3」シリーズで培った独自の形状調整技術・熱処理技術が融合されたシャフトです。
シャフト重量 98g
アベレージゴルファーのヘッドスピードでは、スピンが少なくなりグリーン上でボールが止まりづらい事がありましたが、『N.S.PRO 950 neo』では、適正なスピン量で「N.S.PRO 950GH」よりも高弾道になり、ストロングロフト系のアイアンを使い、入射角の浅い払い打ちの方は、ボールが上がりやすくなるのでおすすめです。
NEW P790 (’21) アイアン スペック
NEW P790 (’21)スペック | |||||||||
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フェース素材(製法) |
タングステン/クロモリ鋼[4140] (鍛造) |
クロモリ鋼[4140] (鍛造) |
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NEW P790 (’21) アイアン 位置づけ
テーラーメイドのアイアンはラインナップが充実し、現在は7モデルがラインナップされています。
2021年モデル「P790 (’21)」アイアンは、やや飛び系の要素を持たせながら、ボールを操作することができる、ちょうど中間の位置づけになっています。
インドアでの試打でしたが、前作よりもトゥ側のミスヒットに強くなり、7番で平均195ヤードのキャリーで飛ばせスピンもしっかり入る、かなりやさしく機能的なアイアンに感じました。
飛距離はヘッドスピードにより差はありますが、まずはアイアンを”ラク”にしたい方におすすめです。
上級者好みのシャープなバックフェースデザインと、ややミッドサイズで安心感もあるので、「やさし過ぎず、むずかし過ぎず、ミスに強い」アイアンを探す方は、満足度の高いアイアンに仕上がってます。
2021年9月4日(土)発売。
新製品発売に伴い、P790-19年モデルの価格が、セール価格になっています。