恥ずかしくないシャフト選び④三菱ケミカル(旧:レイヨン)

前回の恥ずかしくないシャフト選び③グラファイトデザインから数日後、「三菱ケミカル(旧:レイヨン)のかんたんな違いを教えて!」と、お便りをいただき、今回は「恥ずかしくないシャフト選び④三菱ケミカル(旧:レイヨン)編」を、ざっくりマニアック風にご紹介。

専門的な細かいスペックよりも、アマゴルファーさんは「純正ではなく自分に合うシャフトはどれを選べばよいのか?」が、大前提です。

一般ゴルファーさんにナメられないためにも、ここが勝負のポイントです。

三菱ケミカル(旧:レイヨン)

商号 三菱ケミカル株式会社
炭素繊維・複合材料事業部ゴルフシャフト部
本社所在地 〒100-8253 東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル

三菱ケミカルは、最適な材料開発から完璧な成型までを一貫して管理することのできる、世界で唯一のシャフトメーカーです。
その歴史は古く、これまでOEMメーカーとして国内外のクラブメーカーに多くのシャフトを開発・供給してまいりました。
プレミアムゾーンに限れば、世界でもNO.1の供給量を誇ります。
三菱ケミカルより一部抜粋

三菱ケミカルのシャフトは、各ゴルフメーカーの純正シャフト製造から、世界のゴルファーがシャフトに求める、飛距離性能、方向性、フィーリングの全てを、高いクオリティーで実現しているメーカーです。

2017年4月より、連結子会社である三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社を統合し「三菱ケミカル株式会社」に社名変更。

三菱ケミカルのシャフト実績では、2014/2015/2016/2017年の全英オープンを例に、

2014

順位 選手名 使用シャフト
優勝 R.マキロイ クロカゲ SILVER 70X
2位 S.ガルシア ディアマナ D103X
2位 R.ファウラー ディアマナ D73X

2015
順位 選手名 使用シャフト
優勝 ザック・ジョンソン ディアマナ B 73X
2位T L.ウーストハイゼン クロカゲ 70X
4位T ジェイソン・デイ クロカゲ S TiNi 70X
6位T ダニー・ウィレット ディアマナ W 60X

2016
順位 選手名 使用シャフト
2位 フィル・ミケルソン フブキ J 60X
5位T S.ガルシア クロカゲ S XTS TiNi 80X/td>
5位T R.マキロイ ディアマナ S+ 70X
6位 A・ジョンストン Tensei Blue 60TX

2017
順位 選手名 使用シャフト
2位 マット・クーチャー Tensei CK Blue 60S
4位T R.マキロイ Tensei Orange 70TX
5位T ブルックス・ケプカ ディアマナ D+ 70TX

※国内未発売のモデルも含まれています。
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、セッティングは異なることがあります。

世界の上位陣の多くが、三菱ケミカル社のシャフトを使用しています。

今後も、三菱ケミカル社のシャフトが標準装着された商品が多く発売されてくるのが予想され、アマゴルファーさんも今のうち三菱ケミカル社のシャフトの暗記をしておくと何かと使えます。

三菱ケミカル 種類と位置づけ

Photo:三菱ケミカル
三菱ケミカルのシャフトはラインナップが多く、2015年発売「KURO KAGE クロカゲ」、2019年は「TENSEI テンセイ」が加わりラインナップはさらに充実しています。

今回は、標準カスタムに装着されることが多い「Diamana ディアマナ」「FUBUKI フブキ」「KURO KAGE クロカゲ」「TENSEI テンセイ」に絞ってご紹介させていただきます。

Diamana SERIES

Diamana S-series(青マナ)の登場以来、幾多のツアー史に残る激闘を彩ってきた伝説の青・赤・白。ツアーという最高峰の舞台で、トッププレーヤーが求める性能をそのまま製品化することをコンセプトとしたアスリートブランドシャフトです。

Dia : ダイヤモンド mana : ハワイ語で超自然の力

素直なしなりの粘り系
Diamana B SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   Diamana™ B SERIES

DiamanaB-radar-chart



Diamana B60 (S)
発売 2012/10
重量 64g
トルク 3.6
調子 中元
Diamana B60 (S)
Diamana-B-01
【粘り系】中元調子
Diamana B60 (S) 振り感
手元から中間にかけてしなりが大きくなるシャフト。

速めのしなり戻りから、しっかりボールを叩きたい人におすすめです。

Diamana B 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ゆっくりスイングの人 ガンガン振る人
インパクト しっかり叩きたい 弾き感がほしい

ココがポイント!

通称「青マナ」として有名。
素直なしなり感を重視したい人。
左へのミスを少なくしたい人。

製造終了 Diamana B 装着クラブ

パワーヒッターと相性がよい
Diamana W SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   Diamana™ W SERIES

Diamana W-radar-chart



Diamana W60 S
発売 2013/9
重量 64g
トルク 3.2
調子
Diamana W60 S
Diamana-W-01
【粘り系】元調子
Diamana W60-S 振り感
パワーヒッターに人気の元調子シャフト。

タイミングの合わせやすいゆっくりめのしなり戻りで、しっかりボールを弾きたい人におすすめです。

Diamana W 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 方向性が最重要課題の人 飛距離が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ゆっくりも早めも〇 パワーがない
インパクト 弾き感がほしい しっかり叩きたい

ココがポイント!

通称「白マナ」。
左へのミスを少なくしたい人。
ヘッドスピード&ミート率がある人。
吹け上がらない中弾道。

製造終了 Diamana W 装着クラブ

飛距離を求める弾き系
Diamana R SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   Diamana™ R SERIES

Diamana R-radar-chart



Diamana R60 S
発売 2014/9
重量 64g
トルク 3.5
調子
Diamana R60 S
Diamana R-550-50
【弾き系】中調子
Diamana R60-S 振り感
手元と先端にしなりがあるダブルキックシャフト。

素早いしなり戻りはボール初速が上がり、柔らかめの先端がボールをつかまえやすく、高弾道を狙いたい人におすすめです。

Diamana R 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 高弾道が好き 中弾道が好き
スイングタイプ ゆっくりスイングの人 ガンガン振る人
インパクト 弾き感がほしい しっかり叩きたい

ココがポイント!

通称「赤マナ」。
Wシリーズではハード過ぎた人。
ヘッドスピードがなくてもミート率が高い人。
弾き感と飛距離を求めたい。
つかまりの良い高弾道を求めたい。

製造終了 Diamana R 装着クラブ

飛距離を求めはね返す力強さ
Diamana BF SERIES

diamana-bf-680

diamana-bf-radar-chart


Diamana BF60 S
発売 2016/08
重量 65.5g
トルク 3.9
調子 中元
Diamana BF60 S
diamana-bf-550
【粘り系】中元調子
Diamana BF60 S 振り感
Diamana Bシリーズの後継モデル。

素直なしなりが特徴とされる「青マナ」。高強度炭素繊維「MR70」とボロン繊維を複合成型した最新素材を使用し、中間部~先端部の剛性が強くなったことで、強いしなり戻りとコントロール性能が向上。

切り返しからは手元側が小さくしなり、スムーズなしなり戻りは「青マナ」の特徴がでていますが、素早いしなり戻りの力が強いシャープな挙動のシャフトです。先端部は硬めなのでつかまり過ぎず、コントロール性も高いので、ドローやフェードと意図した球筋を打ちたい、ヘッドスピードの速い人やインパクトで叩く人と相性がよく、ヘッドの特性も出やすいシャフト。

クセのない振りやすさと、スピード感のあるつかまり過ぎないシャフトが好きな方におすすめですが、最近のシャフトに多いしっかり感もあるので、HS45m/s以下の方はワンスペック落としてみると、よい結果がでやすいと思います。

Diamana BF 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 方向性が最重要課題の人 飛距離が最重要課題の人
弾道 中高弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ガンガン振る人 ゆっくりスイングの人
インパクト しっかり叩きたい 弾き感がほしい

ココがポイント!

4代目通称「青マナ」。
3代目Bシリーズでしなりすぎた人。
左へのミスを少なくしたい人。
ヘッドスピード&ミート率がある人。
つかまり過ぎない、素直なシャフトが好み。

Diamana BF 装着クラブ

ほどよくつかまるスピード感
Diamana RF SERIES




Diamana RF60 S
発売 2017/09
重量 65g
トルク 3.5
調子
Diamana RF60 S
【弾き系】中調子
Diamana RF60 S 振り感
Diamana Rシリーズの後継モデル。

シャフト先端の走りが特徴の「赤マナ」の最新モデル『ディアマナRF』は、前モデルRシリーズよりも先端の動きが大きく、手元側の動きも少しなめらかになり、前モデルのようなダブルキックの動きよりは、先端の走りが特徴のシャフト(メーカー資料は中調子)。

先端側に動きがあるシャフトは、ボールのつかまりがよくスピード感と弾き感もあり、飛距離性能の高さも特徴ですが、コントロールしづらいことやつかまり過ぎの引っかけなどを警戒する面もありました。『ディアマナRF』では、先端部を高強度炭素繊維「MR70」とボロン繊維などで強化させ、当たり負けを防ぎながら、叩いても左には行きにくい安心感が特徴です。

切り返しからは手元側になめらかなしなりを感じ、中間部の剛性は高めです。インパクト付近では、素早く動く先端の弾き感でボールをつかまえ、高弾道で飛距離も狙いやすいシャフト。

手元側のしなりがタイミングを合わせやすいので、トップからの切り返しがゆっくりな方やタメをあまり作らない方、剛性の高い先端でほどよくつかまえながら弾き感も強く、フェード系の方もしっかりと左に振りやすい安心感があると思います。

シャフトの動きはオートマチックに振るイメージから、インパクトのタイミングに集中して打っていけるやさしさもあり、よい意味で動きの良いシャフトですが、最近のシャフトに多いしっかり感もあるので、HS45m/s以下の方は、ワンスペック落としてみるとよい結果がでやすいかもしれません。

Diamana BF 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 方向性が最重要課題の人 飛距離が最重要課題の人
弾道 高弾道が好き 中高弾道が好き
スイングタイプ ゆっくりスイングの人 ガンガン振る人
インパクト 弾き感がほしい しっかり叩きたい

ココがポイント!

4代目通称「赤マナ」。
先端が走り、ほどよくつかまるシャフトが好き。
弾道を高くしたい。
左へのミスを少なくしたい人。
タイミングを合わせやすいシャフトが好き。

Diamana RF 装着クラブ

スムーズな振り抜きと安定感
Diamana DF SERIES

2019年モデル




Diamana DF60 S
発売 2018/09
重量 64g
トルク 3.8
調子
Diamana DF60 S
【粘り系】中調子
Diamana DF60 S 振り感
パワーヒッター向けのDiamana Wシリーズ(白マナ)の系統になるシャフトですが、黒いコスメになり「飛んで曲がらない」を幅広いゴルファーへ向けた『Diamana DF』

最近のシャフトと比較すると、先端がBFやRFよりも硬い剛性になり、ボールのつかまり過ぎを抑えながら打点の安定性を高めています。振り感は、切り返しからは手元側がややしなり、ダウンスイングにかけてシャフト全体がスピーディーにしなり戻りますが、タイミングの取りやすいほどよい粘り感があり、クセのない振り抜きの良さが特徴です。

硬い先端剛性は、つかまりのよいシャフトではありませんが、左へのミスを警戒するフェード系の方と相性がよく、ガッツリ叩かなくても低スピンの中弾道で、方向性と飛距離を伸ばしやすい安定感があります。

素直なシャフトですが先端が硬いので、パワーヒッターの方で打点が安定しない方におすすめで、重量を1スペック上げ弾道を重くしてみたり、アベレージヒッターの方は50g台で軽くすれば扱いやすいシャフトです。

Diamana DF 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 方向性も飛距離も◎
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ オールラウンダー
インパクト しっかり叩きたい 弾き感がほしい

ココがポイント!

方向性と飛距離に加え安定感の高いシャフト。
クセがなく振り抜きのよいシャフトが好き。
タイミングを合わせやすいシャフトが好き。
左へのミスを少なくしたい人。
つかまりをおさえ、中弾道の低スピン。

Diamana DF 装着クラブ

FUBUKI SERIES

FUSION-BUKIを意味し、「テクノロジーの融合により、これまでにない性能を実現し、プレイヤーの強力な武器となること」をテーマとし、バット部のデザインは、手裏剣と雪の結晶の融合を表現しています。

シャフトのタメを感じたいなら
FUBUKI α SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ α SERIES

FUBUKI α 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 方向性が最重要課題の人 飛距離が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ガンガン振る人 ゆっくりスイングの人
インパクト 打ち込みは意識しない しっかり打ち込む

ココがポイント!

しなりとタメを感じたい。
パワーはないが強い球が打ちたい。
タイミングを合わせやすいシャフトが好き。
弾道のバラつきをおさえたい。

FUBUKI α 装着クラブ

しなりとタメを自在に操りたいなら
FUBUKI K SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ K SERIES

FUBUKI K 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ガンガン振る人 ゆっくりスイングの人
インパクト しっかり打ち込む 打ち込みは意識しない

ココがポイント!

しなりとタメをいかせる上級者。
方向性を打ち分けたい。
タイミングを合わせやすいシャフトが好き。
つかまりの良さを求めたい。

製造終了 FUBUKI K 装着クラブ

飛距離重視の弾き系なら
FUBUKI J SERIES

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   FUBUKI™ J SERIES

FUBUKI J 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ガンガン振る人 ゆっくりスイングの人
インパクト 打ち込みは意識しない しっかり打ち込む

ココがポイント!

ダウンスイングから一気に振りぬく人。
強弾道を求めたい。
つかまり過ぎないシャフト。

製造終了 FUBUKI J 装着クラブ

KURO KAGE SERIES

米国ツアーを中心に展開した2種類のプロトタイプ。叩ける強弾道のコードネーム“XTS” はKURO KAGE XTとして製品化され、世界のツアーを席巻しています。よりスムーズなしなりで飛距離も追求したコードネーム“XMS”が、グローバルモデル・XMシリーズとして登場しました。

パワーヒッター向けの弾き系 
KURO KAGE XT

三菱レイヨン   ゴルフシャフト   KURO KAGE™ XT SERIES NEW

KURO KAGE XT-radar-chart



KURO KAGE XT60 S
発売 2015/2
重量 63g
トルク 4.0
調子
KURO KAGE XT60 S
KUROKAGE XT-ga
【弾き系】元調子
KURO KAGE XT60-S 振り感
手元側にしなりがある、弾き系のパワーヒッターと相性の良いシャフト。

硬いしなりと鋭い弾きが特徴。パワーはあるがヘッドスピードに自信がない人でも、しっかり叩いて打てます。

KURO KAGE XT 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 中弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ とにかくパワーがある 人並のパワー
インパクト 弾いて叩ける

ココがポイント!

パワーを活かせるしっかりしたシャフトを選びたい。
つかまり過ぎないシャフト。
吹け上がらないボールを打ちたい。
H.Sがなくてもミート率があればワンスペック下で。

KURO KAGE XT 装着クラブ

XTよりつかまりとしなり感をもとめたい。
KURO KAGE XM

KURO KAGE™ XM SERIES NEW

KURO KAGE XM-radar-chart



KURO KAGE XM60 S
発売 2015/10
重量 63g
トルク 3.7
調子
KURO KAGE XM60 S
KUROKAGE XM-ga
【弾き系】中調子
KURO KAGE XM60-S 振り感
しなやかなしなりと、しっかりとした剛性の『KURO KAGE XM』

素早いしなり戻りと剛性の強い先端で、強く弾くタイプにおすすめです。ボールのつかまりもよく、ドロー系のパワーヒッターの方が打つと「ちょっと左を警戒してしまうかな?」といった印象も受けますが、パワーのある方はフレックスを硬くするのもアリだと思います。

HS43m/s~45m/Sぐらいの方は、ストレート~フェード系と相性がよく、同じヘッドで他社の60g台のシャフトと振り比べても軽快に振りやすく、やさしさもありながら飛距離性能も高いシャフト。

アベレージクラスの方がカスタムシャフトを試してみたい時にも、インパクトのタイミングも合わせやすいので、やさしめのヘッドを選び、弾き感や叩くポイントを覚えてくると楽しいシャフトになると期待できます。

KURO KAGE XM 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人 方向性が最重要課題の人
弾道 中高弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ゆっくりスイングの人 ガンガン振る人
インパクト 弾き感がほしい しっかり叩きたい

ココがポイント!

弾道を高くしたい。
つかまりを求めたい。
強弾道を求めたい。
素直な動きと弾き感が好み。
カスタムシャフト初心者の方もおすすめ。

KUROKAGE XM 装着クラブ

XTシャフトの後継モデル。
KURO KAGE XD

2018年モデル



KURO KAGE XD60 S
発売 2018/03
重量 64.5g
トルク 3.5
調子
KURO KAGE XD60 S
【弾き系】元調子
KURO KAGE XD60-S 振り感
KURO KAGE XTの後継モデルになる『KURO KAGE XD』

先端部にある、変形しても速やかに元の形状を回復する性質の「チタンニッケル繊維」を、「XT」は1層でしたが『XD』では2層になり、インパクトのシャフト先端部の当たり負けを防ぎ、低スピンの強弾道を生み出しやすい特徴があります。

「XT」と同じく全体の剛性は高いシャフトですが、手元側がしなやかな動きになり、タイミングを取りながら、硬さと粘りのある中間部と先端部にパワーをたくわえながら、思い切ってスイングできるシャフトです。

ボールのつかまりも「XT」よりややつかまりやすく、方向性を狙いながら高さをおさえ、低スピン弾道で飛距離性能も求めやすいバランスの良さがあります。

ヘッドスピードが40m/s辺りの方で、「バランスがよくつかまり過ぎないシャフト」を探してる方は、50g台(フレックス:R/SR/S/X)がラインナップされてますので、タメを作って打つ方なら扱いやすいので、『XD』を使用してみるのもアリかと思います。

重量感を出したい方は70g/80g台があり、パワーを活かしたショットや、直進性のあるヘッドと組んで「軽・硬」セッティングで、振り抜きをさらに向上させたりと、重量帯やフレックスも豊富なので、カスタムの幅をひろげやすいシャフトです。

KURO KAGE XM 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離が最重要課題の人
弾道 中高弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ ガンガン振る人 ゆっくりスイングの人
インパクト 弾き感で叩ける

ココがポイント!

パワーはあるが、XTでは弾道が低すぎた。
パワーはあるが、XTではつかまりが悪かった。
強弾道を求めたい。
タメのあるスイングタイプの方。
「軽・硬」セッティングを試したい。

KUROKAGE XD 装着クラブ

TENSEI SERIES

材料開発から一貫生産を可能とする三菱ケミカルのアドバンテージを生かし、選択肢の制限を設けず多様な材料を用いて、プレーヤーが求める性能を実現する『TENSEI』。これまでにない性能を実現するため「数多の材料が、高性能シャフトとして転生する」こと、また天性、転成、点睛にも通じる「テンセイ」をブランド名としています。

海外メジャー競技で最も多くの使用率! 
TENSEI CK Pro Orange



TENSEI CK Pro Orange 60 S
発売 2018/3
重量 63.5g
トルク 3.5
調子
TENSEI CK Pro Orange 60 S
【粘り系】元調子
TENSEI CK Pro Orange 60 S 振り感
2017-18シーズンの海外メジャー競技で、最も多くのプレーヤーが手にした『TENSEI CK Pro Orange』

手元部に高強度で耐衝撃性に優れるケブラー繊維のハイブリッドクロスを使用し、炭素繊維のみでは実現できないフィーリングの良さに、手元に重心があるカウンターバランスの元調子シャフトで、重いヘッドを入れてもスイングウエィトが約2ポイント軽くなるので、スイングスピードを落とさず振り抜きやすい特徴があります。

全体の剛性は硬めですが、切り返しから手元のなめらかなしなりがあり、タイミングが合わせやすい適度な粘りから、走り過ぎない硬さのある中間から先端でしっかり叩け、スピン量を抑えた弾道がでやすく、つかまり過ぎない軽快な振りやすさで、方向性/飛距離に優れた扱いやすいシャフトです。

Sフレックスでもかなり硬い部類に入るので、ヘッドスピード40前半の方は、重量とフレックス選びは気にしたい所ですが、ハード目で打つのか?やさしさを出すのか決めて選べば、分厚いインパクトで打ちやすい注目シャフトです。

重量帯やフレックスも豊富で、今後、多くの製品から純正カスタムで発売予定です。

TENSEI CK Pro Orange 相性の良いタイプ 相性の悪いタイプ
方向&飛距離 飛距離/方向性ともに◎
弾道 中高弾道が好き 高弾道が好き
スイングタイプ オールラウンダー
インパクト 弾き感で叩ける

ココがポイント!

手元側のしなりが好み。
ややゆっくりめに動くシャフトが好み。
振り抜きの良いシャフトが好み。
強弾道を求めたい。
タメのあるスイングタイプの方。
「軽・硬」セッティングを試したい。

『TENSEI CK Pro Orange』と「TENSEI CK Orange」
現在、国内で販売されているシャフトは『TENSEI CK Pro Orange』で、カーボン素材や手元の重量配分など、同じコスメで特性が異なる「TENSEI CK Orange (国内未発売)」も発売されています。
カスタムで組む場合やUS仕様の商品を購入する時は注意が必要です。『TENSEI CK Pro Orange』は、手元部に「W」のマークがあります。

TENSEI CK Pro Orange 装着クラブ

三菱ケミカル ざっくりタイプを暗記

  

名称 ゴルファータイプ
Diamana ディアマナ 本格アスリート系 
FUBUKI フブキ アスリートからアマチュアまで幅広く対応
BASSARA バサラ 軽量シャフト
KURO KAGE クロカゲ パワー系「XT/XD」しなやかさ「XM」
TENSEI CK Pro Orange 剛性が高く粘り感と弾き感

最高級品質を実現するツアークオリティ 三菱ケミカル

アベレージゴルファーからパワーヒッターまで幅広いラインナップがそろい、自分のスイングタイプに合わせやすいメーカーが三菱ケミカル。

初心者の人やヘッドスピードに自信のない人は『FUBUKI』シリーズから選び、シャフトのしなり戻りとインパクトのタイミングが合えば飛距離と扱いやすさを望めます。

アスリート系シャフトは新しいモデルほど、最新素材を使い先端剛性が高い傾向にあり、自分に合うしなりで弾き打つことで、素直でつかまり過ぎず、飛距離性能を求めやすいシャフトが多くなっています。

トッププロの使用率が高いメーカーですが、ムリをしないスペックを選べば、パフォーマンスも上げやすいので、ヘッドの特性を想像しながら楽しんでいただければと思います。

この記事に「ガッテン!」
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