タイトリスト・Vokey SM6 発売日は2016年3月中旬予定

注目新製品

タイトリスト・Vokey SM6

SM-6-1

今回発売になる、タイトリスト・Vokey SM6のキャッチコピーは、

「ショートゲームを制す、狙い通りの距離感とスピンコントロール」

前モデル、SM5もかなりの激スピンでしたが、現在世界のトッププロがこぞってテストしているSM6は、さらにスピン性能が向上しているようです。

SM6に合うゴルファーのタイプ。
・構えた時に開きやすさを重視する方。
・全体的にヘッド形状を見る方。
・丸みを帯びた形状が好きな方。

では、さらなるスピンコントロールができるために、何が変わったのでしょうか?

SM6はグラインドによる重心位置が変わりました。

SM5とSM6の大きな違いは、グラインド(ソール形状)による重量配分が変わりました。

SM-6-3
スクエアに構えることが多い番手は低めの重心で、フェースを開くアプローチやバンカーを打つ番手は高めの重心になり、各クラブのボールが当たる場所に、最適な重量配分をすることで、同じフィーリングで打てるようです。

SM6-グラインド
横から見ると、グラインドの違いで厚みが違うのが分かります。

TX4グルーブ&パラレルミーリング

SM5からSM6では、溝の加工も新しくなりました。

SM6-TX4
SM5は“TX3”グルーブ(溝)でしたが、SM6では新設計”TX4グルーブ”になり、溝と溝の間に精密加工パラレルミーリングが施されています。

SM6-spin
番手間の溝の深さはSM5と同様で、46°~54°は、やや深めで幅の狭い溝、56°~62°には、やや幅が広めの溝を採用しています。

毎回悩むグラインド。SM6はどう選ぶ?

タイトリストのウエッジは、グラインド(ソール形状)の種類が多いので、選ぶ時に迷う人も多いようです。

SM6は、自分に合うグラインド(ソール形状)選びがポイントです。

タイトリストが説明するグラインド(ソール形状)の選び方をご紹介させて頂きます。

ダフリやすい人はバウンスを大きく

step1
ダウンブローに進入してきたヘッド。
step2
インパクト時、ボールに当たる瞬間、同時にソールも地面に接地。
step3
インパクト時に地面に触れたソールが、バウンス効果でヘッドを下に潜らせず、ヘッドが前進。

バウンスが大きいと、インパクト時にヘッドが地面にもぐらず、ヘッドを前に進ませる効果があるので、バウンスが大きい方がダフリづらくなります。

バウンスから打ち込む意識が大事

step3_img2-4

ウエッジを使えてるかどうかは、ソールのキズの位置を見れば分かります。
新しくSM6に替える方は、ソールの後ろの方にキズが付いてると、さらにカッコよいですね。

タイトリスト:正しいウエッジの選び方ガイド

タイプ別 SM6のグラインド。

Fグラインド
SM6-fgrind
Fグラインドは適度に丸みがあるソールで、フルショットに適しています。
番手 46/08
48/08
50/12
52/12
56/14
PWを抜いてSM6に替える人は、46/08や48/08。

【バウンスを積極的に活かすF】
バウンスを使いながら、ダウンブローやレベルブローなど、打ち込むタイプの人にオススメです。開いた時にも、自然にバウンスが大きくなります。

Sグラインド
SM-6-sgrind
Sグラインドは、トレーディングエッジとヒール側が少しグラインドされ、スクエアに構える事がおおく、たまにフェースを開く人に向いています。
番手 56/10
58/10
スクエアに構えたときはFグラインドとほぼ同じ。

【バウンスを積極的に活かすS】
Fよりもややオープンにも構えやすく、ダウンブローやレベルブローなど、打ち込むタイプの人で、バウンスを抑えたい人にオススメです。

Kグラインド
SM6-kgrind
Kグラインドは、ソールの幅が広く丸みがあります。ソール幅があるのでバンカーショットや、丸みのあるソールは様々なライにも適しています。
番手 58/12
60/12
最も幅が広いソールはバンカーが苦手な人にオススメです。

【バウンスを自然に活かすK】
自然にバウンス効果を得られるソール形状のKは、バンカーでフェースを開けない人でもバウンス効果が得やすいです。
アプローチでは、あまり打ち込まない人にオススメです。

Mグラインド
SM6-mgrind
Mグラインドは、トゥからヒールにかけてグラインドされ、オープンに構えやすく、フェースを開いた時にリーディングエッジが浮きにくいのが特徴。
番手 54/08
56/08
58/08
60/08
62/08
多くのツアープロも愛用しているMグラインド。

【バウンスを操るM】
スクエア、オープンと構えやすく、バウンスを抑えた設計。進入角をコントロールをしながらバウンス効果を操り、やや打ち込むタイプの人にオススメです。

SM6 日本仕様のシャフトは3種類

SM5では2種類のシャフトが用意されていましたが、SM6では3種類になりました。

トゥルーテンパー社
Dynamic Gold S-200
dg
コントロール性能と優れた安定性は、ツアープレーヤーや上級者から絶大な支持を得るDynamic Gold。
元調子。
日本シャフト社
N.S.PRO 950GH
N.S.PRO
重量バランスとコントロール性に優れた、軽量スチールシャフトの代名詞N.S.PRO 950GH。
中調子。
日本シャフト社
N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
Products | 日本シャフト
PGAツアープロが選び育てた新ブランド。弾道、距離、方向性を求めるN.S.PRO MODUS3 TOUR 120。
中元調子。

ボーケイウエッジはヘッドが重いので、フルショットの距離や力を入れて打ち込む時に、シャフトが柔らかいと先端が暴れやすいので、先端が硬めのDG-S200やN.S.PRO MODUS3 TOUR 120の相性が良さそうです。

SM6 カラーは2色

前モデルSM5のカラーは、ツアークロームとゴールドニッケルでしたが、SM6はツアークロームとスティールグレーPVDと呼ばれるシブいカラーになりました。

SM6-crome
ツアークローム仕上げ
SM6-PVD
スティールグレーPVD仕上げ

ちなみに海外では?

SM-6-Jet_Black
海外では激シブのブラック仕上げが発売されます。

グラインドも日本では発売されない”Lグラインド”が発売されるようです。

SM6 ロフト表
ツアークローム スティールグレー
46-08F
48-08F
50-12F
52-12F
54-08M
56-08M
56-10S
56-14F
58-08M
58-10S
58-12K
60-08M
60-12K
62-08M
バランス
S200
46°~52° D3
54°~62° D5

N.S.PRO 950GH
46°~52° D2
54°~62° D4

MODUS3 TOUR 120
46°~52° D3
54°~62° D5

発売日は2016年3月中旬予定

sm6_5808
sm6_5808-2
SM6 5808M

今年前半の話題は、これから発売になるSM6。発売は3月中旬の予定。

まだ試打していなので、打感などのレポートはできませんが、当サイトに届きましたらレポートさせて頂きたいと思います。

これまでのボーケイ・ウエッジの流れを見ても、現在ウエッジでできる技術の”完成系”のような商品で、今の所、他社と比較しても最上位に位置するウエッジに感じます。

SM6の発売を期に、また色々なメーカーが対抗モデルを発売してきますので、この辺も楽しみにしたい所です。

タイトリスト・Vokey SM6

タイトリスト:SM6

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