2020年、社会現象になるほど大ヒットした「鬼滅の刃」は、登場する組織「鬼殺隊」に属する主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)らが、「日輪刀(にちりんとう)」と呼ばれる刀と、鍛錬して習得した「全集中の呼吸」を駆使して戦う、人間と鬼との死闘を描いたマンガです。
ブームにとりあえず乗っておくためにも、鬼滅とゴルフを強引にこじつけるならば、ゴルフコースという鬼を日輪刀のような自分に合うゴルフクラブを見つけ、練習場で習得した「全集中・ぶっ飛びの呼吸」で戦いに挑めば、よもや 負けることはあるまい。
まずはティーショットで「自滅の刃」 にならないためにも、今回は2020年に発売されたアスリート向けドライバーの中から、おすすめ13モデルをご紹介。
鬼滅の刃【全23巻】
Renta!は、マンガなどが100円からPC・スマートフォン・タブレットですぐ読めるレンタルサイトです。
ざっくりスペックの見方
・スペックは当サイト調べ。
ざっくり重心距離
重心距離 は、シャフトの軸線からフェイス面の重心までの距離で、ヘッドの返りやスイングに影響します。
重心距離が短いヘッドの特徴。
・ヘッドがターンしやすく操作性が高い。
・ボールをつかまえやすく振り抜きやすい。
・ヘッドの操作ミスが起こりやすい。
・ヘッドの動きをコントロールできる安定したスイングだと◎。
重心距離が長いヘッドの特徴。
・ヘッドがゆっくり大きくターンしやすい。
・重心距離が短いヘッドと比べインパクトのエネルギーが大きい。
・重心距離が短いヘッドと比べ振り抜きづらい。
・振り遅れしやすくフェースが開きやすい。
ざっくり重心深度
重心距離 は、重心から引いた垂線とフェースのリーディングエッジまでの距離で、打ち出し角やスピン量に影響します。
重心深度が浅いヘッドの特徴。
・打ち出し角が低くなる。
・スピン量が減る。
・つかまりをおさえられる。
・インパクトでロフトが立ちやすい。
重心深度が深いヘッドの特徴。
・打ち出し角が高くなる。
・スピン量が増える。
・慣性モーメントが高い(大MOI)。
・インパクトでロフトが安定しやすい。
ざっくりMOI
・PING G425シリーズ イメージ図。
慣性モーメント (Moment of Inertia = MOI) は、
物体の回転のしにくさを示す数値 で、ここ数年発売されているヘッドは全体的にヘッドの奥行きがある
「重心深度深め」 ヘッドが多く、数値が大きくなってきている傾向です。
MOIが小さいヘッドの特徴。
・ヘッドの操作性が高い。
・ボールをつかまえて飛距離を伸ばせる。
・振り抜きやすいが軌道がずれやすい。
・スイートエリアが狭い。
・リストターンの割合が多めのスイングと相性◎
MOIが大きいヘッドの特徴。
・ヘッドの動きが安定しやすいがフェースターンしづらい。
・ヘッドがブレづらく打点ミスに強い。
・ボディーターンの割合が多いスイングと相性◎
重心深度が「浅い」 ヘッドは、低スピンで操作性がよい反面、寛容性が低い傾向になり、重心深度が「深い」 ヘッドは弾道が上がりやすく、慣性モーメントも高いのでミスヒットにも強い反面、ヘッドスピードやボール初速を上げづらい傾向があります。
ドライバーMAP アスリート編2020-2021
※当サイトの試打基準です。
左上のゾーンはつかまりがよく弾道が上がりやすいヘッドで、右下のゾーンに行くほどつかまりをおさえながら操作性もあり、低スピン色が強いヘッドになります。左側から真ん中付近のモデルは平均的にMOIが高めで、直進性が高くミスヒットに強い特徴があります。
今回ご紹介するヘッドは、どれもハイレベルな横並びの飛距離性能が特徴的ですが、重心距離やMOIなども含め何かしらメリットを優先すれば、その代償のデメリットがゴルフクラブにはあるので、この辺が選ぶむずかしさでもあり楽しい部分でもあります。
アスリート系ヘッドは、海外メーカーはもちろん国内メーカーも、PGAツアーで戦えるヘッド作りを目指し年々進化し、年式の新しいヘッドほどこれまでのデメリットを最新テクノロジーでカバーしやすくしてくれてます。
自分のスイングに合う『フェースローテーションしやすいヘッド』を大前提 に選び、違和感なくスイングができればよりヘッド性能を引き出せ、強烈な”ぶっ飛び”を体感できると思います。
とにかくつかまり重視のヘッドなら!
スライス撲滅キャンペーン中の方は「SFT」!
ピン G425 SFT ドライバー
標準シャフトラインナップ
・ALTA J CB SLATE
・PING TOUR 173-55/65/75
・ALTA DISTANZA
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅶ
・TENSEI CK Pro Orange
・カスタム対応。
右へのミスを軽減するため、ウェイトをヒール寄りに
固定配置 させながら、つかまりに加えSFT専用の空気抵抗を抑制し、インパクトゾーンでヘッドが安定する「VORTEC」テクノロジーが搭載され、SFT史上最も叩けるヘッドへと進化した
『G425 SFT』ドライバー。 。
『G425 SFT』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-1.0°/-1.5°/+1.0°/+1.5°」、ライ角は「スタンダード/フラット」で8ポジションの調整が可能です。
※ヒール部の弾道調整機能はついておりません。
G425 SFT ドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
ヘッド体積は前モデル「G410 SFT」ドライバーから5cc大きな460ccの安心感ある投影面積になり、「G425 MAX」ドライバーよりもフェース角がクローズでアドレスからつかまるイメージをだしてくれる外観です。「G425 MAX」ドライバーより重心距離がおさえられフェースがターンしやすく、約13%ヒール寄りに設計された重心位置は約20ヤード左へつかまりやすくなり、
前モデル「G410 SFT」ドライバーを約5%上回る最大MOIを実現した設計になっています。
打感などはさほど「G425 MAX」ドライバーと変わりませんが、大MOI設計でもヒール寄り重心設計と大きな重心角の効果でフェースが閉じやすく、「G425 MAX」ドライバーよりもガッツリつかまり、高弾道のドロー系弾道がでやすい特徴です。左を警戒する方にはあまりおすすめできませんが、スライス/プッシュアウトなど右方向のミスが気になり思い切ってスイングできない方や、ヘッドスピードが遅めの方と相性がよく、つかまり感を覚えてくれば力強い弾道になり、自信をもってティーショットを打ててくると思います。
参考数値 ロフト10.5° シャフトSpeeder 661 EVOLUTION Ⅶ
HS 43m/s キャリー229y
G425 SFTドライバーおすすめタイプ
・アドレスで安心感のあるヘッド形状が好み。
・スライス/プッシュアウトがでやすい。
・ゆっくりめなヘッドターンが好み。
・オートマチックにボールをつかまえたい。
・やや軽めのヘッドで振りぬきやすくしたい。
・弾道を高くしたい。
G425 SFTドライバーを1回検討してみる
・投影面積の大きなヘッドは苦手。
・つかまり過ぎるヘッドは苦手。
・左へのミスを少なくしたい。
・しっかりした打感が好み。
・弾道高さをおさえたい。
オートマ系でヘッドのパワーを引き出す!
高打出し・低スピン!Gシリーズ史上最大MOI!
ピン G425 MAX ドライバー
標準シャフトラインナップ
・ALTA J CB SLATE
・PING TOUR 173-55/65/75
・ALTA DISTANZA
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅶ
・TENSEI CK Pro Orange
・カスタム対応。
2018年に発売された「G400 MAX」は、上下左右MOIの合計値が「約9,700g・cm2」と大きな数値で、「この数値を超えなければ後継モデルは発売されない」とされ「G410」シリーズにはラインナップされませんでしたが、その数値を超えるGシリーズ史上最大MOIを誇るヘッドが完成し、「G400 MAX」とヒットした前モデル「G410 PLUS」の良いところを集約した
『G425 MAX』ドライバー が発売。空力性能やフェースのたわみ効果で最大初速を狙うテクノロジーを搭載し、ピンのポリシー「やさしさ」を追求したヘッドです。
『G425 MAX』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-1.0°/-1.5°/+1.0°/+1.5°」、ライ角は「スタンダード/フラット」で8ポジションの調整が可能です。
G425MAX ドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
横幅が広く460cc以上に見えるドッシリ大きな投影面積は安心感のかたまりで、濃い目のマットブラックは力強く思い切って打っていけるイメージの外観です。「G400MAX」ドライバーよりヘッドの座りが大きく向上し、ヘッドの外観からも分かる深い重心深度に
26g の可変式弾道調整ウェイトが装着されることで、ウェイト調整してもMOIの数値が下がらず
左右のブレ幅の少ない力強い弾道を打ちやすくしています。
・フェース素材は「G410」と同じ、PING独自の熱処理で生まれた高強度・極薄の反発素材「FORGED T9S+チタン」フェースを採用。
「G400 MAX」「G410 PLUS」ドライバーと比べると初速の速さが大きく向上し、シャットめにスイングできる方でしたら、やさしくほどよいスピン量で高弾道を打ちやすいヘッドです。「G400 MAX」ドライバーはやや甲高い打音で硬めの弾き感のヘッドでしたが、
『G425 MAX』ドライバー はやや乾いた落ち着きのある打音でマイルドさが残る弾く打感に変わり、あまりパワーがない方でも打ちやすいフィーリングに向上しています。ヘッドがブレづらい大MOIのヘッドですが多少ヘッドの操作感もだせ、フェースの上でボールが滑りづらいので、つかまりのよい高弾道のストレートドロー弾道が打ちやすく、インパクトでフェース面の管理だけできれば、オートマチックに安定感のあるビックキャリーで攻められます。
弾道は上がりやすいので、ヘッドスピードのある方は先端硬めのシャフトなどがおすすめです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトSpeeder 661 EVOLUTION Ⅶ
HS 43m/s キャリー234y
HS 48m/s キャリー265y
G425 MAXドライバーおすすめタイプ
・アドレスで安心感のあるヘッド形状が好み。
・つかまりやすいヘッドが好み。
・ゆっくりめなヘッドターンが好み。
・ミスヒットに強く直進安定性を求めたい方。
・弾道を高くしたい方。
・やさしい飛び系ヘッドを探している方。
G425 MAXドライバーを1回検討してみる
・投影面積の大きなヘッドは苦手。
・ヘッドの操作性は高い方が好み。
・しっかりめの打感で叩きたい方。
・弾道高さをおさえたい。
・やや重いヘッドはハード過ぎる方。
フェースに航空宇宙素材を使用したドライバー!
タイトリスト TSi2 ドライバー
標準シャフトラインナップ
・TSP110 50 (SR/S/Tour-S)
・TSP322 55 (SR/S/Tour-S)
・Tour AD DI-5 (S)
・Tour AD DI-6 (S)
・カスタム対応。
“Speed” をテーマにした新たなる挑戦「TS=タイトリススピード」 は今モデルで2代目になり、高い許容性が生み出すストレート弾道の『TSi2』ドライバー と、進化した弾道調節機能「SureFit CGトラック」搭載し、さらに思い通りの強弾道を打ちやすい「TSi3」ドライバーがラインナップ。
TSに『i』 が加わり「Inovation/イノベーション(革新)」「Inertia/イナーシャ(慣性)」「Integration/インテグレーション(統合)」「Impact/インパクト」の意味が込められています。
『TSi2』ドライバー は、よりボール初速を上げるためエアロシェイプの形状改良が施され、許容性を求めるユーザーにも対応するため大きな慣性モーメントを実現した、オートマチック性とやさしさを高めたモデルです。フェース素材には航空分野で採用された強靭性を誇るATI社の
「425チタン」 が採用され、あらゆる打点で最高レベルのボール初速を発揮し、平均飛距離を大きく伸ばすことに貢献。「TSi」のスピードパフォーマンスを支えるキーテクノロジーになっています。
『TSi2』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフト角を基準値から「+0.75°/+1.5°/-0.75°」、ライ角「+0.75°/+1.5°/-0.75°」の範囲で、16通りのポジション調整が可能です。
TSi2 ドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
ややオープンフェースの投影面積が大きな丸型形状で、輪郭はスッキリしたタイトリストらしい顔つきと安心感を併せもつ外観です。ゆっくり動く長めの重心距離とヘッド後方にウェイトが搭載された、深い重心深度のシャローバック形状で高い打ち出し角と安定したスピン量を確保しやすく、
ヘッドがブレづらい高慣性モーメント設計で、オートマチックに打ちやすい寛容性を高めたモデルです。
前モデル「TS2」ドライバーよりヘッドの座りが向上し、投影面積は大きいですがフェース側を意識しやすいデザインで構えやすい形状です。やや強めの弾き感とクリア系の締まった打音から、低スピンで力強いボール初速のストレート系高弾道がでやすく、ボールのつかまえやすさにくわえ、高MOIに設計されたことでオフセンターヒット時の飛距離ロスも少ない特徴のヘッドです。
やさしいアスリート系モデルから、曲がり幅が少ない安定感と飛距離を求めたい方は候補に入れておきたいヘッドで、純正シャフトから選ぶ時は、スインガータイプの方は「TSP110 50」、叩くイメージの方は「TSP322 55」がおすすめです。
参考数値 ロフト9° シャフトTour AD DI6 (S)
HS 43m/s キャリー239y
HS 48m/s キャリー265y
TSi2ドライバー おすすめタイプ
・安心感とシャープさがある丸型形状が好み。
・つかまりやすいヘッドが好み。
・ややゆっくりヘッドターンする動きが好み。
・中高弾道で直進安定性を求めたい。
・やさしい飛び系ヘッドを探している方。
TSi2ドライバーを1回検討してみる
・オープンフェースが苦手な方。
・ヘッドの操作性は高い方が好み。
・普段から弾道に高さがでない方。
・やわらかめの打感が好み。
・重いヘッドはハード過ぎる方。
・アベレージゴルファーの方。
2021シーズン松山英樹選手が選んだヘッド!
スリクソン ZX5 ドライバー
標準シャフトラインナップ
・Diamana ZX50 カーボン
・カスタムシャフト対応。
前モデル「Z585」ドライバーは接着ネックでしたが、
『ZX5』ドライバー は調整機能付きになり、兄弟モデル「ZX7」ドライバーと共通のテクノロジーを採用しています。PGAツアーに参戦する松山英樹選手が、久しぶりに契約メーカーのドライバーを使用した事も話題になり、2020年8月に開催されたBMW選手権3日目では
『ZX5』ドライバー で383ヤードをマーク。マスターズ2020も
『ZX5』ドライバー/シャフトDI-8 を使用しています。
『ZX5』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-0.5°/-1.0°/+0.5°/+1.0°」、ライ角「-0.5°/-1.0°/-1.5°/-2.0°/+0.5°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」、フェース角「-1.0°/-1.5°/-2.0°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」8ポジションの調整が可能です。
※これまでのZシリーズとスリーブの互換性はありますが、ZXシリーズからネジ穴が変更になってます。ZX専用のトルクレンチをご使用ください。
ZX5 ドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
「ZX7」ドライバーと同様に、オープンフェースで直線的なトップラインがスクエアに構えやすく、引き締まった投影面積ですが後方ヒール側にふくらみを持たせることで、
つかまりをイメージし真っすぐテークバックしやすい シャローバック形状の外観です。交換可能なウェイトがソール後方に一つ装備され、深い重心で慣性モーメントを高めています。
※購入時は8gのウエイトが装着され、別売りで 4g 6g 8g 10g 12gが発売されてます。
後方ヒール側にふくらみがある独特なつかまり系の外観ですが、スクエアに構えやすく安心感のあるイケメン顔です。打感や初速の速さは「ZX7」ドライバーとさほど変わりませんが、オフセンターヒット時の打感は
『ZX5』ドライバー の方が柔らかい感触で、「ZX7」ドライバーよりオートマチックに振りやすく、寛容性もあり力強いややドロー系の中高弾道がでやすいヘッドです。「ZX7」「ZX5」ドライバーは構えやすく初速の速さが特徴ですが、
『ZX5』ドライバー の方がオートマチック感とほどよい操作性をもたせたバランス感が良く、大MOIですが振りやすいので、ヘッドターンの感覚がつかめればパワフルな弾道で攻めやすくなるヘッドです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトDiamana ZX50
HS 43m/s キャリー237y
HS 48m/s キャリー268y
インターナショナル・フレックス・コード
ダンロップの純正シャフトは、全体を4カ所に分割し各部の相対的な硬さを「1〜9」の数値で表すインターナショナル・フレックス・コード が表記されています。『ZX5』ドライバー は「Diamana ZX50 (S/SR/R)」がラインナップされ、インターナショナル・フレックス・コードはZX50S「4・3・3・4」、ZX50SR「3・3・3・4」、ZX50R「2・2・2・3」になり、数字の左側から「手元・手元~中間部分・中間~先端部分・先端」で、硬さの目安が分かります。
ZX5ドライバー おすすめタイプ
・つかまり感のある形状が好み。
・ややゆっくりヘッドターンする動きが好み。
・ボール初速を高めたい。
・弾道を高くしたい方。
・打点がバラつきやすい方。
・適度な操作性とオートマチック感のバランスを求めたい方。
ZX5ドライバーを1回検討してみる
・洋なし形状のヘッドが好み。
・弾道高さを抑えたい方。
・ヘッドターンしやすい方が好み。
SIMよりも直進性とミスヒットに強いMAX!
テーラーメイド SIM MAXドライバー
レディースあり
標準シャフトラインナップ
・TENSEI SILVER TM50
・Tour AD XC-6
・Speeder 661 EVOLUTION VI
・Diamana ZF60
・カスタム対応。
2020年からブランドを一新させ「Shape In Motion」 を略した『SIM』 シリーズは、大ヒットモデルとなった前シリーズ「M」シリーズ(2015年12月発売「M1」~2019年2月発売「M6」)で培った革新的なテクノロジーを搭載させ、新たにスイング中の空気抵抗減少と低重心&寛容性を実現する飛距離を生み出す次世代のカタチになり、特性の異なる3モデルがラインナップされています。
打点ミスを軽減させる「ツイストフェース」や、ルールギリギリの反発係数を実現する「スピードインジェクション」「空力性能」など、「SIM」ドライバーと同じキーテクノロジーを搭載し、左右弾道調整を可能にするスライディングウェイトが非搭載の
『SIM MAX』ドライバー。 低重心&寛容性を両立したことで飛距離性能を高め、大型フェースでよりやさしさを生む特徴のヘッドです。
『SIM MAX』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフト角を基準値(ヘッド記載ロフト)から「+0.75°/+1.5°/+2°/-0.75°/-1.5°/-2°」、ライ角「+0.5°/+1.25°/+2°/+2.75°/+3.5°/+4°」の範囲で、計12通りのポジション選択ができます。
SIM MAXドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
フェースアングル-1.5°のオープンフェースで、「SIM」ドライバーと同じフラットなライ角により、つかまり過ぎをおさえるイメージの外観です。投影面積は少し
『SIM MAX』ドライバー の方が大きく見え、「SIM」ドライバーと比べヒール側のウエィトが10gから
18g になり、フェースサイズが
約8% 大きくなっています。
シリーズの中ではいちばんMOIが高いのでミスヒットに強く、「SIM」ドライバーより重心深度が深くなることで、スピン量はやや多くボールを上げやすい設計になっています。
ヘッドターンがゆっくりめに動くオートマチック系で、やや重いヘッドをボディーターンでしっかりフェース管理しながらスイングできれば、ヘッドのパワーをしっかり出せ、直進性の高い低スピン高弾道で攻めていけるヘッドです。「SIM」ドライバーと特徴は別物で、打感はやや柔らかくスイートスポットもより広い寛容性の高さは、ヘッドスピードの速い方はもちろん、ヘッドスピード40m/s前後の中級者以上でつかまりを抑えながら、ドライバーの安定感を高めたい方にもおすすめです。
参考数値 ロフト9.5° シャフトTour AD XC-6
HS 43m/s キャリー237y
HS 48m/s キャリー269y
SIM MAXドライバー おすすめタイプ
・ややオープンフェースの洋なし形状が好み。
・前モデルM3/M5を使用してむずかしいと感じた方。
・つかまりをやや抑えたい。
・直進性と高弾道で飛距離アップを求めたい。
・打点が安定している方。
・シャットフェースで打てる方。
SIM MAXドライバーを1回検討してみる
・打点のバラつきが多い方。
・重いヘッドはハード過ぎる方。
・ヘッドターンしやすい方が好みの方。
・アベレージゴルファーの方。
【公式ストア】でカスタムする方は、カスタムクラブから「シャフト」「シャフトフレックス」「シャフト長さ」「グリップ」を選べます。
※テーラーメイドゴルフ会員に登録すると、会員限定クーポン券やキャンペーン情報をメールでお知らせしてくれます。ショップでお買い物する度にポイントを獲得(アウトレットや一部商品を除く)でき、 貯まったポイントは「1ポイント=1円」として、オンラインショップでご利用頂けます。
適度な操作性のぶっ飛び系ドライバー
大きな飛距離と操作性!
スリクソン ZX7 ドライバー
標準シャフトラインナップ
・Diamana ZX60 カーボン
・カスタム対応。
今モデルは「Zシリーズ」から
「ZXシリーズ」 へと改称され、PGAツアーで戦えるようにツアープロとスタッフの力を集結して開発されたヘッドです。パワーを最大限に伝え驚異の飛びとやさしさを実現する革新の新テクノロジー
「REBOUND FRAME(リバウンドフレーム)」 を搭載した
『ZX5』『ZX7』ドライバー が発売。
『ZX7』ドライバー は操作性の高さと大きな飛距離性能が特徴のヘッドです。
『ZX7』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-0.5°/-1.0°/+0.5°/+1.0°」、ライ角「-0.5°/-1.0°/-1.5°/-2.0°/+0.5°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」、フェース角「-1.0°/-1.5°/-2.0°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」8ポジションの調整が可能です。
※Zシリーズとスリーブの互換性はありますが、ZXシリーズからネジ穴が変わってます。ZX専用のトルクレンチをご使用ください。
ZX7 ドライバー試打スペック
さまざまなスイングに対応しやすい丸みを帯びた洋なし形状に、従来モデルより投影面積が大きく重心深度4%、左右慣性モーメントが3%上がり寛容性(ミスヒットした際の球のばらつきを軽減するなど)を向上させています。海外ブランドに多いデカヘッド感はなく、小ぶりに見え締まりのあるスッキリした外観で、ヘッドの座りもよくややオープンフェースでターゲットに合わせやすいトップラインです。
少し浅めの重心深度とヘッド後方に厚みを持たせたディープバック形状で、つかまりと弾道高さを抑えたスピン量の少ないモデルです。
『ZX7』ドライバー は、トゥ側に8g、ヒール側に4gのウェイトが装備され、ウェイトを入れ替えることでボールのつかまりを調整できます。
つかまりを抑える
トゥ:8g ヒール:4g 重心位置長め
つかまりを良くする
トゥ:4g ヒール:8g 重心位置短め
構えやすいイケメン顔に、芯で打った時はやや柔らかい喰いつく軽快な弾き感があり、初速の速いライナー系の強弾道が特徴です。ニュートラルなヘッドの動きは操作性をだしやすく、ヘッドスピード40m/s辺りでボールをつかまえられる方でしたら扱いやすい印象で、さらにウェイトを入れ替えることでつかまりを調整できるので、操作性は求めなくてもクセがなくオーソドックなので自分仕様に仕上げやすいヘッドです。オフセンターヒット時は打感がやや硬くなりますが飛距離ロスは少なく、自分のスイングに合わせたチューニングをしていきたい方は
『ZX7』 がおすすめで、ヘッドスピードの速い方は300ヤード付近を狙える飛距離性能も魅力のヘッドです。
参考数値 ロフト9.5° シャフト:純正Diamana ZX60 (S)
HS 43m/s キャリー243y
HS 48m/s キャリー279y
インターナショナル・フレックス・コード
ダンロップの純正シャフトはシャフト全体を4カ所に分割し各部の相対的な硬さを「1〜9」の数値で表す、インターナショナル・フレックス・コード が表記されています。『ZX7』ドライバー は「Diamana ZX60 (S/SR)」がラインナップされ、インターナショナル・フレックス・コードはZX60S「4・4・4・5」 、ZX60SR「3・3・3・4」 になり、数字の左側から「手元・手元~中間部分・中間~先端部分・先端」で、硬さの目安が分かります。
ZX7ドライバー おすすめタイプ
・引き締まったやや洋なし形状が好み。
・適度なヘッドの操作性を求めたい。
・ボール初速を高めたい。
・右方向のミスを少なくしなたい。
・ネック部とウェイト調整で細かなチューニングをしたい方。
ZX7ドライバーを1回検討してみる
・投影面積の大きなヘッドが好み。
・ヘッドターンしづらい方が好み。
・高弾道を求めたい。
・オートマチックヘッドが好み。
キャッチコピー通り!イメージ通り飛ばす!
ブリヂストン ツアーB X ドライバー
標準シャフトラインナップ
・TOUR AD TX3-5 シャフト
・TOUR AD HD-6
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅶ
・特注 Diamana TB60
・特注 ATTAS DAAAS 6
・カスタム対応。
ブリヂストンはクラウン部の”たわみ効果”に実績のあるメーカーで、今モデルはクラウン内部に進化した編み込み状の金属弦
「ハニカムストリング」 になり、「直進性」「高初速」「高打ち出し」を追求しています。2019年「JGR」ドライバーに搭載された、高初速エリアを拡大し安定性を高める
「SP-COR(サスペンションコア)」 に加え、5つのウエイトポジションで弾道調整ができる機能など、ブリヂストンの接点の科学で
「ねじれない弾道でもっと遠くへ、イメージ通り飛ばす!」 を可能にしたヘッドです。
『ツアーB X』ドライバー のスリーブ調整機能は、フェース向き「-0.5°/-1.0°/+0.5°/+1.0°」、ライ角を基準値から「+0.5°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」の範囲で、8通りのポジションに選択することができます。
ツアーB Xドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
ブリヂストンらしいスッキリした丸型形状に、トゥ側が低くフェースがややオープンでつかまり過ぎを抑えやすいイメージをだし、フェース側にあるシルバーのラインがフェース面を感じやすくさせ、へっどの座りもよくターゲットに構えやすい外観です。フェース高さがあるディープフェースに、ヘッド後方が低いシャローバック形状は高弾道をイメージしやすく、ヘッドのブレに強いモデルは操作性が悪くなりやすいですが、
ほどよい操作性を持たせながらヒール部にあるウェイトを可変することで好みのヘッドターンの調整ができます。
適度にボールがつかまり、つかまりを意識して打つとストレート系のドロー、つかまりをおさえる意識で打つとフェード系と、ヘッドの操作性と弾道がマッチしやすいので球筋を作りやすく、フェースに喰いつく柔らかさの後、おとなしめの打音からしなやかに高弾道で弾き飛ぶ、操作性となめらかなフィーリングが特徴です。素直なヘッドなのでシャフトの特徴もでやすく、きっちり自分に合うシャフトを選べば低スピン高弾道で飛距離を狙え、操作性と寛容性のバランスがよいヘッドを探してる方は、候補に入れておきたいモデルです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトDiamana TB60
HS 43m/s キャリー231y
HS 48m/s キャリー262y
ツアーB Xドライバー おすすめタイプ
・スッキリ感のある丸型形状が好み。
・ヘッドターンさせやすい方が好み。
・打感、弾き感など全体のフィーリングを重視したい方。
・直進性をベースに持ち球を安定させたい方。
・打点ミスが多い方。
・適度なつかまりを好む方。
ツアーB Xドライバーを1回検討してみる
・洋なし形状が好み。
・ヘッドターンしづらい方が好み。
・硬い打感でしっかり叩きたい方。
・やや重いヘッドはハード過ぎる方。
・弾道高さをおさえたい。
ヘッドスピードが遅めの方も高初速!
ミズノ ST200X ドライバー
標準シャフトラインナップ
・20 MFUSION D ¥65,000+税
・PLATINUM MFUSION D ¥68,000+税
(-1インチ仕様あり)
・Tour AD XC5 (S) ¥80,000+税
・Speeder 569 EVOLUTION Ⅵ (S) ¥80,000+税
・Diamana ZF 5S ¥80,000+税
・Diamana D LIMITED 5S ¥90,000+税
・カスタム対応。
ミズノの欧米モデルとして展開されていた「ST (Speed Technology)」シリーズは、2018年「ST180」2019年「ST190」に始まり、PGAツアーでも戦えるドライバーとして、米国と日本のチームで開発された3代目のヘッド「ST200」 と「ST200X」 が2020年に世界同時発売。
過去、高反発ドライバーに使用していた「βチタン」素材 をルール内で反発性能を限界まで高め、高打ち出し&低スピン弾道を生み出すカーボンクラウン、たわみ効果で飛距離性能を向上させるテクノロジーを搭載した世界戦略を狙ったモデルです。
『ST200X』ドライバー は
「やさしく打てる、やさしく飛ばせる」 を特徴とし、ロフト角は
10.5° のみの設定でヒール側にウェイトを装備することで、
「ST200」ドライバーよりもつかまる設計の高初速×低スピンモデルです。
『ST200X』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-0.5°/-1.0°/+0.5°/+1.0°」、ライ角「-0.5°/-1.0°/-1.5°/-2.0°/+0.5°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」、フェース角「-1.0°/-1.5°/-2.0°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」から、8ポジションの調整が可能です。
ST200X ドライバー試打スペック
ヘッドの横幅があり投影面積がやや大きいオーソドックスな丸型形状に、-1.8°のオープンフェースにフェースのトゥ側が丸みのある逃げ顔になることで、スクエア感をだしやすいアスリート好みのテイストがありヘッドの座りも良く構えやすい外観です。アップライトな59°のライ角とヒール側にウェイトが搭載されることで、兄弟モデル「ST200」よりもつかまりを向上させながら、シャローバック形状でアッパーに打ちやすくさせ、適度な重心距離でほどよい操作性もある特徴のヘッドです。
純正シャフトはクラブ長さが45.75インチなので、長めが苦手な方はカスタムがおすすめです。
スクエアに構えやすいヘッドの座りと、大きな投影面積のシャローバック形状で安心感があり、ターゲットにビシッと構えやすくスムーズにアドレスに入れる外観です。喰いつきながらも強い弾き感が残る打感と、弾きに連動した金属的な引き締まった打音から、強烈なボール初速で直進安定性の高い低スピン弾道がでやすい特徴で、短めの重心距離とヒール側のウェイトが利いて自然にヘッドターンしやすいので”つかまり”はありますが、全体のドライバーの中で比較するとガッツリつかまり系のヘッドではなく、アスリート好みのほどよい操作性をもたせたニュートラルなヘッドです。弾道は上がりやすくヘッドスピード40m/S前後で試打しても、しっかり初速がでるので幅広い方が扱える印象で、これまで重心距離の長いヘッドでボールのつかまりが悪かった方、ヘッドスピードの速い方はさらなる初速アップで安定感のあるぶっ飛びを狙えるヘッドです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトTour AD XC5 (S)
HS 43m/s キャリー236y
HS 48m/s キャリー254y
ST200Xドライバー おすすめタイプ
・安心感のある丸型形状が好み。
・ボール初速を高めたい。
・直進性が高い弾道を求めたい。
・強めの弾き感を感じて打ちたい。
・適度な操作性とオートマチック感のバランスを求めたい。
ST200Xドライバーを1回検討してみる
・洋なし形状のヘッドが好み。
・弾道高さを抑えたい。
・ターンしやすいヘッドは苦手な。
・大きめの打音は苦手。
叩いて飛ばす低スピン系ドライバー
SIM MAXよりもドロー設計とラージフェース!
テーラーメイド SIM MAX-Dドライバー
SELECTFIT STORE限定
標準シャフトラインナップ
・TENSEI SILVER TM50
・Tour AD XC-6
・Speeder 661 EVOLUTION VI
・Diamana ZF60
・カスタム対応。
「SIM/SIM MAX」ドライバーに搭載されている多彩なテクノロジーはそのままに、ヒール部分にドローバイアスウェイトを搭載しスライスを抑制しやすい
『SIM MAX-D』ドライバー。 「SIM」ドライバーと比べ、フェースサイズが18%大きいワイドスイートエリア設計の採用により、さらなる高い寛容性を実現しています。
『SIM MAX-D』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフト角を基準値(ヘッド記載ロフト)から「+0.75°/+1.5°/+2°/-0.75°/-1.5°/-2°」、ライ角「+0.5°/+1.25°/+2°/+2.75°/+3.5°/+4°」の範囲で、計12通りのポジション選択ができます。
SIM MAX-Dドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
・左:SIM MAX 右:SIM MAX-D
「SIM MAX」ドライバーと同じフラットなライ角ですが、外観は異なり「SIM MAX」ドライバーはトゥ側にボリュームがある洋ナシ形状で、
『SIM MAX-D』ドライバー は、センターからヒール付近にボリュームがある丸型形状に、フェース側の白いラインが太く「T」ロゴが少しヒール側に寄るなど、つかまるイメージをだしやすくしています。シリーズの中ではいちばん厚みのあるディープフェースで、「SIM MAX」ドライバーよりMOI小さめになっています。
ドローバイアス設計ですが、ガッツリボールをつかまえてくれるヘッドではなく、「SIM/SIM MAX」ドライバーがつかまり過ぎを抑える特徴ならば、
『SIM MAX-D』ドライバー は、ほんの少しフェースターンがしやすいニュートラルなヘッドの操作性が特徴です。打感はSIM3兄弟の中ではいちばん柔らかく感じ、ヘッドスピードを速めで打つとストレート系の高弾道で、ヘッドスピード40m/s前後で打つとドロー系の中弾道が出やすい印象があり、「SIM/SIM MAX」ドライバーを打ってみたけどプッシュアウトが多かった方は扱いやすくなると思います。
参考数値 ロフト9.5° シャフトTour AD XC-6
HS 43m/s キャリー233y
HS 48m/s キャリー259y
SIM MAX-Dドライバー おすすめタイプ
・丸型形状が好みの方。
・「SIM/SIM MAX」ドライバーでプッシュアウトが多かった方。
・ヘッドスピード40m/s前後で打点が安定している方。
・アスリートモデルでやさしいヘッドデザインが好み。
・ニュートラルなつかまりを好む方。
SIM MAX-Dドライバーを1回検討してみる
・普段から弾道に高さがでない。
・打点のバラつきが多い。
・重いヘッドはハード過ぎる。
・アベレージゴルファー。
【公式ストア】でカスタムする方は、カスタムクラブから「シャフト」「シャフトフレックス」「シャフト長さ」「グリップ」を選べます。
※テーラーメイドゴルフ会員に登録すると、会員限定クーポン券やキャンペーン情報をメールでお知らせしてくれます。ショップでお買い物する度にポイントを獲得(アウトレットや一部商品を除く)でき、 貯まったポイントは「1ポイント=1円」として、オンラインショップでご利用頂けます。
前作よりスピン量が約200回転減少した低スピン設計
ピン G425 LST ドライバー
標準シャフトラインナップ
・ALTA J CB SLATE
・PING TOUR 173-55/65/75
・ALTA DISTANZA
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅶ
・TENSEI CK Pro Orange
・カスタム対応。
「G425 MAX」よりも重心を約10%フェース寄りに配置することで、強弾道と低スピンを生み出す
『G425 LST』ドライバー。 。「G425 MAX」同様スタンダードに加え、ドローとフェードにも対応した可変式ウェイトを搭載し、すべてのポジションで高MOIを実現しています。
『G425 LST』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-1.0°/-1.5°/+1.0°/+1.5°」、ライ角は「スタンダード/フラット」で8ポジションの調整が可能です。
G425 LST ドライバー試打スペック
425 MAX/425 SFTのヘッド体積は460ccですが、
『G425 LST』ドライバー はややオープンフェースの小ぶりでシャープな
445cc で、歴代LSTの中でMOIは一番大きく、前モデル「G410 LST」ドライバーより3ヤードほどつかまりを高めてます。フェース寄りの重心設計でスピン量を約200回転減少させた、叩ける低スピンのぶっ飛びヘッドです。
前モデル「G410 LST」ドライバーに比べ、スピン量の低減だけではなく初速と寛容性を上げ、しっかりした打感の中にも柔らかさと弾き感のバランスがあり、感性的な部分で感じる部分も向上しています。前モデル「G410 LST」よりも重心距離が短くなったことでややつかまる印象になり、厚いインパクトから力強くビシッと狙った方向へ出球をだしやすく、弾道も上がりやすくなった印象です。ロースピンモデルですが扱いやすく、ヘッドスピードが遅めの方はロフト10.5°でしたら高さをだしやすいので、小ぶりなヘッドサイズでボールをつかまえ、直進性の高さと適度な操作性を求めながらスピン量をおさえたい方におすすめで、ヘッドスピードが速い方は叩くほど飛距離性能を高めやすいヘッドです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトSpeeder 661 EVOLUTION Ⅶ
HS 43m/s キャリー241y
HS 48m/s キャリー272y
G425 LSTドライバー おすすめタイプ
・小ぶりでシャープなヘッド形状が好み。
・吹け上がりをおさえたい。
・スピン量をおさえながら、ややつかまり感がほしい。
・ミスヒットにも強いヘッドを好む方。
・ある程度のミート率がある方。
G425 LSTドライバーを1回検討してみる
・小ぶりなヘッドが不安な方は「G425MAX」。
・つかまりを抑えたヘッドが苦手な方は「G425MAX」。
・「G425LST」よりも柔らかめの打感なら「G425MAX」。
・普段から弾道高さがでない。
・打点のバラつきが多い。
・重いヘッドはハード過ぎる方。
つかまりすぎないストレートフェード
テーラーメイド SIM ドライバー
標準シャフトラインナップ
・TENSEI SILVER TM50
・Tour AD XC-6
・Speeder 661 EVOLUTION VI
・Diamana ZF60
・カスタム対応。
『SIM』ドライバー はソール部に
「10g」 のスライディングウェイトを装着することで、最大40ヤード幅の左右弾道調整を可能としたモデルで、シリーズの中でいちばんスピン量が少ないモデルです。
『SIM』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフト角を基準値(ヘッド記載ロフト)から「+0.75°/+1.5°/+2°/-0.75°/-1.5°/-2°」、ライ角「+0.5°/+1.25°/+2°/+2.75°/+3.5°/+4°」の範囲で、計12通りのポジション選択ができます。
SIM ドライバー試打スペック
・スペックは当サイト調べ。
サテン仕上げのカーボンクラウンに、フェース側に白いラインが入る洋なし形状の460ccヘッドで、フラットなライ角と-1.7°のオープンフェースでつかまり過ぎをおさえるイメージの外観です。3モデルの中では投影面積が一番小さく見え、フェースサイズも一番小さくなっています。
前モデル「M5」よりヘッドの座りが良くターゲットに合わせやすくなり、深すぎない重心深度と低いスイートスポット位置の設計はとくにスピン量が少なく、直進性の高さをベースにフェースコントロールもしやすいので、飛距離/操作性/方向性/打感など、トータルバランスが良いアスリート好みのヘッドです。
前モデル「M5」よりつかまる感じになり、スイートスポットも広くなったことで寛容性が向上してますが、全体の中ではつかまりを抑える特徴のヘッドです。ヘッド重量も「M5」ドライバーとほぼ変わらない
重ヘッド ですが、
『SIM』ドライバー の方がスイング中にヘッドの位置を感じやすく、やや喰いつき感のある硬めの打感と爽快な弾き感は、しっかりインパクトしたい方と相性が良く、低スピン/高初速/高弾道で飛距離性能と方向性を求めやすいヘッドです。左への大きなミスや吹け上がりも出ずらいのでパワーヒッターの方は扱いやすいですが、シャット系のスイングでボールをつかまえられないと、右方向のミスがでやすい面もあります。また、ミート率やスキルは求められますが、安定感を重視するヘッドスピード43~45m/s辺りの方にもおすすめです。
参考数値 ロフト10.5° シャフトTour AD XC-6 他
HS 43m/s キャリー239y
HS 48m/s キャリー271y
SIMドライバー おすすめタイプ
・洋なし形状が好み。
・スピン量を少なくしたい。
・つかまりをやや抑えたい。
・ほどよいヘッドの操作性を求めたい。
・打点が安定している方。
・スイングが安定している方。
・しっかり叩けるパワーヒッターの方。
SIMドライバーを1回検討してみる
・オープンフェースが苦手。
・普段から弾道高さがでない方。
・打点のバラつきが多い。
・重いヘッドはハード過ぎる方。
・やわらかい打感を好む。
・アベレージゴルファーの方。
【公式ストア】でカスタムする方は、カスタムクラブから「シャフト」「シャフトフレックス」「シャフト長さ」「グリップ」を選べます。
※テーラーメイドゴルフ会員に登録すると、会員限定クーポン券やキャンペーン情報をメールでお知らせしてくれます。ショップでお買い物する度にポイントを獲得(アウトレットや一部商品を除く)でき、 貯まったポイントは「1ポイント=1円」として、オンラインショップでご利用頂けます。
叩ける硬派な男前ドライバー!
ミズノ ST200 ドライバー
標準シャフトラインナップ
・Tour AD GM-200 D S/SR
・Tour AD XC6
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅵ
・Diamana ZF 60
・Diamana D LIMITED 5S/6S
・カスタム対応。
テクノロジー的には兄弟モデル「ST200X」ドライバーと同じで、”やさしく打てる、やさしく飛ばせる”をコンセプトにした「ST200X」ドライバーに対して、
『ST200』ドライバー は
「叩ける、力強く飛ばせる」 を特徴としたヘッドでロフト角は
9.5° のみの設定です。
『ST200』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフトを基準値から「-0.5°/-1.0°/+0.5°/+1.0°」、ライ角「-0.5°/-1.0°/-1.5°/-2.0°/+0.5°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」、フェース角「-1.0°/-1.5°/-2.0°/+1.0°/+1.5°/+2.0°」から、8ポジションの調整が可能です。
ST200 ドライバー試打スペック
ヘッドをソールするとスクエア感を出しやすい「ST200X」ドライバーに対して、日本メーカーではめずらしいオープンフェースにフラットなライ角56.5°(ST200X-59°)で、つかまり感を抑えながら小ぶりに見える、引き締まった丸型形状の外観です。前モデル「ST190」ドライバーがもつ高い飛距離性能を継続し、カーボンクラウンを採用することで重心を下げ、より低スピン弾道を打ちやすく、浅めの重心深度と小さめに抑えられたMOIで操作性を高めた低スピンモデルです。
「ST200X」ドライバーに比べると、柔らかく喰いつきながならヘッドの中心から大きく反発してくるような強い弾き感があり、やや大きめの乾いた打音から低スピンライナー系の中高弾道がでやすく、つかまりを抑えながらヘッドの操作性を高めた叩ける高初速ヘッドです。ヘッドスピードの速い方に合う特徴のヘッドですが、ヘッドスピード40m/s辺りで打つと適度なスピン量で弾道は思ったよりも上がりやすく、ミート率の高い方でつかまりを抑えながら弾道を操作したい方にも扱いやすいヘッドです。ヘッドスピードの速い方は、今期1,2位を争うほどのパワフルな初速から、飛距離と操作性を求められるアスリートライクな完成度の高いヘッドに仕上げれられ、「ST200X」ドライバー同様、海外メーカーに多い重心距離の長いヘッドが振りづらかった方におすすめです。
参考数値 ロフト9.5° シャフトTour AD XC6 (S)
HS 43m/s キャリー246y
HS 48m/s キャリー271y
ST200Xドライバー おすすめタイプ
・小ぶりに見える丸型形状が好み。
・ボールのつかまりをおさえたい。
・操作性の高いやや軽めのヘッドが好み。
・ボール初速を高めたい。
・適度な操作性とオートマチック感のバランスを求めたい。
・海外ブランドのヘッドが振りづらかった。
ST200Xドライバーを1回検討してみる
・洋なし形状のヘッドが好み。
・弾道高さをだしたい。
・ターンしやすいヘッドは苦手。
・ヘッドスピード、ミート率に自信がない方。
叩ける硬派な男前ドライバー!
キャロウェイ マーベリック・サブゼロ ドライバー
標準シャフト
標準シャフトラインナップ
・Tour AD SZ-5 Type II (SR/S)
・Tour AD XC-6 (S)
・Speeder 661 EVOLUTION VI (S)
・Diamana ZF 60 (S)
・TENSEI ORANGE CK PRO 60 (S)
・カスタム対応。
AI、スーパーコンピュータへのさらなる投資を実施し、ボールスピード、耐久性、高初速エリアを最大化&最適化するよう、機械学習を繰り返し完成された「MAVRIK(マーベリック)」シリーズ。
『飛んで曲がらない』 がコンセプトのシリーズで、軽量ヘッドの「MAVRIK MAX FAST」、やさしくつかまえて飛ばす「MAVRIK MAX」、幅広いゴルファーに向けたスタンダードモデル「MAVRIK」、プロ、上級者向けの『MAVRIK Sub Zero (マーベリック サブゼロ)』 がラインナップされています。
『MAVRIK Sub Zero (マーベリック サブゼロ)』ドライバー 専用設計の「FLASHフェース SS20」を搭載し、左のつかまり過ぎを嫌うゴルファーが従来以上に遠くへ低スピンで打ちやすいヘッドです。前方に「14g」、後方に「2g」のウェイトを装備し、前後の重量を替える事で重心位置が変わり、打ち出し角やバックスピン量に変化を与えられます。
『マーベリック サブゼロ』ドライバー のスリーブ調整機能は、ロフト角「-1.0°~+2.0°」、ライ角「N:スタンダード/D:アップライト」の調整が可能です。
マーベリック サブゼロ ドライバー試打スペック
投影面積がやや小さくキャロウェイらしい丸型形状の450ccヘッドで、-1.8°のオープンフェースとフラットなライ角56.5°に、つかまり感を抑え左にいかない雰囲気のシャープな顔つきで、ヘッドの座りも良く攻めるテンションを上げてくれる外観です。短めの重心距離と大MOI系のヘッドではないのでヘッドの操作性と振り抜きがよく、大MOIヘッドのような打点ミスに強い面を、
「FLASHフェースSS20」が寛容性を高め弾道のばらつきを13%向上させ、中上級者に多いヒール寄りのミスヒットに強く、安定したボールスピードを高める設計になっています。
フラットなライ角とややオープンフェースで、つかまり過ぎを警戒する中上級者やハードヒッターに好まれる形状で、前モデル「エピックフラッシュ」よりも打感が柔らかく、喰いつきながらフェースに乗る感覚から弾き感が伝わり、引き締まったクリアな中高音の打音とリンクしながら、低スピン高初速の中高弾道がでやすいぶっ飛び系のヘッドです。ヘッドスピードが速ければ弾道高さも意外と上がりやすい感じもあり、つかまりを逃がしながらストレート~フェードで狙うイメージが好印象で、重めのヘッド重量を活かしたパワフルなスイングの方におすすめです。
スタンダードな「マーベリック」と比べ、『サブゼロ』はミスヒットに弱い面があるので、打点が安定してない方やヘッドスピードが遅めの方はスタンダードがおすすめです。
参考数値 ロフト9.0° シャフトTour AD XC6 (S)
HS 43m/s キャリー246y
HS 48m/s キャリー276y
マーベリック・サブゼロドライバーおすすめタイプ
・小ぶりに見える丸型形状が好み。
・ボールのつかまりをおさえたい。
・ボール初速を高めたい方。
・操作性の高い重ヘッドが好み。
・ヘッドスピードが速めでミート率が高い方。
マーベリック・サブゼロドライバーを1回検討してみる
・洋なし形状のヘッドが好みの方。
・弾道を高くしたい。
・ターンしやすいヘッドは苦手な方。
・ヘッドスピード、ミート率に自信がない方。
キャロウェイ マーベリック・サブゼロ
数量限定販売モデル
自分に最適な「重心距離」と「重心深度」のバランスを選ぼう!
2020年モデルは、同じシリーズの旧モデルよりミスヒットには強くなり、2021年発売のテーラメイド「SIM2」なども、大MOI傾向になると予想されます。
そこまで大MOIにこだわらない方は、今のスイングに合う「重心距離」と「重心深度」を見つけ、振りやすさやヘッドの操作性を軸にヘッドを選ぶのがおすすめです。