前作を上回る飛距離とやさしさ！テーラーメイド「 Qi35 」シリーズの特徴と選び方！

「探求＝QUEST」と「慣性＝INERTIA」の頭文字をとった「 Qi 」シリーズは、2024年に「 Qi 10 」がリリースされ、その後継モデルとして2025年に「 Qi35 」がリリース。「 3 」は「Form（形状）」、「Function（機能）」、「Fit（フィッティング）」と3つの「 F 」の意味があり、「 5 」は5種類用意されたヘッドから組み合わせたネーミングが「 Qi 35 」になります。

フェースからボディ全体には、見た目からもカーボンのテクノロジーを感じられ、フェースからボディ全体を高級感のあるマット調の黒いクロミウムカーボンでまとめ、大型ヘッドながらも引き締まった見ためで構えやすさを向上させています。『 Qi35 MAX LITE 』ドライバーには、軽さややさしさを感じやすいカラーリングやデザインを施しています。

「 Qi35 」は、慣性モーメントを大きくしながらやさしさを追求し、より飛距離を伸ばすコンセプトのもと開発されています。慣性モーメントを大きくするには、ヘッドの重心を後方に持っていきますが、この方法だとフェース面の重心点は、フェースの上部にくるので、フェース下側のミスヒットの場合、ヘッドが下を向きスピン量がより多くなり飛距離が伸びない問題があります。今作は、カーボン、チタン、スチール、アルミニウム、タングステンなど複数の素材を組み合わせ、最適に配置したマルチマテリアル構造（複数素材の組合せ）により、フェース面上の重心位置(CG プロジェクション)を徹底的に低くしたことで、有効打点エリアが拡大し、慣性モーメントも大きく、ミスヒット時でも初速が落ちづらく飛距離アップに貢献します。

ヘッドを軽量化し余剰重量を確保するために、より高レベルなヘッド設計を可能とする「 インフィニティーカーボンクラウン＆カーボンソール 」を採用し、高い慣性モーメントを実現しています。

第 4 世代へと進化した「 カーボンツイストフェース 」は、フェース広範囲でのエネルギー伝達効率を向上させることでボール初速アップに貢献しています。

「 Qi35 LS 」ドライバーには、ヘッドのトウ・ヒール・後方の 3 か所 (13gx1/3gx2) に可動式の「TAS ウェイト」を搭載され、「 Qi35 」ドライバーはヘッド前方・後方 2 か所(13gx1/3gx1)に、「TAS ウェイト」を搭載。さらに細かな調整が可能なウェイトキットセットや単品ウェイトを発売し、1 本のドライバーで細かな弾道とスピン量の調整が可能となりました。
※「 Qi35 MAX 」ドライバーは非搭載。

「 Qi35 MAX LITE 」「 Qi35 MAX 」「 Qi35 」「 Qi35 LS 」に加え、「 Qi35 」の ”5” にもネーミングされた5つ目のヘッドが「 フィッティング専用 」ヘッド (非売品)。テーラーメイドはフィッティングの面でも業界の最先端にいきたいと考え、4 種類全てのフェースに反射型フィッティングマーカー6 点を内蔵し、ヘッドスピードやスピン量だけではなく、フェース向き、フェースクロージャ―レート、ボールのインパクト位置、適切なロフトや重量など、より正確な情報を収集する事を可能としています。今後は、最適なシャフトスペックの推奨が瞬時に行える、独自のフィッティング専用アプリを開発中で、フィッティング分野においてさらなる革新的な取り組みを進めています。