460ccヘッドの「XR16」に対し、440ccでしっかり叩けるコンパクトヘッドの『XR PRO 16』。ベースとなるテクノロジーは兄弟モデル「XR16」と共通で、つかまりを抑えた重心位置、低スピン設計が操作性と強弾道をもたらし、前作よりアドレス時に見た目の安心感がある大きめのヘッドデザインに設計されてます。国内未発売ですが『XR PRO 16』よりも、さらにつかまりとスピン量を抑えた「XR16 SUB ZERO」も発売されてます。
安心感を与え高弾道をイメージできる投影面積の大きなシャローバック形状や、フェースをスクエアに向けやすいヘッドの座りなど”やさしさ”を重視した外観で、レベルを問わずドライバーが苦手な方がボールをつかまえ、高弾道で打ちやすいように設計されたヘッドです。オートマチック性の高いゆるやかなヘッドターンはシンプルに打ちやすく、大きく進化したフェースを搭載したヘッドは初速性能も高いので、「打ちやすさ」「上がりやすさ」「飛距離」「コスパ」など、初心者の方が求めるニーズにハマりやすいおすすめのヘッドです。 ヘッドとシャフトは非脱着式なので、あとから簡単にシャフト交換はできませんが、H.S40~45m/s前後辺りの方で、振りやすさ重視なら純正シャフト「Speeder EVOLUTION for CW」、つかまりと弾道の上がりやすさで選ぶなら「Tour AD VR-5」、ボール初速と加速感を重視するなら「Speeder EVOLUTION V 569」など、シャフトの性格をチェックしてから選んでみると、より良い結果につながると思います。
新たにフレーム状に生み出された「JAILBREAK AI スピードフレーム テクノロジー」は、フレーム形状でヘッドの上下左右を固定することで、フェースのたわみが大きくインパクト時にボールへ伝わるエネルギー効率をより高め、AIが設計したフラッシュフェースも「フラッシュフェースSS21」へとアップデートされ、モデル別に異なるパターンのフェース設計で、従来モデルに比べオフセンターヒットに強くなっています。 「EPIC MAX FAST」「EPIC MAX」「EPIC SPEED」「EPIC MAX LS」の4モデルがラインナップされ、『エピック MAX』はドローバイアス設計とソール後方にある12gの「ペリメーター・ウェイト」により、キャロウェイ史上最大級の慣性モーメントを達成したもっとも寛容性の高いヘッド。
つかまりのよいドローバイアス設計と、打点ミスに強い高慣性モーメント設計で人気の「EPIC MAX」をベースに、パワーがない方でも飛距離を追求できるように”軽量化”された『エピック MAX FAST』ドライバー。 ターゲットゴルファーを想定しAIが設計した「FLASHフェースSS21」や、フェースのたわみ量を最大化する「JAILBREAK AI スピードフレーム」など、最新テクノロジーを搭載し、これまでにないほどのボールスピードと大きな飛距離を実現。
EPIC MAX FASTドライバー
発売日
体積
ロフト
2021/08/12
460cc
9.5°/10.5°/12°
国内標準シャフト
フレックス
長さ
重量
Speeder EVOLUTION for Callaway
R/SR/S
45.75インチ
272g(S)
ネック部調整機能:非搭載。
ライ角:59.5°
アップ
フラット
ヘッド重量:185.4g
軽
重
打感
柔
硬
つかまり
打ち出し
POINT
純正シャフトは「40g台」が装着され、パワーがない方でも飛距離を追求できるよう、「EPIC MAX」をベースに軽量化されたドライバーです。 横幅が広い投影面積の大きな丸型形状と、スクエア感のあるフェースアングルは、安心・安全を感じやすい構えやすさがあり、ソール後方には「12g」のウェイトが搭載された高MOI設計により、ヘッドがブレづらくボールが上がりやすい深重心のやさしさと、パワーに自信がない初心者~シニア層、女性の方も、「EPIC MAX」らしい安定感のある強い弾道で攻めやすい特徴のヘッドです。 H.S38m/sの初中級者の方に、ロフト9.5°/純正シャフト (SR)で試打をしてもらいましたが、軽快に打ち抜ける打感や、オートマチックにボールをつかまえてくれる面は好印象のようですが、ロフト9.5°では少し弾道が上がりづらい印象もあったようなので、やさしめのヘッドで飛距離性能を求めるHS40m/s以下の初心者さんで、まだ弾道高さを出せない方はロフト9.5以上がおすすめで、前モデル「マーベリック MAX FAST」との比較では、ヘッドターンのしやすさなら『エピック MAX FAST』、弾道の上がりやすさなら「マーベリック MAX FAST」で比較してみると選びやすいと思います。
\ 初心者さんおすすめ / \ レディースモデルあり / キャロウェイ エピック MAX FASTドライバー
2018年に発売された、アベレージ寄りのヘッド「ローグ」シリーズが4年ぶりに、2代目「ローグST」として発売。ST=スピード・チューニングは、「ボール初速」を高めるコンセプトのもと開発され、アップデートされたAIテクノロジー他、ボディと「JAILBREAK AIスピードフレーム」を一体成型し溶接や接着個所を減らし、軽量化と剛性アップを両立する「UNIボディ構造」の採用など、複合的にテクノロジーを結集し、「ボール初速」を高めるコンセプのもと、4モデルのヘッドがラインナップされています。シリーズの中でもボールのつかまりを重視したドローバイアスモデルが『ローグST MAX D』になります。
ROGUE ST MAX D ドライバー
発売日
体積
ロフト
2022/02/25
460cc
9.0°/10.5°/12°
国内標準シャフト
フレックス
長さ
重量
VENTUS 5 for Callaway
R/SR/S
45.5インチ
307g(S)
TOUR AD UB-5
S
45.5インチ
310g(S)
SPEEDER NX50
S
45.5インチ
308g(S)
Diamana PD50
S
45.5インチ
309g(S)
『ROGUE ST MAX D』ドライバーのスリーブ調整機能は、ロフト角「-1.0°~+2.0°」、ライ角「N:スタンダード/D:アップライト」の調整が可能です。
ライ角:60.0°
アップ
フラット
ヘッド重量:201.6g
軽
重
打感
柔
硬
つかまり
打ち出し
POINT
シリーズの中でも「ローグST MAX D」だけに搭載された、ヒール寄りのウェイト効果により、ヘッドをターンしやすく、+0.4°のフックフェースや大きく見えるフェース面、ヘッド後方が全体に丸く大きな投影面積は、ボールのつかまりと上がりやすさを重視し、シリーズ全体に共通して、クラウン部(ヘッド上部)がマッドブラックになったことで、より構えやすくやさしい”顔”をもつヘッドデザインです。 極端なスライスをカバーしてくれるほどの”やさしさ”はありませんが、現在使用しているドライバーで、フェースが開き気味でインパクトしてしまい右方向に吹けやすい方や、強い弾道が出づらい方におすすすめで、芯をとらえた時の包み込むような柔らかさのあと、弾き飛ぶ心地よい打感もボールを押し込む感覚を覚えやすいので、はじめはハーフスイングで軽~くヘッドターンの動きや打感を意識しながら練習してみると、メキメキ上達が見込める可能性があるヘッドです。 純正シャフトは、フジクラ社「VENTUS 5 for Callaway」が装着され、これまでの純正シャフトよりは、少ししっかり感があるシャフトになりますので、ヘッドスピード40~43m/s辺りの方は”フレックスS”辺りが推奨です。
4モデルある中でスタンダードに位置づけられる『ROGUE ST MAX』。幅広いゴルファーに向け、飛距離と振りやすさを追求したヘッドで、中上級者の方はもちろん、初心者の方もドライバーショットを楽しめる、2022年モデルの中でも注目を集めたヘッドです。
ROGUE ST MAX ドライバー
発売日
体積
ロフト
2022/02/25
460cc
9.0°/10.5°/12°
国内標準シャフト
フレックス
長さ
重量
VENTUS 5 for Callaway
R/SR/S
45.5インチ
307g(S)
TOUR AD UB-5
S
45.5インチ
310g(S)
SPEEDER NX50
S
45.5インチ
308g(S)
Diamana PD50
S
45.5インチ
309g(S)
『ROGUE ST MAX』ドライバーのスリーブ調整機能は、ロフト角「-1.0°~+2.0°」、ライ角「N:スタンダード/D:アップライト」の調整が可能です。
ライ角:59.0°
アップ
フラット
ヘッド重量:200.8g
軽
重
打感
柔
硬
つかまり
打ち出し
POINT
「ROGUE ST MAX D」よりも重心距離が長いことで、ややゆるやかなヘッドターンと、重心深度も深い事でヘッドのインパクトパワーが強く、スクエアなフェースアングルやヘッドの座りなど、4モデルの中でも一番安定感と総合的な完成度が高く、上昇志向の高い初心者さんにおすすめのヘッドです。 どうしても右方向のミスを抑えるイメージをだしたい方は「ROGUE ST MAX D」になりますが、「ROGUE ST MAX」はミスヒットの幅を少なくし、ボール初速も速いので飛距離の面も期待でき、自分に合う正しいスイングを覚え込むほど、結果にコミットしやすいクセのなさも特徴です。 HS.44m/sの初心者さんに試打(シャフト:SPEEDER NX50)してもらいましたが、ロフト9.0°だと弾道が低めでしたが、10.5°だと中高弾道で安定感がでたので、ロフト選びと、シャフト選びに注意して、一般的な力がある方は純正カスタムシャフトも視野にいれ、中間、先端が硬めの「TOUR AD UB-5」、中間のしなり感とつかまりが特徴の「SPEEDER NX50」、切り返しでゆったりとしたテンポを作りやすい「Diamana PD50」がラインナップされてます。
低スピンと安定した強弾道、ニュートラルな弾道へ導く『ROGUE ST MAX LS』。4モデルの中ではアスリートライクなゴルファーに向け、より低スピンで飛距離と直進性を追求したヘッドです。上位モデルとしてツアー向けの「ROGUE STトリプルダイヤモンド LS」も発売されています。
ROGUE ST MAX LS ドライバー
発売日
体積
ロフト
2022/03
455cc
9.0°/10.5°
国内標準シャフト
フレックス
長さ
重量
TENSEI 55 for Callaway
R/SR/S
45.5インチ
308g(S)
TOUR AD UB-6
S
45.5インチ
319g(S)
SPEEDER NX60
S
45.5インチ
318g(S)
Diamana PD60
S
45.5インチ
317g(S)
『ROGUE ST MAX LS』ドライバーのスリーブ調整機能は、ロフト角「-1.0°~+2.0°」、ライ角「N:スタンダード/D:アップライト」の調整が可能です。
ライ角:57.0°
アップ
フラット
ヘッド重量:202.1g
軽
重
打感
柔
硬
つかまり
打ち出し
POINT
フラットなライ角と455ccのやや小ぶりな-1.2°のオープンフェースな形状と、4モデルの中では一番スピン量が少なく、ハードヒッターの方が吹け上がりとスピン量を抑えながら攻めやすい特徴のヘッドです。ストレートフェードをイメージしやすい2021年モデル「EPIC MAX LS」ドライバーと比べ、ボールのつかまりがやや良くなりストレート系の弾道がでやすく、EPICシリーズより寛容性を高められる特徴のヘッドです。 『ROGUE ST MAX LS』は寛容性が向上したとはいえ、速いヘッドスピードやミート率などスイングスキルも求められるので、初心者の方は一旦保留して違うヘッドを探してみるのがおすすめです。
もっとスイングスピードを上げたいと考えているプレーヤー向けのアジア市場向けモデル『ROGUE ST MAX FAST』ドライバー」。接着型ホーゼルの軽量化されたヘッドで、超軽量シャフトも採用。そこに、ドローバイアスでアップライトな設計も加わることにより、これまで以上に速いスピードで振り切ることができ、高初速のハイドロー弾道を楽にもたらしてくれます。
ROGUE ST MAX FAST ドライバー
発売日
体積
ロフト
2022/03
455cc
9.5°/10.5°/12.0°
国内標準シャフト
フレックス
長さ
重量
SPEEDER NX40 for Callaway
R/SR/S
45.75インチ
278g(S)
ネック部調整機能:非搭載。
ライ角:59.5°
アップ
フラット
ヘッド重量:184.3g
軽
重
打感
柔
硬
つかまり
打ち出し
POINT
ヘッドの構造は「ROGUE ST MAX D」の特性と同じドローバイアス設計で、アドレスした時にやさしさを感じられるシルバー色のフェース面、4モデルの中でもボールのつかまりが一番良いヘッドです。「40g台」の純正シャフトが装着され、歴代「FAST」シリーズの中でもミスヒットに強い特徴は、パワーのない初心者やシニア層、女性の方(レディースモデルあり)で、振りやすく寛容性があり、飛距離もだせるドライバーを探してる方におすすめです。 歴代「FAST」シリーズも3代目になりますが、今モデル3代目『ROGUE ST MAX FAST』は、高弾道の2020年「MAVRIC FAST」と、ヘッドをターンさせボールをつかまえやすい2021年「EPIC MAX FAST」を足し、ボール初速や打感の向上など歴代「FAST」シリーズの大きな進化が感じられるモデルです。