今回は、“ぶっ飛び”で大人気「 USTマミヤ 」のシャフト情報の暗記の時間です。
一般アマチュアゴルファーさんよりも多くの情報を持ち、より自分に合うギアを見つけ分からない方には親切に教えてあげることも、アマゴルファーさんのミッションのひとつです。
株式会社シャフトラボ UST Mamiya
「Quality(品質)」「Preformance(性能)」「Feel(感性)」を最も大切に考えています。
世界で戦うツアープロ達。彼等に最高の品質と性能、そして感性を提供し続けること。それを多くのゴルファーに体感してもらうこと。私たちが最も大切に考えていることを実現するためにUST Mamiyaは誕生しました。
USTマミヤより一部抜粋。
国内外のツアーで、多くの勝利実績を挙げているUSTマミヤのシャフト。
ウッド系シャフトの主要ラインナップでは、『 ATTAS (アッタス) 』『LIN-Q』『 PROFORCE(プロフォース) 』『 AUGA 』ブランドなどがあり、ここ数年ツアーで人気のシャフトが『 ATTAS 』シリーズになります。
ATTASシリーズ

『 ATTAS 』の語源は、ツアープロが「 アッタース(ありがとうございます)」と言う言葉からきています。
『 ATTAS 』のコンセプト
プロもアマチュアも、全てのゴルファーがシャフトに要求していることは、「 自分のポテンシャルを最大限に引き出してくれる 」・「 ヘッド本来の特性を導き出してくれる 」という点です。その要求に応えるべく開発され、満たすことを可能にしたのが『 ATTAS 』です。
USTマミヤより抜粋。
『 ATTAS 』はアマゴルファーさんにとって “そそる” コンセプトをもち、自分とクラブの性能をより引き上げ、今よりも飛距離を伸ばしたい方に人気のブランドです。
ATTASシリーズ 弾道チャート

テスター3人(HS43m/s~48m/s ローハンデ)による、当サイトの試打基準で作成しています。
※大まかな傾向では、右側が手元系が多く先端が動くほど高弾道。
※シャフト重量60g台 フレックスSを使用。
2009年初代「ATTAS」、2010年2代目「ATTAS T2 (飛びます!飛びます!)」、2011年3代目「ATTAS³ (サンジョウ)」、2012年4代目「ATTAS 4U (フォーユー)」、2013年5代目「ATTAS 5GOGO (ゴーゴーゴ)」など、モデル名にかけたユニークなネーミングも注目度を集めています。
他にも軽量モデル「 MAGICAL ATTAS 」や、フェアウェイウッド、アイアン用もありますが、今回はウッド用主要ブランド『 ATTAS 』シリーズ5代目以降~を、細かいことはナシでザックリ分かりやすくご紹介させていただきます。
ATTAS 5GoGo

発売:2013/06
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シリーズ5代目になるオレンジ色のシャフト『 ATTAS 5GoGo(ゴーゴーゴー) 』と、さらに勢いをつけたい願いを込めたネーミング。
東レ(株)の「 ナノアロイ テクノロジー 」を使った新素材を全長に採用。これまでのATTASシリーズと比べ、最もクセがなく心地いい弾き感と抜群のフィーリングが特徴です。

ATTAS 5GOGO (6S)【粘り系】中調子

ATTAS 5GOGO (6S) 弾道イメージ
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前モデル「 ATTAS4U 」よりも手元のしなり感があり、中間部のやわらかさと走りすぎないゆっくりめのしなりから、やや硬めの先端でタイミングよくボールを叩き方向性を出しやすい『 ATTAS 5GOGO(ゴーゴーゴー) 』
切り返しからあまりタメを作らない方や切り返しがゆっくりな方で、腕とクラブの一体感でスイングしながら、オートマチックなしなりでインパクトに集中しながらしっかり叩きたい方におすすめのシャフトです。
強めに叩きにいってもボールがつかまりすぎないのでフック系の方も扱いやすく、ゆっくり目にしなり戻るタイミングをつかみ、叩ける感覚が分かると飛距離も伸びてきますが、ボールがやや上がりづらい感じもあるので、弾道を上げたい方は低重心ヘッドと組む方がよさそうです。
参考ヘッドスピード/スペック
ATTAS 5GOGO-6S
38~43m/s (6S)軽めなら(5S)がおすすめです。
45m/sで振ると(6S)よりは(6X)の方が良さそうです。
・方向性が最重要課題。
・手元がやわらかめのシャフトが好みの方。
・なめらかでゆったくり動くシャフトが好みの方。
・シャフトにあまり負荷を掛けない方。
・ほどよいつかまりで弾道高さをおさえたい方。
・飛距離が最重要課題。
・スイングテンポが速めの方。
・つかまり過ぎないシャフトが好みの方。
・剛性の高いシャフトが好みの方。
・スピード感のあるシャフトが好みの方。
【生産完了】ATTAS 5GOGO
装着クラブ/スリーブ付きシャフト

ATTAS 6☆

発売:2014/09
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シリーズ6代目になる『ATTAS 6☆(ロックスター)』。このシャフトで誰もがスターになれるコンセプトをもっています。東レ(株)の「 ナノアロイ(R)テクノロジー 」を使った新素材を全長に採用。樹脂同士の密着を高め新素材を使用することで、設計自由度が高まり最適なしなりを感じられ、ねじれとインパクト時のブレを抑えることが可能になり、シャフトの中間部から先端部にかけ、剛性の平準化を実現。
ナノアロイ(R)テクノロジー:最適なしなりを感じ、ねじれとインパクト時のブレを制御。
高弾性シート:心地よい弾き感と抜群のフィーリングを演出。

ATTAS ATTAS 6☆ (6S)【粘り系】中調子

ATTAS 6☆ (6S) 弾道イメージ
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ムダな動きのないしなやかで太い柔らかさで、シャフト全体がゆるやかに大きくしなりながら、先端の走りで弾き感もある『 ATTAS 6☆(ロックスター) 』
手元のしなりは前モデル「 ATTAS 5GOGO 」よりほんの少し柔らかく、中間部がやや硬めでシャフト全体がゆるやかにしなりながら、インパクトゾーンでは中間から先端にかけて動くマイルド弾き感が特徴です。
先端の動きはマイルドですが、素直な動きで剛性も高いので当たり負けせず、長いインパクトゾーンの中で弾き感も感じながらしっかり叩け、ほどよいボールのつかまりで飛距離と方向性をバランスよく狙いやすいシャフト。
ほどよいタメを作る方やトップからの切り返しが早めの方で、ゆっくりめの加速感でタイミングを合わせて打ちたい方と相性がよく、インパクトで、”ビシッ”とパワーを爆発させるイメージで打つと、安定感も高く強弾道で飛距離アップを期待できます。
参考ヘッドスピード/スペック
ATTAS 5GOGO-6S
43m/s (6S)軽めなら(5S)がおすすめです。
45m/sで振ると(6S)よりは(6X)の方が良さそうです。
・飛距離が最重要課題。
・手元側はマイルドなしなり感が好みの方。
・ほどよいつかまりの良いシャフトを探してる。
・なめらかな動きをするシャフトが好み。
・中間部の粘りと先端の弾き感があるシャフトが好み。
・弾道高さをおさえたい。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・剛性の高いシャフトが好み。
・スピード感のあるシャフトが好み。
ATTAS G7

発売:2015/09
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シリーズ7代目になる『 ATTAS G7(ジーセブン) 』。この年に「 先進主要7か国 (G7) 」が開催されることや、UST Mamiya社の営業所が銀座7丁目にあることなど、“時代の頂点に立つシャフト” の意味合いが込められてるそうです。
東レ(株)の「 ナノアロイ(R)テクノロジー 」を使った新素材を全長に採用され、ほかにもより強靭な素材を採用し設計自由度を向上させ、新素材をストレート層に、また高弾性シートを効果的に配置し、かつてないしなり戻りを生み出すことに成功。理想の弾き感をもたらし、飛距離アップに必要なつかまりとヘッドの走りで、ヘッドを選ばず圧巻の飛びを実現。
ナノアロイ(R)テクノロジー:最適なしなりを感じ、ねじれとインパクト時のブレを制御。
新素材の採用と設計の最適化:かつてないしなり戻り。手元部の剛性を高めパワー伝導率を向上。

ATTAS G7 (6S)【弾き系】中調子

ATTAS G7 (6S) 弾道イメージ
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飛距離アップに必要なつかまりとヘッドの走りで、ヘッドを選ばず圧巻の飛びを実現する『 ATTAS G7(ジーセブン) 』
シャフトの動きは中間部が硬く手元と先端が動くダブルキックのシャフトで、同じダブルキックの「 ATTAS 4U (生産完了) 」と比べると、『 ATTAS G7 』は手元と先端剛性が高くなったことで「 ATTAS 4U 」で感じられたシャフトの暴れ感がなくなり、なめらかでスピーディーなしなり戻りをするシャフトです。
トップからの切り返しでは、手元からスムーズにつながる中間部の動きがタイミングを合わせやすく、ムリに振りにいかなくてもオートマチックなしなりを作ってくれるので、タメをあまり作らない方や切り返しがゆっくりな方で、インパクトゾーンはスピード感のある先端で弾き打つ方におすすめです。
ボールのつかまりがよく、高弾道で飛距離性能も高く引っかけも出にくいシャフトですが、左を警戒する方がつかまるヘッドで叩いてしまうと、つかまり過ぎを感じる面もあるので、狙いたい弾道をヘッドでしっかり決めて、しなりのタイミングをつかんで振りきるとパワーのない人でも大きな飛距離が望めます。
参考ヘッドスピード/スペック
ATTAS G7-6S
43m/s (6S)軽めなら(5S)がおすすめです。
45m/sで振ると(6S)よりは(6X)の方が良さそうです。
・飛距離が最重要課題。
・切り返しでシャフトに強い負荷を掛けない方。
・つかまりの良いシャフトを探してる。
・なめらかな動きと先端の弾き感が好み。
・しっかり振りきるスインガータイプ。
・方向性が最重要課題。
・スイングテンポが速めの方。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・剛性の高いシャフトが好み。
・しっかり叩くヒッタータイプ。
ATTAS PUNCH

発売:2016/10
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シリーズ8代目になる『 ATTAS PUNCH (パンチ) 』。8代目の「 は 」の字を盛り込み「 PUNCH (パンチ) 」はボクシングをイメージした叩けるシャフトです。
東レ(株)の「 ナノアロイテクノロジー 」使った新素材を採用し、設計自由度を高めブレを抑え、先端部の「 新Tip Technology 」がヘッドのブレを軽減。よりスムーズな軌道を生み出し、長尺化に対応する最適カウンターバランス設計で、ヘッドのポテンシャルを活かすというATTASの基本コンセプトを実現。
手元部~中間部の剛性をややマイルドに設定し、今までにない強いインパクトで叩けるシャフトが特徴です。

ATTAS PUNCH (6S)【粘り系】中調子

ATTAS PUNCH (6S) 弾道イメージ
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3代目「 ATTAS 3 」の後継モデルになり、しなりのパワーをオートマチックにためながら、剛性の高い先端でしっかり叩いてミート率を高め飛距離を狙える『 ATTAS PUNCH (パンチ) 』。
手元から中間に感じるゆったりマイルドなしなりは、中元調子のしなりを感じやすいシャフトで、切り返しであまりタメを作らない方、切り返しがゆっくりな方と相性がよく、粘りを感じるゆったりパワー感のあるしなり戻りで、タイミングを合わせながら長いインパクトゾーンの中で、しっかり叩いて打てる特徴があります。
カウンターバランス設計なので大型ヘッドも振りやすく、セミオーマチックなしなり戻りはインパクトに集中できるやさしさがあり、しっかり叩いてもほどよいつかまりで、左に行きづらく吹け上がらないシャフトです。
タイミングよく打てるやさしめのシャフトなので、シャフト重量やフレックスを合わせ、腕とクラブの一体感でスイングすれば、パワーがない方で飛距離を求めたい方にはとくにおすすめです。
参考ヘッドスピード/スペック
3人のテスターによる平均値。
ATTAS PUNCH/テーラーメイドM2 (10.5°)
43m/s (6S)キャリー:238y
48m/s (6X)キャリー:254y
・飛距離が最重要課題。
・切り返しでシャフトに強い負荷を掛けない方。
・スイングテンポが遅めの方。
・手元もしなりを感じられるやさしいシャフトを使いたい。
・しっかり叩くヒッタータイプ。
・方向性が最重要課題。
・弾道高さをおさえたい。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・先端の弾き感が好み。
・しっかり振りきるスインガータイプ。
ATTAS CoooL

発売:2017/07
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シリーズ9代目は9にかけたネーミングで「o」の文字が3つ並び、シリーズ初となる先中調子の『 ATTAS CoooL(クール) 』。
先端部の「 新Tip Technology 」がヘッドのブレを軽減しよりスムーズな軌道を生み出し、走り系シャフトにありがちな当たり負けやインパクト時のエネルギーロスを解消。40g台 に SとX、50g台に X がラインナップされ、飛距離を重視したATTAS史上初の「 軽硬 」を採用。
最適な手元部剛性としなやかな中央部・先端部の剛性差が、かつてない鋭いしなり戻りを再現し、飛距離アップに直結する「 ボール初速 」と「 つかまり 」を重視した特徴です。

ATTAS CoooL (6S)【弾き+粘り】先中調子

ATTAS CoooL (6S) 弾道イメージ
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PGAツアーはじめ「 軽硬シャフト 」が流行りの中、ATTASからも史上初の「 軽・硬 」を採用したシリーズ9代目『 ATTAS CoooL(クール)』。
手元の剛性がこれまでのATTASシリーズの中では一番高くなり、中間部、先端部へと柔らかい動きをする先中調子のシャフトです。
切り返しでは、手元の剛性感の高さと中間部の大きなしなりを感じやすく、インパクトゾーンに向けてスピード感のあるオートマチックな動きでしなり戻り、先端剛性は高いのでインパクトに集中して叩ける、ムチのようなしなり感が特徴のシャフトです。
ボールのつかまりもよく、昨今の大型ヘッドでヘッドを返しきれず右にプッシュアウトしやすい方は、ゆったりめに動く中間の挙動と先端の走りを活かし、タイミングよく打つと中高弾道のドロー系が打ちやすくなっています。
飛距離性能はかなり高いシャフトで、ヘッドスピードに合った中間部の動きがハマれば、女性やシニアの方も性能を発揮しやすく、スピード感のあるスイングの方は「 4-X (53g) 」「 5-X(59g) 」「 6-X(68g) 」など、流行の『 軽・硬 』セッティングで組んでみると、シャープな振り心地で初速の速い低スピン中高弾道系がでやすいので、試してみるのもおもしろいかと思います。
2017年9月に行われたPGAツアー「 BMW選手権 」では、松山英樹選手が同シャフト ( 8TX ) を使用し、ドライビングディスタンス 315ヤード をマークしています
参考ヘッドスピード/スペック
3人のテスターによる平均値。
ATTAS CoooL/テーラーメイドSIM (10.5°)
43m/s (6S)キャリー:247y
48m/s (6X)キャリー:285y
【軽・硬】で組まなければ、普段の重量感がおすすめです。
・飛距離が最重要課題。
・手元が硬いシャフトが好みの方。
・切り返しでシャフトに強い負荷を掛ける方。
・先端の弾き感もあり叩ける要素も求めたい方。
・先端のスピード感を求めたい。
・方向性が最重要課題。
・元調子系のシャフトが好み。
・弾道を低くしたい。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・左方向を警戒している。
The ATTAS

発売:2018/07
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シリーズ集大成になる10代目は、粘って走る「ねばしり」をコンセプトにした『 The ATTAS(ジ・アッタス) 』。
約4年の開発期間をかけ、82タイプのヘッドでテストを行い「 ETC(EI and Torque Culmination) 」テクノロジーの開発に成功。滑らかな剛性とねじれすぎないトルクが、あらゆるヘッドのパフォーマンスを最大限に引き出すシャフトです。
手元部から先端部までの滑らかな剛性、切り返しでやや粘りインパクトではしっかり走ってくる、今までにない振り心地を実現。

The ATTAS (6S)【弾き+粘り】中調子

The ATTAS (6S) 弾道イメージ
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切り返しでやや粘りインパクトではしっかり走る、飛距離性能はもちろんATTAS史上最高の振りやすさが特徴の『 The ATTAS(ジ・アッタス) 』
切り返しでは、手元側にほどよい粘りと硬さを感じ、インパクトゾーンに向けて中間から先端にハリがあり、スイングに同調してくれる無駄のないスピード感や、極端に先端が走る事もないので、インパクトのタイミングを合わせやすく振り抜きやすい特徴があります。
手元の剛性は高めですが、シャフトに負荷を掛ける方は少しやわらかく感じるので、普段「 S 」の方は「 X 」の方がタイミングを合わせやすい感覚もあり、ヘッドスピードの遅い方も、シャフトに負荷を掛け叩くイメージの方は、硬くしてみるのもおすすめです。
あまりシャフトに負荷を掛けない方も、シャフトがゆったりしなりインパクトの再現性も高いので、ミート率が上がりやすい面もありますが、フェース面を変えずにインパクトをするイメージの方は、ほんの少しだけフェースが開きやすいので注意していただき、ローテーションを入れるタイプの方はハマリやすい印象で、カスタムシャフト初心者の方にもおすすめです。
参考ヘッドスピード/スペック
3人のテスターによる平均値。
The ATTAS/テーラーメイドSIM (10.5°)
43m/s (5S)キャリー:243y
48m/s (6S)キャリー:287y
・飛距離と方向性を求めたい。
・フェースローテーションを意識してスイングする方。
・ヘッドの特性をしっかり出したい。
・手元はほどよく硬く先端の弾き感を求めたい。
・カスタムシャフトを試してみたい方。
・シャフト全体の剛性感が高いシャフトが好みの方。
・弾道を高くしたい。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・シャフト全体がゆったり動くシャフトが好み。
ATTAS 11 (アッタス ジャック)

発売:2019/09
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これまでの集大成モデル10代目「 The ATTAS 」から、集大成の先にある飛びの切り札をコンセプトにした『 ATTAS 11 』。初代「 ATTAS 」をイメージさせるカラーが差し色に使われ、「 デュアル・トルク・システム 」を採用した、ATTAS史上最高の高弾道を特徴としたシャフトです。
低スピンヘッドでも弾道が上がりやすく、高い強度と弾性率を両立した東レの新素材「 トレカM40X 」をシャフト先端部に採用することで、弾き感と振りぬきやすさを演出しています。
ネーミングはトランプの11(ジャック)からのようですが、4代目 ATTAS 4U の「打ちやすさ」と7代目 ATTAS G7 の「弾き感」を併せ持ち、モデル名が記載されている 『11』 の文字部には、遊び心ある「4」と「7」の隠し文字があります。

ATTAS 11 (6S)【弾き系】中調子

The ATTAS (6S) 弾道イメージ
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中間部の剛性が高く、手元と先端に動きのあるダブルキックの『 ATTAS 11 』は、同じダブルキック系のシャフト「 ATTAS 4U 」や「 ATTAS G7 」と比較すると、「 ATTAS 4U 」は1発の飛距離性能が高いですが弾道が散りやすかった面が『 ATTAS 11 』では解消され、「 ATTAS G7 」よりも、タイミングを合わせやすく振りやすさが向上しています。
切り返しから自然にシャフトがタメを作り、インパクトに向かい先端が走りはじめ、ボール手前からフェース面が上向きにしっかりボールをつかまえ、初速の速い低スピン高弾道で飛び出し、ビックキャリーで飛距離も求めやすい弾道で、動きはひかえめですが ATTAS らしいなめらかな動きの中に、手元がややしなりインパクトゾーンでは先端がオートマチックに戻ってくれるシャフトです。
高い強度と弾性率を両立した注目のカーボン素材、東レ「 トレカM40X 」が採用されたことで、これまで先端の動きがよいシャフトのデメリットである、ヘッドのブレや当たり負けが改善され、ヘッドの挙動が安定しラクに打ち出しを高くできるスピン量の少ないシャフトです。
最近の低スピンヘッドで弾道が上がりづらい方と相性がよく、振り抜いた方向にヘッドも出やすいので、高弾道+方向性を重視したい方やレディースにもおすすめです。
試打した感覚ではしなり量はやや多めなので、しなりを活かして高弾道を狙いたい方はいつもの重量とフレックスで、しなり感を少しおさえ自分の力も出したい方は、ワンフレックス上げても振りやすいので、ヘッドの性格と重量帯を検討しながら選んでみると楽しいと思います。
参考ヘッドスピード/スペック
3人のテスターによる平均値。
ATTAS 11/キャロウェイ ROUGE ST (10.5°)
43m/s (5S)キャリー:248y
48m/s (6S)キャリー:260y
・飛距離性能を求めたい。
・ボディーターンを意識して打つ方。
・低スピンヘッドで弾道が上がりづらい方。
・オートマチック性の高いシャフトが好みの方。
・ゆったり動くシャフトが好み。
・弾道高さをおさえたい。
・リストターンを意識して打つ方。
・つかまり過ぎないシャフトが好み。
・自分でシャフトをしならせたい。
・スピード感のあるシャフトが好み。
ATTAS DAAAS (アッタス ダァーッス)

発売:20020/10
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シリーズ12代目となる『 ATTAS DAAAS (アッタス ダァーッス) 』は、歴代ATTASシリーズの剛性を検証し、クセのない振り心地でATTAS史上初の中元調子のシャフトです。シャフト先端部に「 ATTAS11 」から採用された「 トレカM40X 」に、新たに開発されたトルクを抑える「 S.T.T(Strike Torque Technology) 」が採用され、高MOIヘッドのブレを軽減し、ヘッド本来のポテンシャルをさらに引き出します。今モデルは50gと60g台にフレックス 「 SX 」が加わってます。
12代目のネーミングは1ダースの12という意味や、同じ叩ける系の「 初代アッタス 」「 3代目アッタス3 」「 8代目アッタスパンチ」の叩ける系譜になり、シャフトに「 1+3+8 」の隠し文字があります。

ATTAS DAAAS (6S)【粘り系】中調子

ATTAS DAAAS (6S) 弾道イメージ
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ATTASのシャフトでコスメが黄色系は、 ”叩けるシャフト” をコンセプトに設計され、『 ATTAS DAAAS 』はATTAS史上初の ”叩ける” 中元調子のシャフトです。
切り返しでは、ヘッドの位置を把握しやすい適度な硬さが ”間” を作ってくれ、グリップ付近から中間部分にかけてのしなりを感じやすく、下半身からの連動によって手元がダウンスイングに入る際に、手元の粘り感がスイング全体のリズムを安定させやすく、タイミングの取りやすい一貫性があり、プレッシャーを感じないマイルドな動きをしてくれるやさしい中元調子は、スイングの癖を改善したり、より力強いインパクトを生み出せるシャフトです。
ダウンスイングからは、しなり量は小さいですが(6S)シャフトが自然にタメを作ってくれるので、この辺はシャフトに任せられるやさしさがあり、ムリにシャフトに負荷を掛けると ”つかまり過ぎ” のミスがでましたが、ボディーターンとシャローでしっかり叩けるスイングの方は、インパクトに集中してしっかり叩くと、ボールをしっかり押し出すつかまった中弾道で、ストレートドロー/フェードの操作性もしやすく、しっかり左に振り抜いてスイングしやすい特徴があります。
つかまりは控えめで、先端剛性が高いので当たり負けする事はありませんが、スイングの中でボールをつかまえられ、タメはシャフトで作り力強くボールを打ちたいけど、インパクトで上手く叩けない方におすすめです。5S、6Sとご用意していただきましたが、重量帯でしなり感が違い、5Sの方がスピード感がゆっくりで大きめにしなるので、同じシャフトでセッテイングを組む時は重量帯の感じ方の違いは要チェックです。
参考ヘッドスピード/スペック
3人のテスターによる平均値。
ATTAS DAAAS/キャロウェイ ROUGE ST (10.5°)
43m/s (5S)キャリー:248y
48m/s (6S)キャリー:269y
・やさしい中元調子を使いたい方。
・ボディーターンを意識して打つ方。
・インパクトでしっかりパワーを出したい方。
・弾道高さをおさえたい方。
・打点を安定させたい方。
・より元調子感の強いシャフトが好み。
・手元が硬いシャフトが好みの方。
・ボールをしっかりつかまえてくれるシャフトが好み。
・自分でシャフトをしならせたい。
・スピード感のあるシャフトが好み。
自分に合うATTASを見つけて飛距離アップ
5S | 6S | |
ATTAS 5GoGo | 251 | 259 |
ATTAS 6☆ | 252 | 258 |
ATTAS G7 | 253 | 258 |
ATTAS PUNCH | 257 | |
ATTAS CoooL | 244 | 258 |
The ATTAS | 249 | 257 |
ATTAS 11 | 250 | 260 |
ATTAS DAAAS | 245 | 257 |
ATTAS KING | 246 | 258 |
The ATTAS V2 | 256 | 264 |
ATTASシャフトは、めらかな動きでスムーズに振り抜きやすく、ヘッドの走りがよいことが大きな特徴です。
しなりポイントはモデルによってさまざまですが、レディースからアスリートまで幅広い方が使用しやすいブランドです。
飛距離性能も高く、打ち方の違いはありますが、当サイトで測定したスペックではこの辺がおすすめです。
飛距離でおすすめのATTASシャフト
1位 ATTAS 11 【ダブルキック】キャリー257y
2位 ATTAS CoooL 【先中】キャリー254y
3位 ATTAS PUNCH 【中元】キャリー252y
※ヘッドスピード45m/s前後。
他のシャフトメーカーさんと比較すると、同じフレックスでも「やや柔らかいかな?」と感じるかもしれませんが、硬めでぶなら「ワンフレックス硬め」を選んでみても良いかな?と思います。
いつもと同じフレックスならボールのつかまりは良くなりやすいので、自分に合う手元の硬さとしなり感がハマれば、シャフトで飛ばす楽しさが見つかる”ぶっ飛び”系シャフトが『ATTAS』です。
他のシャフトメーカーの暗記なら、