恥ずかしくないシャフト選び④三菱ケミカル(旧:レイヨン)

ゴルフギア選び

前回の恥ずかしくないシャフト選び③グラファイトデザインから数日後、「三菱ケミカル(旧:レイヨン)のかんたんな違いを教えて!」と、お便りをいただき、今回は「恥ずかしくないシャフト選び④三菱ケミカル(旧:レイヨン)編」を、ざっくりマニアック風にご紹介。

専門的な細かいスペックよりも、アマゴルファーさんは「純正ではなく自分に合うシャフトはどれを選べばよいのか?」が、大前提です。

一般ゴルファーさんにナメられないためにも、ここが勝負のポイントです。

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三菱ケミカル(旧:レイヨン)とは?

三菱ケミカルは、最適な材料開発から完璧な成型までを一貫して管理することのできる、世界で唯一のシャフトメーカーです。
その歴史は古く、これまでOEMメーカーとして国内外のクラブメーカーに多くのシャフトを開発・供給してまいりました。
プレミアムゾーンに限れば、世界でもNO.1の供給量を誇ります。
三菱ケミカルより一部抜粋

三菱ケミカルのシャフトは、各ゴルフメーカーの純正シャフト製造から、世界のゴルファーがシャフトに求める、飛距離性能、方向性、フィーリングの全てを、高いクオリティーで実現しているメーカーです。

2017年4月より、連結子会社である三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社を統合し「三菱ケミカル株式会社」に社名変更されてます。

三菱ケミカルのシャフト実績では、2014/2015/2016/2017年の全英オープンを例に、

2014

順位
選手名使用シャフト
優勝
R.マキロイクロカゲ SILVER 70X
2位
S.ガルシアディアマナ D103X
2位
R.ファウラーディアマナ D73X

2015

順位
選手名使用シャフト
優勝
ザック・ジョンソンディアマナ B 73X
2位T
L.ウーストハイゼンクロカゲ 70X
4位T
ジェイソン・デイクロカゲ S TiNi 70X
6位T
ダニー・ウィレットディアマナ W 60X

2016

順位
選手名使用シャフト
2位
フィル・ミケルソンフブキ J 60X
5位T
S.ガルシアクロカゲ S XTS TiNi 80X
5位T
ロリー・マキロイディアマナ S+ 70X
6位
A・ジョンストンTensei Blue 60TX

2017

順位
選手名使用シャフト
2位
マット・クーチャーTensei CK Blue 60S
4位T
ロリー・マキロイTensei Orange 70TX
5位T
ブルックス・ケプカディアマナ D+ 70TX

2018

順位
選手名使用シャフト
優勝
フランチェスコ・モリナリTensei CK Pro Blue 70 TX
2位T
ロリー・マキロイTensei Orange 70TX
2T
ジャスティン・ローズTensei Orange 60TX
6T
タイガー・ウッズディアマナ D+ White 70TX

2019

順位選手名使用シャフト
優勝
シェーン・ローリーディアマナ D+ 70X
2位
トミー・フリートウッドクロカゲ 70X
4T
ブルックス・ケプカディアマナ D+ 70TX

※国内未発売のモデルも含まれています。
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、セッティングは異なることがあります。

世界の上位陣の多くが、三菱ケミカル社のシャフトを使用しています。

今後も、三菱ケミカル社のシャフトが標準装着された商品が多く発売されてくるのが予想され、アマゴルファーさんも今のうち三菱ケミカル社のシャフトの暗記をしておくと何かと使えます。

三菱ケミカル 種類と位置づけ

Photo:三菱ケミカル
三菱ケミカルのシャフトはラインナップが多く、2015年発売「KURO KAGE クロカゲ」、2019年は「TENSEI テンセイ」が加わりラインナップはさらに充実しています。

今回は、標準カスタムに装着されることが多い「Diamana ディアマナ」「FUBUKI フブキ」「KURO KAGE クロカゲ」「TENSEI テンセイ」に絞ってご紹介させていただきます。

三菱ケミカル 主要シャフトMAP

※第四世代Diamana、KUROKAGE、TENSEI
※当サイトの試打基準で作成しています。

Diamana SERIES

Diamana S-series(青マナ)の登場以来、幾多のツアー史に残る激闘を彩ってきた伝説の青・赤・白。ツアーという最高峰の舞台で、トッププレーヤーが求める性能をそのまま製品化することをコンセプトとしたアスリートブランドシャフトです。

Dia : ダイヤモンド mana : ハワイ語で超自然の力

素直なしなりの粘り系 Diamana B SERIES

三菱ケミカル Diamana B SERIES

Diamana Bシリーズ
発売
2012/10
重量
B50/B60/B70/B80
トルク
3.6 (B60-S)
調子
中元 (B60-S)
2004年発売の初代青マナ「ディアマナ S」、2008年発売2代目「ディアマナ kaili」、青マナ系3代目になる『ディアマナ B』

3 G M.D.I.設計により曲げ剛性分布・ねじれ剛性分布をより精密・最適化させています。超高弾性材料・ダイアリードをバット部(手元側)のフープ層に用いて、つぶれ変形を防ぎ、切り返しのパワーを損なうことなくダウンスイングに移行できる特徴があります。

Diamana B60 (S)
Diamana-B-01
【粘り系】中元調子
振り感
Diamana Bシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.0
3.5
4.0
4.0
3.5
4.5
手元から中間にかけて大きく素直にしなり、速めのしなり戻りからしっかりボールを叩きたい人におすすめです。60gのSはアベレージの方から上級者まで幅広い方が扱いやすく、タイミングのとりやすい打ちやすさは、ドライバーに安定感を求める方とも相性がよく、レベルに応じたヘッドを選ぶことでカスタムの幅も広がるシャフトです。
Diamana B おすすめタイプ
・飛距離が最重要課題。
・弾道高さをおさえたい。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・しっかり叩きたい。
Diamana Bを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・つかまりの良いシャフトを探してる
・弾き感を優先したい。
三菱ケミカル Diamana B 装着クラブ
製造終了

パワーヒッターと相性がよい Diamana W SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   Diamana™ W SERIES

Diamana Wシリーズ
発売
2013/09
重量
W50/W60/W70/W80
トルク
3.2 (W60-S)
調子
元 (W60-S)
左を怖がらずに振りぬくことができる強弾道アスリートモデルで、通称白マナと呼ばれる『ディアマナ W』

「ディアマナ B」と同じ超高弾性材料・ダイアリードをバット部(手元側)のフープ層に用いて、つぶれ変形を防ぎ、切り返しのパワーを損なうことなくダウンスイングに移行でき、切り返しでは手元側のしなりでタメを作る元調子系シャフト。

フェースに乗る厚いインパクトで、低スピンの強弾道と正確なライン出しを可能としています。

Diamana W60 (S)
Diamana-W-01
【粘り系】元調子
振り感
Diamana Wシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
2.5
3.0
4.0
2.5
4.0
パワーのある方やヒッター系の方に人気の元調子シャフト。タイミングを合わせやすいゆっくり動く手元側のしなり戻りがタメを作りやすく、剛性の高い中間部から先端で弾きを感じながら、しっかりパワーをぶつけていけます。

切り返しのリズムがゆっくりめの方や、コックが早めにほどけてしまう方と相性が良く、とくにヘッドスピードとミート率が高い中上級者の方で、つかまりをおさえ左へのミスを少なくしたい人におすすめです。

Diamana W おすすめタイプ
・方向性が最重要課題。
・弾道高さをおさえたい。
・パワーがあり左のミスをおさえたい。
・しっかり叩くヒッタータイプの方。
Diamana Wを1回検討してみる
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・つかまりの良いシャフトを探してる。
・弾き感を求めるスインガータイプ。

飛距離を求める弾き系 Diamana R SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   Diamana™ R SERIES

Diamana Rシリーズ
発売
2014/09
重量
R50/R60/R70/R80
トルク
3.5 (R60-S)
調子
中 (R60-S)
インパクト付近でのシャフトの走り・弾き感がある飛距離追求型アスリートモデル。通称赤マナと呼ばれる『ディアマナ R』

打ち出しの高さ、つかまりのよさがあり、昨今のDW/FWヘッドの浅重心・低スピンの傾向とのマッチングを考慮されたシャフト。

Diamana R60 (S)
Diamana R-550-50
【弾き系】中調子
振り感
Diamana Rシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
3.7
4.5
4.5
4.5
4.0
4.0
手元と先端にしなりがあるダブルキック系の『ディアマナ R』

手元のしなりを感じやすく、硬めの中間部から動きのよい先端の素早いしなり戻りでしっかりボールをつかまえやすく、ボール初速のある高弾道で飛距離性能の高いシャフトです。

切り返しのリズムがゆっくりめの方や、コックが早めにほどけてしまう方はタイミングを合わせやすく、ヘッドスピードが遅めでもミート率が高い方でしたらおすすめです。

Diamana R おすすめタイプ
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・ボールのつかまりを求めたい。
・弾き感を求めるスインガータイプ。
Diamana Rを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・左方向を警戒している方。
・弾道高さをおさえたい。
・ボールのつかまりをおさえたい。
・しっかり叩くヒッタータイプの方。

飛距離を求めはね返す力強さ Diamana BF SERIES

Diamana BFシリーズ
発売
2016/08
重量
BF50/BF60/BF70/BF80
トルク
3.9 (BF60-S)
調子
中元 (BF60-S)
素直なしなりを特徴とした青マナシリーズ4代目『ディアマナ BF』

最も幅広いタイプのプレーヤーにマッチする青の伝統はそのままに、高強度炭素繊維「MR70」とボロン繊維を複合成型した最新素材を使用。中間部~先端部の剛性が強くなったことで、強いしなり戻りとコントロール性能が向上しています。

Diamana BF60 (S)
diamana-bf-550
【粘り系】中元調子
振り感
Diamana BFシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
4.0
3.0
4.0
4.0
4.0
つかまり
打ち出し
切り返しからの手元のしなりは抑えめで、シャフト全体のスムーズなしなり戻りと剛性の高い先端部が特徴のシャフト。中間部はゆるやかに動きながら、剛性の高い先端部が素早くパワフルにボールをとらえ、つかまり過ぎずコントロール性も高いのでドローやフェードと意図した球筋を打ちやすく、タイミングを合わせやすいバランスのよいシャフトです。

クセのない振りやすさと、スピード感のあるつかまり過ぎないシャフトが好きな方におすすめで、最近のシャフトに多いしっかり感もあるので、HS45m/s以下の方はワンスペック落としてみるとよい結果がでやすく、硬い先端部はとくに大型ヘッドとの相性も抜群です。

Diamana BF おすすめタイプ
・方向性が最重要課題。
・弾道高さをおさえたい。
・ボールのつかまりをおさえたい。
・60g台はH.S&ミート率がある方推奨。
・しっかり叩くヒッタータイプの方。
・高い剛性と素直なしなり感が好み。
Diamana BFを1回検討してみる
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・ボールのつかまりを求めたい。
・弾き感を求めるスインガータイプ。

ほどよくつかまるスピード感 Diamana RF SERIES

Diamana RFシリーズ
発売
2017/09
重量
RF50/RF60/RF70/RF80
トルク
3.5 (RF60-S)
調子
中 (RF60-S)
シャフト先端の走りが特徴の4代目赤マナ『ディアマナ RF』

シャフト中間部分の剛性を高め、先端部との大きな剛性差をつけることで、インパクト時のスピード感あるシャフト挙動を演出。先端部を高強度炭素繊維「MR70」とボロン繊維などで強化させ、当たり負けを防ぎながら叩いても左には行きにくい安心感、打ち出しの高さと、アスリートが求める程よいつかまりを特徴としています。

前モデルRシリーズの大きなダブルキックの動きよりは、手元側の動きが少しなめらかで、先端の動きが大きく走りを感じやすいシャフト(メーカー資料は中調子)。

Diamana RF60 (S)
【弾き系】中調子
振り感
Diamana RFシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.3
4.5
3.5
4.5
4.5
3.5
つかまり
打ち出し
切り返しからは手元側のしなりでタイミングを合わせやすく、高弾道と飛距離を狙いやすいシャフト。

トップからの切り返しがゆっくりな方やタメがほどけやすい方と相性が良く、剛性が高く素早く動く先端の弾き感でボールをほどよくつかまえ、ドロー/フェードとどちらも打ちやすい印象です。

先端側に動きがあるシャフトは、ボールのつかまりがよくスピード感と弾き感で飛距離性能の高さも特徴ですが、コントロールしづらいことやつかまり過ぎを警戒する面もありましたが、『ディアマナRF』では、先端剛性を強化させ当たり負けを防ぎながら先端が走りすぎないので、ほどよいつかまりを持たせながら、叩いても左には行きにくい安心感があります。

オートマチックに振りやすく、インパクトのタイミングに集中して打っていけるやさしさもありますが、最近のシャフトに多いしっかり感もあるので、HS45m/s以下の方は、ワンスペック落としてみるとよい結果がでやすいかもしれません。

Diamana BF おすすめタイプ
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・ほどよくつかまり左に行きづらいシャフトが好み。
・手元でタイミングを取りやすいシャフトが好み。
・軽・硬シャフトを組んでみたい。
Diamana BFを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・ボールのつかまりをおさえたい。
・しっかり叩くヒッタータイプの方。

スムーズな振り抜きと安定感 Diamana DF SERIES

2019年モデル  

Diamana DFシリーズ
発売
2018/09
重量
DF50/DF60/DF70/DF80
トルク
3.8 (DF60-S)
調子
中元 (DF60-S)
パワーヒッター向けのDiamana Wシリーズ(白マナ)の系統になるシャフトですが、黒いコスメになり「飛んで曲がらない」を幅広いゴルファーへ向けた『ディアマナ DF』

ボロン繊維とMR70素材を使い先端部分を強化させ、飛距離、方向性、スムーズな振り抜きとインパクト時の安定したシャフト挙動を両立させた、これまでにない新設計を特徴としています。

Diamana DF60 (S)
【粘り系】中調子
振り感
Diamana DFシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
2.5
3.0
4.7
3.5
3.5
つかまり
打ち出し
最近のディアマシリーズで比較すると、先端がBFやRFよりも硬い剛性になり、ボールのつかまり過ぎをおさえながら打点の安定性を高めています。

切り返しから手元側がややしなり、ダウンスイングにかけてシャフト全体がスピーディーにしなり戻りますが、タイミングの取りやすいほどよい粘り感もあり、クセのない振り抜きの良さはドロー/フェードともに相性のよいシャフトです。

硬い先端剛性でつかまりのよいシャフトではありませんが、BF/RFと比較すると一番叩けるので、左へのミスを警戒するフェード系の方と相性がよく、中弾道で方向性と飛距離を伸ばしやすい安定感があります。

素直なシャフトですが、パワーヒッターの方で打点が安定しない方におすすめで、重量を1スペック上げ弾道を重くしてみたり、アベレージヒッターの方で弾道高さをおさえたい方は、50g台で軽くすれば扱いやすいシャフトです。

Diamana DF おすすめタイプ
・飛距離と方向性を両立させたい。
・弾道高さをおさえたい。
・つかまりをおさえたい。
・しっかり叩いて打ちたい。
・手元でタイミングを取りやすいシャフトが好き。
・軽・硬シャフトを組んでみたい。
Diamana DFを1回検討してみる
・弾道を高くしたい。
・しなりを感じたい。
・つかまりを良くしたい。
・弾き感で打ちたい。

飛んで曲がらないを追求した Diamana ZF SERIES

2020年モデル  

Diamana ZFシリーズ
発売
2019/09
重量
ZF40/ZF50/ZF60/ZF70/ZF80
トルク
3.8 (ZF60-S)
調子
中元 (DF60-S)
BF/RF/DF/ZFで構成される第四世代の集大成となる『ディアマナ ZF』

バット部に高強度炭素繊維MR70を使用して、振り遅れを防ぐレスポンスの良さを引き出し、先端部はMR70とボロン繊維を複合成型することで強化しています。

前モデル「DF」シリーズの安定感に中間から先の走りを加えさらなる飛びの要素をプラス。シャープに振り抜けるしっかり感を備えたDiamana初の40g台の軽量スペック追加で、より幅広いゴルファーに高次元の「飛んで曲がらない」を提供。

Diamana ZF50 (S)
【弾き/粘り】中元調子
振り感
Diamana ZFシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
3.3
2.8
4.5
3.0
3.5
つかまり
打ち出し
メーカースペックは「中元調子」ですが、振り感は手元側の剛性が高く、先端が走る動きは「中調子」のような感覚があります。

切り返しからは手元側のしなりよりも中間部の張りのあるしなりを感じやすく、インパクトゾーンにかけては中間部がほどよく粘りながら、鋭い先端の弾き感も感じられ、スピード感のある軽快な振り感があります。

先端剛性はシリーズの中ではいちばん硬いですが、前モデル「DF」よりも中間部が柔らかいのでつかまりがよく、「BF」「RF」と比べるとつかまらないちょうど中間的な位置づけで、ニュートラルな特性のシャフトを探している方と相性のよいシャフトです。

『40-X』『50-S』を試打させていただきましたが、曲がり幅の少ないストレート系の中弾道がでやすく、最近のヘッドに多い慣性モーメントが高くあまりフェースの開閉を行わないヘッドと相性が良く、フェースの開閉を積極的に行う方は、つかまり過ぎを警戒した方が良いかもしれません。

今モデルではスペックも豊富になり、上昇志向の強い女性の方からアベレージクラス、中上級者の方で『軽・硬』セッテイングを試したい方も、しっかりしたハリと剛性の高さがあり、物足りなさや操作性が劣るものもないので、レベルに応じて対応できるラインナップの豊富さも特徴です。

Diamana ZF おすすめタイプ
・飛距離と方向性を両立させたい。
・ちょっとつかまるストレート系が好み。
・弾き感で打ちたい。
・中間~先端のタイミングを取りやすいシャフトが好き。
・軽・硬シャフトを組んでみたい。
・慣性モーメントの高いヘッドを使いたい。
Diamana DFを1回検討してみる
・弾道を高くしたい。
・手元側のしなりが好み。
・つかまりをおさえたい。
・フェースローテーションが強い。

FUBUKI SERIES

FUSION-BUKIを意味し、「テクノロジーの融合により、これまでにない性能を実現し、プレイヤーの強力な武器となること」をテーマとし、バット部のデザインは、手裏剣と雪の結晶の融合を表現しています。

シャフトのタメを感じたいなら FUBUKI α SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ α SERIES

発売日:2010/03

FUBUKI α おすすめタイプ
・方向性が最重要課題。
・パワーはないが強い球を打ちたい。
・弾道高さをおさえたい。
・ほどよいつかまりがほしい。
・手元でタイミングを取りやすいシャフトが好き。
FUBUKI αを1回検討してみる
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・つかまりをおさえたい。
・弾き感で打ちたい。
切り返しから手元と中間部のしなりを感じながら、オートマチックにシャフトのタメをいかせる『FUBUKI α』

国内/海外のトッププレーヤーが使用したことで話題になりましたが、やや遅めのしなり戻るタイミングに慣れてくれば、ボールをほどよくつかまえ安定した方向性をだしやすく、アベレージの方も扱いやすいやさしさがあります。

しなりとタメを自在に操りたいなら FUBUKI K SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ K SERIES

発売日:2011/10

FUBUKI K おすすめタイプ
・飛距離が最重要課題。
・ボール初速を上げたい。
・しなりとタメを感じたい。
・弾道高さをおさえたい。
・ほどよいつかまりがほしい。
・手元でタイミングを取りやすいシャフトが好き。
FUBUKI Kを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・つかまりをおさえたい。
・弾き感で打ちたい。
「FUBUKI α」の後継モデルになり、シャフトに蓄えた全てのエネルギーを効率よくボールに伝えることをコンセプトとした『FUBUKI K』

手元の柔らかなしなり感は「FUBUKI α」に似ていますが、シャフトの動きが大きくなりよりオートマチックにシャフトがタメを作り、ボールのつかまりを向上させています。

ムチのようにゆっくりしならせ、蓄えたタメをゆったり大きく使いながら打ちたい方におすすめです。

飛距離重視の弾き系なら FUBUKI J SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ J SERIES

発売日:2014/02

FUBUKI J おすすめタイプ
・飛距離と方向性を重視。
・ボール初速を上げたい。
・弾道高さをおさえたい。
・ほどよいつかまりがほしい。
・弾き感を求めるスインガータイプ。
FUBUKI Jを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・つかまりをおさえたい。
・しっかり叩くヒッタータイプの方。
3代目「FUBUKI」で登場した『FUBUKI J』は、重めのヘッドや長めの組み上げ長でも、スイングウェイトをおさえ振り抜きやすさを向上させています。

これまでの「FUBUKI」シリーズは手元側のしなりを感じやすい特徴でしたが、『FUBUKI J』は手元のしなり感はひかえめで、手元側に重量配分する独自の「カウンター“ツバ“ウェイト」の採用により、ヘッドが軽く感じ従来よりも軽快に振り抜きやすくなっています。

シャフト全体のしなり量も少なくなり、これまでのゆったりした動きからスピード感のある動きに変わり、鋭い先端の弾き感でほどよくボールをつかまえ、低スピンで飛距離性能の高いシャフトです。

切り返しやスイングテンポの速い方で、やさしさく振り抜きの良いシャフトを好む方におすすめです。

KURO KAGE SERIES

米国ツアーを中心に展開した2種類のプロトタイプ。叩ける強弾道のコードネーム“XTS” はKURO KAGE XTとして製品化され、世界のツアーを席巻しています。よりスムーズなしなりで飛距離も追求したコードネーム“XMS”が、グローバルモデル・XMシリーズとして登場しました。

パワーヒッター向けの弾き系  KURO KAGE XT

KURO KAGE XT
発売
2015/02
重量
XT60/XT70/XT80
トルク
4.0 (XT60-S)
調子
元 (XT60-S)
2014年シーズン米国男子ツアーを中心に展開した、“XTS”のコードネームを持つツアープロトタイプを商品化。吹け上がり、つかまり過ぎを防いで強弾道を生む「叩ける元調子系の剛性設計」の『KURO KAGE XT』

シャフト先端部にはチタンニッケル金属繊維(Ti-Ni)を複合成型し、当たり負けない低スピンのインパクトを実現しています。

KURO KAGE XT60 (S)
【弾き系】元調子
振り感
KURO KAGE XTシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
2.0
2.0
3.7
2.0
3.5
つかまり
打ち出し
海外のトッププロが使用するシャフトということもあり、全体の剛性が非常にしっかりしています。

切り返しからは手元側がほんの小さくしなり、余計な動きはさせずしっかりインパクトさせることで、力強い低中弾道で飛距離性能の高いシャフトです。パワーヒッターの方が叩いても当たり負けせず、ボールのつかまりはひかえめで、左のミスを警戒する方やフェード系の方と相性が良く、振り抜きやすく吹け上がらないシャフトです。

やや弾き感もありながらしっかり叩ける剛性の高いシャフトなので、上級者のハードヒッターの方におすすめですが、ヘッドスピードのない方でもフェード系でしっかり叩きたいミート率の高い方は、ワンスペック落として使用してみるのもアリかと思います。

KURO KAGE XT おすすめタイプ
・飛距離と方向性を両立させたい。
・弾道高さをおさえたい。
・つかまりづらいシャフトにしたい。
・パワーヒッターでしっかり叩きたい。
・元調子シャフトが好み。
KURO KAGE XTを1回検討してみる
・弾道を高くしたい。
・しなりを感じたい。
・つかまりを良くしたい。
・弾き感で打ちたい。

XTよりつかまりとしなり感をもとめたい KURO KAGE XM

KURO KAGE XM
発売
2015/10
重量
XM50/XM60/XM70/XM80
トルク
3.7 (XM60-S)
調子
中 (XM60-S)
よりスムーズなしなりで飛距離に特化した“XMS”のコードネームを持つツアープロトタイプを商品化。シャフト全体がスムーズにしなり、「打ちだしの高さとつかまりの良さを実現」した『KURO KAGE XM』

XTと同様に、シャフト先端部はチタンニッケル金属繊維(Ti-Ni)を複合成型し、当たり負けない低スピンのインパクトを実現しています。

KURO KAGE XM60 (S)
KUROKAGE XM-ga
【弾き系】中調子
振り感
KURO KAGE XMシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.5
4.7
3.0
4.5
4.3
4.0
つかまり
打ち出し

メーカースペックは中調子ですが、切り返しからは手元~中間のしなりをゆったりと感じやすく、「XT」とは異なる先端の素早くしなやかなしなり戻りで弾き打てるシャフトです。

ほどよいボールのつかまりで弾道も上がりやすいですが、ドロー系のパワーヒッターの方が打つと「ちょっと左を警戒してしまうかな?」といった印象も受けますが、パワーのある方はフレックスを硬くするのもアリだと思います。

『XM60-S』では、HS43m/s~45m/Sぐらいのストレート~フェード系と相性がよく、同じヘッドで他社の60g台のシャフトと振り比べても軽快に振りやすく、ディアマナシリーズよりもやさしく飛距離性能も高い特徴があります。

アベレージクラスの方がカスタムシャフトを試してみたい時も、インパクトのタイミングも合わせやすいので、やさしめのヘッドを選び弾き感や叩くポイントを覚えてくると、ドライバーで攻める楽しさが味わえます。

KURO KAGE XM おすすめタイプ
・飛距離が最重要課題。
・弾道を高さをおさえたい。
・ほどよいつかまりがほしい。
・素直な動きでタイミングも調整したい。
・元~中調子シャフトが好み。
・カスタムシャフト初心者の方もおすすめ。
KURO KAGE XMを1回検討してみる
・方向性が最重要課題。
・弾道を高くしたい。
・スピード感のある動きが好み。
・スイングテンポが速い。

XTシャフトの後継モデル KURO KAGE XD

KURO KAGE XD
発売
2018/10
重量
XD50/XD60/XD70/XD80
トルク
3.5 (XD60-S)
調子
元 (XD60-S)
「KURO KAGE XT」の後継モデルになる『KURO KAGE XD』

先端部にある変形しても速やかに元の形状に回復するチタンニッケル金属繊維(Ti-Ni)が、「XT」は1層でしたが『XD』では2層になりインパクト時のシャフト先端部の当たり負けを防ぎ、低スピンの強弾道を生み出しやすい特徴があります。

パワーに自信がない方もやさしくしく飛ばせる50Rや、アスリートのトレンド「軽・硬」のトレンドを抑えた60TXなど14スペックが発売。

KURO KAGE XD60 (S)
【弾き系】元調子
振り感
KURO KAGE XDシリーズ特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.7
2.5
2.5
4.0
3.0
3.5
つかまり
打ち出し
「XT」と同じ全体の剛性は高いシャフトですが、手元側がしなやかな動きになり、タイミングを取りながら硬さと粘りのある中間部~先端部で、パワーをたくわえながら思い切ってスイングできるシャフトです。

ボールのつかまりも「XT」よりややつかまりやすくなり、方向性を狙いながら弾道高さをおさえ、低スピンで飛距離性能も求めやすいバランスの良さがあります。

ヘッドスピードが40m/s辺りの方で「バランスがよくつかまり過ぎないシャフト」を探してる方は、50g台(フレックス:R/SR/S/X)がラインナップされてますので、タメを作って打つ方なら扱いやすいので『XD』を使用してみるのもアリかと思います。

重量感を出したい方は70g/80g台でパワーを活かしたショットや、直進性のあるヘッドと組んで「軽・硬」セッティングで振り抜きをさらに向上させたりと、重量帯やフレックスも豊富なので、カスタムの幅をひろげやすいシャフトです。

KURO KAGE XT おすすめタイプ
・飛距離と方向性を両立させたい。
・弾道高さをおさえたい。
・「XT」よりつかまりを求めたい。
・「XT」はハード過ぎた方。
・タメのあるスイングタイプの方。
・元調子シャフトが好み。
KURO KAGE XTを1回検討してみる
・弾道を高くしたい。
・しなりを感じたい。
・つかまりを良くしたい。
・ゆっくり動くシャフトが好み。

TENSEI SERIES

材料開発から一貫生産を可能とする三菱ケミカルのアドバンテージを生かし、選択肢の制限を設けず多様な材料を用いて、プレーヤーが求める性能を実現する『TENSEI』。これまでにない性能を実現するため「数多の材料が、高性能シャフトとして転生する」こと、また天性、転成、点睛にも通じる「テンセイ」をブランド名としています。

海外メジャー競技で最も多くの使用率!  TENSEI CK Pro Orange

TENSEI CK Pro Orange
発売
2019/02
重量
Orange50/Orange60/Orange70/Orange80
トルク
3.5 (Orange60-S)
調子
2017-18シーズンの海外メジャー競技で、最も多くのプレーヤーが手にした『TENSEI CK Pro Orange』

手元部に高強度で耐衝撃性に優れるケブラー繊維のハイブリッドクロスを使用し、炭素繊維のみでは実現できないフィーリングの良さに、手元に重心があるカウンターバランスの元調子シャフトで、重いヘッドを入れてもスイングウエィトが約2ポイント軽くなるので、スイングスピードを落とさず振り抜きやすい特徴があります。

世界の飛びを幅広いプレーヤーにお届けするよう50g台からのラインナップされています。

『TENSEI CK Pro Orange』と「TENSEI CK Orange」
現在、国内で販売されているシャフトは『TENSEI CK Pro Orange』で、カーボン素材や手元の重量配分など、同じコスメで特性が異なる「TENSEI CK Orange (国内未発売)」も発売されています。
カスタムで組む場合やUS仕様の商品を購入する時は注意が必要です。『TENSEI CK Pro Orange』は手元部に「W」のマークがあります。
TENSEI CK Pro Orange 60 (S)
【粘り系】元調子
振り感
TENSEI CK Pro Orange 特徴
飛距離
方向性
つかまり
弾道高さ
弾き感
やさしさ
スピン量
4.5
4.7
3.0
2.0
4.5
3.0
3.5
つかまり
打ち出し

フレックスSでもXに近いようなしっかりした剛性で、切り返しから手元のしなりでタイミングを合わせながら、インパクトゾーンでは走り過ぎない硬さのある中間~先端でしっかり叩いて打てます。

適度な粘り感とゆるやかに動くパワフルな弾き感は、これまでの三菱ケミカルシャフトとは一味違う独特動きですが、ヘッドのコントロールがしやすくつかまり過ぎない軽快な振りやすさもあり、左を警戒する方が方向性/飛距離に結果をだしやすいシャフトです。

Sフレックスで硬い部類に入るので、ヘッドスピード40前半の方は重量とフレックス選び(50g-S、60g-Rなど)は気にしたい所ですが、ハード目で打つのか?やさしさを出すのか決めて選べば分厚いインパクトで打ちやすい注目シャフトです。

重量帯やフレックスも豊富で、今後、多くの製品から純正カスタムで発売予定です。

TENSEI CK Pro Orange おすすめタイプ
・飛距離と方向性を両立させたい。
・弾道高さをおさえたい。
・ほどよいつかまりでしっかり叩きたい。
・元調子シャフトが好み。
TENSEI CK Pro Orangeを1回検討してみる
・弾道を高くしたい。
・しなりを感じたい。
・つかまりを良くしたい。
・打点が安定していない。

最高級品質を実現するツアークオリティ 三菱ケミカル

アベレージゴルファーからパワーヒッターまで幅広いラインナップがそろい、自分のスイングタイプに合わせやすいメーカー『三菱ケミカル』

初心者の人やヘッドスピードに自信のない人は『FUBUKI』『KURO KAGE XM』がおすすめで、シャフトのしなり戻りとインパクトのタイミングが合えば、扱いやすく飛距離性能を望めます。

アスリート系シャフトはタイプに合う『ディアマナ』から選んだり、パワー系の方は『KURO KAGE XT/XD』『TENSEI CK Pro Orange』などがおすすめです。

新しいモデルほど、最新素材を使い先端剛性を高めたモデルが多く、「軽・硬」で組みやすいラインナップも多く発売されてます。全体的には素直でつかまり過ぎず、飛距離性能を求めやすいシャフトメーカーです。

トッププロの使用率が高いメーカーですが、ムリをしないスペックを選べばパフォーマンスを上げやすいので、ヘッドの特性を想像しながら楽しんでいただければと思います。

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