飛距離性能の向上を開発コンセプトにしたピン「G440」シリーズの違いと選び方!

注目新製品

ピンゴルフ ジャパンは、「 ブレない 」を継承し、「 飛距離性能の向上 」を開発コンセプトにした2025年モデル『 G440シリーズ 』のドライバー3機種を2月6日に発売します。

フェアウェイウッド、ユーティリティは同日、アイアンは1カ月遅れの3月6日に発売。

今回は『 G440 』ドライバーの特徴と選び方をご紹介させていただきます。

ピン 歴代「G」シリーズドライバー

2004年、初代「 G ( Generation )」シリーズ「 G2 」がリリースされ、この時代から「 前作を越えなければ新製品は発売しない 」というピンの開発思想のもと、「やさしさ」と「飛距離性能」の両立に取り組まれています。

特に「 MOI 」「 フェース構造 」「 空気抵抗 」「 深低重心 」など、発売されるごとに飛距離性能はもちろんスペックもアップデートし、特に近年では「 MOI 」の数値が発売ごとに更新され、2024年発売の『 G430 MAX 10K 』では、ついに「 10,000(10K)g・㎠ 」を突破し、ピンの歴史においても非常に重要なターニングポイントになっています。

ピン 歴代「G」シリーズ
発売
モデル名
特徴
2004年
G2
慣性モーメントを高め、飛距離性能とやさしさの両立を目指して開発された初代「G」シリーズ。
2006年
G5
深・低重心化により飛んで曲がらないチタンドライバー。
2007年
G10
単一素材と新しいクラウンデザインにより高慣性モーメントと低深重心化を実現。高打ち出し・低スピンモデル。
2009年
G10
ヘッドを後方に広げ、慣性モーメント向上。G10比較 慣性モーメント15%UP。
2012年
G20
複合素材とヘッド後方に「エクスターナル・ソール・ウェイトパッド」を搭載し、従来モデルよりも4%ほど深・低重心化。
2013年
G25
PING史上最重量となる約205グラムの「超重ヘッド」。打ち出し角が約17%安定。左右のバラつき約10%改善。
2015年
G30
空気抵抗を減らすタービュレーターが初搭載され、誰でも振り切れる「重ヘッド」を目指したドライバー
G30 SF TEC
タービュレーターとSF Tec(ストレート・フライト・テクノロジー)搭載で、直進性に優れた捕まる重ヘッド。
G30 LS TEC
LS TEC(ロー・スピン・テクノロジー)初搭載。G30ドライバー比較で最大で約500回転の低スピン化。
2016年
G
前作比5%深く4%低い、Gシリーズで一番の深・低重心設計。新タービュレーターでインパクト時の空気抵抗も37%軽減。
G SF TEC
大型ウェイトをヒール側に配置し、右へのミスを極限まで抑制したヘッド。
G LS TEC
Gドライバー史上最も空気抵抗が軽減。従来モデルより約400回転もスピン量を軽減した低スピン設計モデル。
2017年
G400
PING史上最も低くて深い重心設計で、前作比MOIが3%MOI向上、空気抵抗が約15%軽減、フェース強度が約4%高く約6%薄く、約16%たわむ新フェース構造。
G400 SF TEC
高MOIヘッドとヒール側にの大型ウェイトで、安心してつかまえる直進性タイプ。
G400 LS TEC
体積を460ccから445ccになり、ウェイトをフェース寄りに配置する事で極限までスピンを抑えた低スピンタイプ。
2018年
G400 MAX
G400比 MOIが8%向上し、PING史上最も深低重心で最大MOIを実現。重心も約5%低い重心設計へと進化。
2019年
G410 PLUS
上下左右慣性モーメントの合計値が9000g・㎠を超え、渋野日向子プロが海外メジャーを制した時に使用されたモデル。
G410 SFT
スライサーでも安定したつかまりと最大初速を実現することを可能としたモデル。
G410 LST
G400 LST比で約3%高いLST史上最大MOIと、シャープな450ccヘッドの強弾道と低スピンモデル。
2020年
G425 MAX
ソールウェイトをヘッド後方部に搭載し、前作比、約4%深く低くなった究極の深低重心を実現。PING史上最大MOIの安定したヘッド。
G425 SFT
ヘッド後方部に高比重ウェイトを搭載し、前作を約5%上回るSFT史上最大MOIを実現。
G425 LS TEC
LST史上最も高いMOIの445ccヘッド。ドローとフェードに対応した可変式ウェイトを搭載し、操作性と寛容性のモデル。
2022年
G430 MAX
MOI 9700+のブレない直進性と最大初速の”激飛MAX”ヘッド。上下のミスヒットに強い「スピンシステンシー・テクノロジー」発搭載。
G430 SFT
SFTシリーズ過去最大のMOIヘッド。シリーズ初となる弾道調整機能を搭載。
G430 LS TEC
LST史上最も高いMOIの440ccヘッド。クラウン部に軽量のカーボンを採用しブレない低スピンを生むモデル。
2023年
G430 HL MAX
「HL = High ハイ Launch ローンチ(高弾道)」G430MAXをヘッド、シャフト、グリップと全てを軽量化させたモデル。
G430 HL SFT
「SFT」の軽量モデル。
2024年
G430 MAX 10K
上下左右慣性モーメントの合計値10000g・㎠を超え。PING史上最大MOIを更新。

2017年発売「 G400 」シリーズは、「3つのチカラでブレずに飛ばせ!」のキャッチフレーズのもと歴史的大ヒットを記録し、最近各社から発売される「 高MOI 」の流れを、早い時期から宣伝し発売していた先駆者的なシリーズで、ブレづらいヘッドといば ピン のようなイメージを確立しています。

G440とは?

G440

「 G440 」シリーズはこれまで培った「 ブレない 」を継続しながら、飛距離性能の向上を軸に、新たに「 飛び重心 」というPING史上最も低重心設計で製品開発が行われてます。初代「 G2 」から深重心設計を追求し、「 G430 」徐々に重心位置を深くしてきた技術を、「 G440 」シリーズは、重心の深さをキープしながらより低重心化させ、ピン が理想としている 重心ライン に過去最も近づいたことにより、インパクト時にボールへのエネルギーを最大化させ、飛距離性能を大きく向上させたヘッドです。

G440ドライバーラインナップ

Qi35 ドライバーラインナップ
 
モデル
G440 MAX  
G440 SFT  
G440 LST  
G440 HL MAX
G440 HL SFT
ロフト
9.0°/10.5°/12°
9.0°/10.5°
9.0°/10.5°
9.0°/10.5°/12°
9.0°/10.5°
体積
460cc 460cc 450cc 460cc 460cc
ライ角
59.5 59.5 58 59.5 59.5
価格(税込)
¥107,800~ ¥107,800~ ¥107,800~ ¥107,800~ ¥107,800~
発売日
2025/02/06 2025/02/06 2025/02/06 2025/02/06 2025/02/06

※発売日は予定になります。

「 G440 MAX 」「 G440 SFT 」「 G440 LST 」の3つのヘッドが今モデルの軸になるヘッドで、「 G440 HL MAX 」「 G440 HL SFT 」は、軽量設計されたモデルになります。

G440テクノロジー

軽量化1、新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー

G430LST(左) G440(右)
新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー

前作は「 G430LST 」のみカーボンクラウンでしたが、「 G440 」ドライバーは全モデルカーボンクラウンを採用しその構造が進化。2本のブリッジを排除することで接合部分が短くなり、全モデル、クラウン部分が前作よりも軽くなり、MAX と SFT は 約34% も軽量化しています。

軽量化2、新フリーホーゼルデザイン

G430(左) G440(右)
新フリーホーゼルデザイン

「 G440 」のヘッド内部はホーゼル部分を軽量化することで、前作と比べて 約13% 軽量化。

軽量化3、高初速に繋がる軽量化された極薄フェース

軽量化された極薄フェース

前作比でフェース中心部が 4%、周辺部が 約7% の、ピン史上最も薄い極薄フェースにより、約7% の軽量化に成功。軽量化により低重心設計になり、フェースはたわみが向上し、高初速、高弾道で最大キャリーを実現しています。

可変式高比重ウェイト

可変式高比重ウェイト

3つのテクノロジーで軽量化された余剰重量は、全モデル、ソール後方部に可変式高比重ウェイトが搭載され、MAXモデルの数値でヘッド重量の 約15% を占める高比重ウェイトになり、すべてのポジションで高MOIを実現。ソール後方に高比重ウェイトが搭載されたことで、深い重心位置を実現しながら、ピン史上最も低重心化され、高打ち出し、安定した飛びを可能にしています。

クラウン部、ヘッド内部、フェース部など、大きく軽量化された「 G440 」ドライバーは、ソール後方部に可変式高比重ウェイトが搭載され、より深低重心化されることで、ピン が理想としている 重心ライン に過去最も近づき、高初速、高弾道で最大キャリーを狙える特徴のヘッドです。

慣性モーメントの面も、10,000g・㎠(10K)には到達していませんが、3モデルとも非常に高いMOIで、「 ブレないヘッド 」も継承されています。
※「 G440 HL MAX 」「 G440 HL SFT 」は、8,900g・cm²越え。

4つの純正標準シャフト

ALTA J CB BLUE

ALTA J CB BLUE
フレックス
R
SR
S
クラブ長さ
46インチ
シャフト重量
約49g
約53g
約58g
トルク
5.3
5.2
5.0
キックポイント
中先
ALTA J CB BLUE

日本専用の高弾道系シャフト。大慣性モーメントヘッドのおかげでブレが収まったこと、そしてもうひとつは『ALTA J CB』の使用者のヘッドスピードであれば、打点のバラつきよりもHSが上がり飛距離が向上。その結果、スコアがよくなるという研究結果だという。

PING TOUR 2.0 CHROME

PING TOUR 2.0 CHROME
シャフト名
65
75
フレックス
R
S
X
R
S
X
クラブ長さ
45.25インチ
シャフト重量
55g
60g
65g
67g
69g
72g
トルク
4.4
4.2
3.8
3.7
3.3
3.2
キックポイント
中元
中元
PING TOUR 2.0 CHROME

前作「TOUR173」より重量フローが軽く、叩ける中弾道系の安定性が高いツアーシャフト。「 ALTA J CB BLACK」よりもハリがあり、硬すぎないしなりと弾道を操作しやすいコントロール性能を求めたい方におすすめです。

PING TOUR 2.0 BLACK

PING TOUR 2.0 BLACK
シャフト名
65
75
フレックス
S
X
S
X
クラブ長さ
45.25インチ
シャフト重量
59g
65g
73g
76g
トルク
4.2
3.8
3.3
3.2
キックポイント
中元
PING TOUR 2.0 BLACK

CHROMEと同じ重量帯で低スピンを実現。ツアープロが求める低弾道系シャフト。「 TOUR 2.0 CHROME 」よりも全体の剛性が高く、H.S45m/sでややハードな印象がある(LSTヘッド使用時)ツアー設計シャフト。つかまりを抑えたフェード系と相性がよく、パワーのある方が「G440 MAX 」と組めばやさしく感じられると思います。

FUJIKURA SPEEDER NX GREY

FUJIKURA SPEEDER NX GREY

軽量ヘッド「 G440 HL MAX 」「 G440 HL SFT 」の標準シャフトとしてラインナップされている、日本専用設計のPINGオリジナル軽量シャフト。標準長46インチの長尺仕様で、先がしなってヘッドが走り、高弾道を実現し、軽いシャフトでヘッドスピードを上げて最大キャリーを実現。
※「 G440 MAX 」「 G440 SFT 」「 G440 LST 」にも装着可。

FUJIKURA SPEEDER NX GREY
フレックス
クラブ長さ
46インチ
シャフト重量
38g
41g
トルク
6.3
5.8
キックポイント
先中
「飛び重心」と「高MOI」の融合ヘッド

G440 MAXドライバー

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G440 MAX DRIVER
フェース素材
FORGED T9S+チタン(フェース)
8-1-1チタン(ボディ) カーボン(クラウン)
ロフト角
10.5°
12°
ヘッド体積
460cc
ライ角
59.5°
G440 MAX

「飛び重心」設計と「高MOI」の融合で、ブレずに最大飛距離を生み出す「 G440 MAX 」ドライバー。3つのヘッドの中で、上下左右の合計値が10,000g・㎠に近い 高MOI モデルで、最も慣性モーメントが大きいヘッドです。投影面積は前作と比較して小さくなり、やさしさと操作性のバランスに優れた名器「 G410 」に近い投影面積に戻り、可変式高比重ウェイトが搭載されたことで、やさしさとボールのつかまりやさが向上したモデルです。
※軽量のヘッド・シャフト・グリップを組み合わせた「 G440 HL MAX」ドライバーも発売されてます。

こんな方にオススメです

・適度な操作性とやさしさのバランスを求めたい。
・ミスヒットに強い高い寛容性を求めたい。
・高弾道で飛距離を伸ばしたい。
・大き過ぎるヘッドに違和感を感じていた。
・G410からの乗り換えを考えている。

つかまえて飛ばせるドロー設計

G440 SFT ドライバー

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G440 SFT DRIVER
フェース素材
FORGED T9S+チタン(フェース)
8-1-1チタン(ボディ) カーボン(クラウン)
ロフト角
10.5°
ヘッド体積
460cc
ライ角
59.5°
G440 SFT

ヒール寄りの重心で、つかまえて飛ばせるドロー設計の「 G440 SFT 」ドライバー。投影面積は前作と比べやや大きく、構えた時の安心感が重視され、「 ボールが吹き上がってしまう = 飛距離ロス 」というスライサーの悩みを解消し、インパクトでフェースがスクエアに戻りやすく、低重心設計により、ボールが上がりやすくなるため、高弾道で力強いキャリーは、単につかまりを良くするだけでなく、「 低スピンで高弾道 」を実現できる点も特徴のヘッドです。
※軽量のヘッド・シャフト・グリップを組み合わせた「 G440 HL SFT」ドライバーも発売されてます。

こんな方にオススメです

・スライスに悩んでいる。
・安心感のある投影面積が好み。
・ボールが上がらず飛距離が伸びない。
・低スピンで伸びのある弾道を実現したい。
・飛距離ロスに悩むシニアゴルファーさん。

激飛びを超える飛びを実現

G440 LST ドライバー

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440-lst-driver-04
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440-lst-driver-01
440-lst-driver-02
440-lst-driver-03
440-lst-driver-04
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G440 SFT DRIVER
フェース素材
FORGED T9S+チタン(フェース)
8-1-1チタン(ボディ) カーボン(クラウン)
ロフト角
10.5°
ヘッド体積
450cc
ライ角
58.0°
G440 LST

シリーズの中で最も低スピン設計となっており、前作よりも小ぶりなヘッド形状に進化し、高MOI をキープしながらヘッドスピードの速いゴルファーが、スピン量を抑えて強弾道で飛ばせるように設計された「 G440 LST 」自分のイメージ通りに球筋をコントロールしたい、上級者やプロゴルファーにおすすめで、他のモデルと比べて、ソリッドで心地よい打感も魅力です。

こんな方にオススメです

・ヘッドスピードが速く、さらなる飛距離アップを目指したい。
・風に負けない強い球を打ちたい。
・フェードやドローなど、球筋を自在に操りたい。
・ソリッドな打感を好む方。
・インパクト時のフィードバックを重視したい。

フェアウェイウッド、ユーティリティは同日、アイアンは1カ月遅れの3月6日に発売。

ピンゴルフ ジャパン
ピン製品お問い合わせ先

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