今さら聞けないフェアウェイウッド選び!苦手を得意に変えていく今どきFWの選び方!

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ティーショットでは精度を高めながら飛距離をだせ、芝の上から打つクラブの中でも、いちばん飛距離を出せるクラブが「フェアウェイウッド=FW」です。

飛距離というワードが重視されるFWを打てるようになると、スコアメイクにおいても大きな武器となりますが、芝の上から打つクラブの中ではいちばん長さもあるので、「FW=むずかしい」と、苦手イメージをもつアマゴルファーさんも多いようです。

今回は、FWが苦手なアマゴルファーさんのために、これからは得意クラブになっていただき、色々な攻め方ができるよう、フェアウェイウッドの基本的な選び方をざっくりお届けします。

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フェアウェイウッドとユーティリティの違い

フェアウェイウッドを投入する時に、「ロフトがほぼ同じユーティリティと比べてどう違うの?」という質問も多いので、FWとUT違いを少し見てみましょう。

フェアウェイウッドとユーティリティのスペック

フェアウェイウッド ユーティリティー
M4FW : #5
M4UT : #3
ロフト
18°
19°
ヘッド体積
156cc
100cc
長さ※1
43インチ
40インチ

※1:フェアウェイウッドシャフト:カスタムシャフト装着時の長さ。
 ユーティリティーシャフト:REAX90 JP装着時の長さ。

FWやUTは、ドライバーとアイアンの距離差を埋めるクラブですが、ロフトの近いFWとUTを並べると、ヘッドの大きさとクラブの長さが異なることが分かります。

ヘッドが大きく長さのあるFWは、ドライバーに近い特性で飛距離性能が高く、大きく丸みのあるソール面が芝の上ですべりやすいので、多少のダフリもカバーしてくれます。

コンパクトなヘッドで長さの短いUTは、アイアンに近い特性をもつ製品が多く、ボールにヒットしやすく、強い弾道や曲がりづらいメリットがあります。

フェアウェイウッドとユーティリティの弾道

UTよりもヘッドが大きいFWは、重心が深くなることでUTよりも高弾道になりキャリーで飛距離をのばしやすく、ヘッドが小さいUTは、FWよりも重心が浅くなることで、中弾道で直線的な弾道が打ちやすいクラブです。

FWとUTでは、「どちらがよいか?」というのはありませんが、飛距離ではFWが優位になりますので、自分が使いやすいFWを1本入れておくと、狭いホールやドライバーほどの飛距離を必要としないティーショット、ロングホールの2打目など、飛距離を活かした攻め方ができます。

地面の上でアドレスした時に、大きなヘッドや長いクラブだと苦手が意識がでる方や、ショートウッドが苦手な方、アイアンが得意な方は、積極的にUTを使用して中距離を確実に攻められる、ムリをしないクラブセッテイングも重要になってきます。

はずかしくないUT選び③UTのセッテイングを大事にしながら打ち方で選ぶUTのヘッド選び2017
ユーティリティの使用頻度は、あまり多くない方も居らっしゃるかもしれませんが、ここぞと言う時に、中距離をビシッ!と決めてグリーンを狙えるユーティリティは、使用頻度が少ないからこそ、自分に合うお気に入りを見つけておきたいクラブです。 クラブ全体

フェアウェイウッド選びは自分好みの構えやすいヘッド選びから

より自分に合うFWを見つけるために優先することは、まず「構えやすさが自分の感覚にしっくりくるかどうか?」の、見極めが重要になってきます。

自分好みのしっくりくるヘッドサイズやデザイン形状は、打ちやすさにつながるので、まずはクラブごとに違う微妙なフェース向きや、スコアライン(フェース面)の見え方をチェックしておきます。

フェースの向きをチェック

フックフェース
ボールがつかまる安心感を求めたい方。
ストレートフェース
目標方向にセットしやすくなります。
オープンフェース
ボールのつかまり過ぎを警戒する方。

スコアラインの見え方

アドレスした時に視覚に大きく伝わる部分では、フェースのスコアライン(フェース面)の見え方があります。

同じロフトでも、フェース面が大きく見えるFWはロフトが大きく見え、やさしさやボールが上がりやすいイメージがでやすく、フェース面が小さく見えるFWは、操作性や打ち込んでいくイメージがでやすいなど、ちょっとしたフェースの見え方で、弾道イメージの出し方が変わってきます。

クラブを地面にポンッとソールさせた時に、フェース面が向く方向からざっくり「フェース角」がわかるので、ご使用中のFWをアドレスした時に「なんか違うな?」と感じる方は、ヘッドの大きさなども含めどこか自分の感覚と合わず、無意識にミスヒットを誘発している可能性もあるので、要チェックかもしれません。

フェアウェイウッドは払い打ち?打ちこむの?

PHOTO GDO

FWをホウキで掃くように払い打ってる方で、「FWはむずかしい」と感じている方も居ると思います。

ヘッドサイズが大きく重心が深いFWは「払い打ち」になりますが、払い打ちはヘッドを地面すれすれに打つ精度の高さも必要になり、少しでもズレるとトップやダフリがでやすい面があります。

このようなミスが多く、「FWはむずかしい」と感じていた方は、ヘッドのおしり側がシュッと低くなっている「シャローバック形状」がおすすめです。

フェアウェイウッドが苦手な方はおしりをチェック


最近のFWは、フェースの高さが薄いシャローフェースで「低重心化」され、ボールが上がりやすい製品が多くなっています。

さらに、ヘッドのおしり側がシュッと低い「シャローバック形状」は、これまでよりも重心を少し浅い位置に移動でき、スピン量もおさえてくれるので、吹け上がりや飛距離ロスをしづらく、安心感のある構えやすさも特徴です。

「低重心」と「シャローバック形状」のヘッドは払い打ちだけではなく、さまざまな状況からもしっかり打てる、ダウンブロー系の打ち方にも対応してくれるので、FWが苦手な方は「低重心」と「シャローバック形状」も気にかけて選んでみると、より打ちやすいFWが見つかりやすくなると思います。

今どきフェアウェイウッドの打ち方

芝の上にボールが浮いてる状況や沈んでる状況など、条件により異なりますが、フェアウェイの上にあるボールを打つ時は、アイアンやUTと同じように、FWも「ダウンブロー」で打つことが基本になります。

ダウンブローとは?

クラブ軌道の最下点の手前でボールを打ち、ボール前側のターフが自然に取れる打ち方。
上から鋭角にボールを叩くイメージよりは、ゆるやかな軌道で上からボールをとらえるスイングになります。

ボールを体の真ん中寄りに置いて、ハンドファーストをしっかりキープしながら、グリップエンドをボールに向け、クラブを下ろす意識で打つと、クラブ軌道の最下点より前でボールをとらえやすく、ボールをとらえたらヘッドがグリップを追い越すようにスイングしていきます。

ダウンブローで打つとボールを厚くとらえられるので、ミスヒットに強く方向性や安定性もあがり、打音も変わってきますので、まずはアイアンで練習しながら、手に感じる厚みのある「感触」や、ボールがつぶれる「打音」を身につけていくのもポイントです。

弾道はボールの位置で調整


「低重心」と「シャローバック形状」の今どきFWは、ボールを置く位置でさまざまな弾道が打ちやすくなります。

ボールをセンター寄りに置けば、高さをおさえた強い弾道が打ちやすく、さらにボール半個~1個ほど左に置いてややダウンブローで打ち込むと、強い弾道と飛距離で攻められ、高さを出したい時は、さらに半個~1個ほど左に置いてレベルブローで打つなど、風や状況に応じた攻め方ができるのもメリットです。

シンプルに打ちたい方は、「ややダウンブロー」がベーシックな打ち方になり、これまで払い打ちでFWの苦手意識が強かった方は、やや打ちこむ打ち方に変えてみるのも、ひとつの方法です。

最近のフェアウェイウッドの重心深度をみる

FWを選ぶ基準はたくさんありますが、「しっくりアドレスできる外観」をいくつか候補に挙げ、ボールの上がりやすさに影響を与える、「重心深度」の違いを見ておくと、さらに絞りやすくなってきます。

ざっくりフェアウェイウッドの重心深度

ざっくり重心深度
重心からソールに引いた垂線と、リーディングエッジまでの長さが「重心深度」になり、ボールのつかまりや打ち出し角、スピン量に影響を与えます。

最近のFWは、シャローバックの影響もあり重心は浅めになりますが、その中にも重心がヘッド後方寄りある「深重心」と、ヘッド前方にある「浅重心」に分かれ、2つの重心深度の見極めがFW選びの明暗を分けてきます。

ざっくりフェアウェイウッドの深重心と浅重心

重心がヘッド後方にある「深重心」
インパクトでヘッドが後ろに押されにくいので、ロフトが安定しやすくミスヒットに強い。ヘッドがターンしやすいのでボールのつかまりもよく、ヘッドスピードの遅い方やボールが上がりづらい方は、スピンの多い安定した高弾道を狙いやすいです。
重心がヘッドの前方にある「浅重心」
インパクトでロフトが立ちやすく、低スピンの強い弾道がでやすい。ヘッドのターンやボールのつかまりはひかえめで、飛距離を伸ばしやすいですがミスヒットにはシビアです。

「深重心」と「浅重心」の特性は大きく異なります。ヘッドスピードが遅めの方は、重心が深めの「深重心」で高弾道と打ちやすさを重視したり、ヘッドスピードが速い方で、吹けあがりやつかまり過ぎをおさえたい方は「浅重心」がおすすめです。

ウエィトや溝がないモデルでは、「深重心」が大型ヘッドのシャロー形状(薄型)が多く、「浅重心」はコンパクトなヘッド形状が多くなっています。

フェアウェイウッド選びのポイント
・フェースの向きやフェース面の見え方など、構えやすい好みの感覚も重視する。
・「低重心」と「シャローバック形状」が最近の流れ。
・基本は「ややダウンブロー」で打つ。
・「深重心」は高弾道系でスピンが多い。
・「深重心」はヘッドスピード遅め~ふつうの方におすすめです。
・「浅重心」は低スピンで飛距離もでるがミスヒットにはシビア。
・「浅重心」はヘッドスピードが速めの方におすすめです。

ざっくりここまでは、一般アマチュアゴルファーの方もおさえてるFW選びです。

ここからは、形から入るアマゴルファーさんのスコアアップに結びつくように、もう少し細かい部分から、より自分に合うFW選びをしていただければと思います。

まずは、各メーカーの最新フェアウェイウッドをチェック!

3Wと5Wを選択するポイントはヘッドスピード

「3Wと5Wは2本とも投入した方がよいのか?」という、FW選びでよくあるご質問がありますが、芝の上から3Wを打つには、ある程度のヘッドスピードが必要になってきます。

H.S43m/s以下なら5Wがおすすめ!

大まかな目安としてH.S43m/s以下ですと、3Wより5Wの方が打ち出し角が高くボールにスピンもかかり、キャリーで飛距離を伸ばしやすくなります。

3Wはスピン量不足によりボールが失速しやすく、飛距離を大きくロスしている傾向があり、セッテイングは「5W、7W」や、「5W、UT」などがおすすめで、ミート率の高い方でしたら、ティーショット用の3Wをセッテイングに入れると、ティーショットのバリエーションが増えてきます。

H.S43m/s以上なら3Wも視野にセッテイング

3WをH.S43m/s以上で打つと、ボール初速があるのでスピン量が確保され、キャリーで飛距離を伸ばしやすくなり、5Wもロフト通りの弾道の高さと飛距離で打ちやすくなります。

フェアウェイウッドのソール形状を見ておく

ボールはクラブフェースで打ちますが、芝の上から打つことが多いFWは、傾斜やラフなどさまざまなライから打ちやすくするためにヘッドに丸みを持たせ、多少のダフりでもソールが滑りやすいなど、地面に接地するソールにも大きな役割があり、ソールの特徴もFW選びのヒントになります。

丸っとしているソールは打ちやすさ重視

全体的に丸みの強いモデルは、いろいろな角度からの入射角に対応しやすく傾斜に合わせやすいので、打ちやすさを優先する方は丸みの強いモデルがおすすめです。

センターラインのソールは抜け感重視