【戦う武器】形から入らない本物のゴルフギア。2016年松山英樹、石川遼

ツアープロ

世界最高峰のゴルフツアーPGAツアー。

2015-2016年シーズン日本人選手では、石川遼、松山英樹、そして今季から初参戦の岩田寛の3人。

松山秀樹はニュースでも報じられように、”ウェイストマネジメント フェニックスオープン”で、ツアー通算2勝目を飾り、岩田寛は、”AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ”で、堂々、4Tの好成績をおさめ、ツアー前半戦で大きなポイントを上げ、02月22日現在、FedEXCupランクも松山英樹が9位、岩田寛が82位とランキングを上げています。

石川遼は?

残念ながら石川遼は、腰痛のため1カ月間の休養をとり、3月10日に始まる「バルスパー選手権」を復帰戦の予定にしています。

形から入らないプロの武器

ぬくぬくと暖房の部屋でくつろいでいる我々形から入るAmagoruファーも、そろそろ「準備」に入る時期。

遠い異国の地でがんばっている3人のプロのうち、松山英樹と石川遼の最新クラブセッテイングがアメリカのゴルフサイトGolfWRXで公開されてます。

まずは、テンションをあげるためにも、この二人のセッテイングを見ながら「準備」を始め、周りのAmagoruファーに情報を提供することも務めです。

松山英樹 2016 ドライバー

matuyama-2016-dr

matuyama-di8

松山英樹 2016 ドライバー
ドライバー Srixon ZR-30 (8.5°)
シャフト グラファイトデザイン
Tour AD-DI 8 TX
ココがポイント!  

今期も今の所、ドライバーとシャフトに変更はなく、2008/09発売のZR-30とシャフトにDI-8を使用しています。

試合を見てもドライバーの精度が高く、これだけ長く愛用するZR-30を気に入ってるのが分かります。

ZR-30ドライバー
※ZR-30は新品での購入はありません。
 中古市場では人気があり激レアです。

石川遼 2016 ドライバー

ishikawa-2016-dr

ishikawa-di9

石川遼 2016 ドライバー
ドライバー キャロウェイ Big Bertha Alpha 816♦♦(9.5°/10.5°)
シャフト グラファイトデザイン
Tour AD-DI 9 X
ココがポイント!  

2015年後半より現在のドライバーに変更。

昨年のシャフトは70g台のMJ-7から、今期は90g台のDI-9にすることで、体をしっかり使ったスイングができるようになり、飛距離が伸びたことなどを理由に変更しています。素人の筋力で振ったら腰がヤラれそうです・・・

Big Bertha Alpha 816♦♦

松山英樹 2016 3W

matuyama-2016-3w

松山英樹 2016 3W
3W テーラーメイド RBZ 2 (15°)
シャフト グラファイトデザイン
Tour AD-DI 9 TX
ココがポイント!  

昨年はの3Wは、PING G25を使用してましたが、今期は2013/01発売のテーラーメイド RBZ 2 を使用。シャフトは昨年同様DI-9を使用。

アマチュアの間でもRBZの飛距離が話題になりました。新しいギアだけでなく、自分に合うクラブを求めている、松山英樹のこだわりが分かります。

RBZ 2
※RBZ 2は新品での購入はありません。
 中古市場では流通量が多く低価格で探せます。
 US物はシャフトに注意してください。

石川遼 2016 3W

ishikawa-2016-3w

石川遼 2016 3W
3W キャロウェイ XR 16(15°)
シャフト グラファイトデザイン
Tour AD-DI 8 X
ココがポイント!  

昨年はの3Wはキャロウェイ XR PROを使用してましたが、今期はXR 16を使用。シャフトは昨年のMJ-7からDI-8に変更。

FWは、ドライバーよりもシャフトを重くするプロが多いですが、3Wのシャフト重量が軽くなっています。「打感が柔らかく、弾き感があり過ぎない感覚。コントロールがしやすい」とコメントしています。

XR 16
※2月19日発売予定

松山英樹 2016 UT

matuyama-2016-ut19

松山英樹 2016 UT
UT ホンマ TW727 (19°)
シャフト Dynamic Gold Tour Issue X100
ココがポイント!  

昨年はキャロウェイ XR PRO 5Wを入れていましたが、今期はユーティリティーを投入。

ホンマのユーティリティーを選んだことで、どんな感じなのか?気になる人も多いと思いますが、構えやすさ、打感、操作性では、現在トップクラスのユーティリティーと当サイトでは評価しています。

ホンマ TW727
※シャフトNS PRO950GHは在庫少。

石川遼 2016 5W

ishikawa-2016-5w

石川遼 2016 5W
5W キャロウェイ Collection(18°)
シャフト グラファイトデザイン
Tour AD-DI 9 X
ココがポイント!  

昨年は松山英樹と同じ、キャロウェイ XR PRO 5Wを入れていましたが、今期は2015年発売のコレクションを投入。シャフトはMJからDIに変更し、ドライバーからのバランスを揃えているようです。

「5Wは前のモデルですが、フェースが真っ直ぐ向いているような感じだった」と、FW選びの決め手は「基本的には“顔”」とコメントしています。

キャロウェイ Collection
※MJ石川遼モデルがあります。

松山英樹 2016 アイアン

matuyama-2016-iron

松山英樹 2016 アイアン
4-9 スリクソン Z945
シャフト Dynamic Gold Tour Issue S400
ココがポイント!  

アイアンは昨年と同じZ945。マッスルバックですが、弾道も上がりやすく打ちやすいアイアンです。打感は言うことなしの柔らかさ。

スリクソンのアイアンは、今年モデルチェンジの年なので、フィーリングが合えば、シーズン途中からお目見えできるかもしれません。

Z945

石川遼 2016 アイアン

ishikawa-2016-iron

石川遼 2016 アイアン
4-PW キャロウェイ X-Forged 13
シャフト Dynamic Gold Tour Issue X100
ココがポイント!  

アイアンは昨年と同じX-Forged 13。小ぶりなヘッドでミート率が高い人が打ちやすいアイアン。Z945より打感はやや硬め。

X-Forgedアイアンは、今年モデルチェンジの年なので、フィーリングが合えば、シーズン途中からお目見えできるかもしれません。

X-Forged 13
※X-Forged 13の新品購入は現在困難です。
 中古市場でも流通量が少ない状態です。
 2/22現在、Amazon、楽天に若干ですが中古があります。

松山英樹 2016 ウエッジ

matuyama-2016-48

matuyama-2016-52

matuyama-2016-56

matuyama-2016-60

松山英樹 2016 ウエッジ
48-8
52-10
クリーブランド
588 RTX CB
56-12
60-10
クリーブランド
588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド
シャフト Dynamic Gold Tour Issue S400
ココがポイント!  

昨年の50°/56°/60°の3本セッテイングから、2016年は、48°/52°に588 RTX CB と、56°/60°は引き続き588 RTX 2.0 プレシジョン フォージドの4本セッテイングに変更。

588 RTX CB / 2.0 プレシジョン フォージド
※価格が下落してきましたので、1万円前半から販売されています。

石川遼 2016 ウエッジ

ishikawa-2016-50

ishikawa-2016-58

石川遼 2016 ウエッジ
50°/58° キャロウェイ
X-ForgedX(50°)
Mack Daddy2 Tour Grind (58-9 T-Grind)
シャフト Dynamic Gold Tour Issue X100
ココがポイント!  

2007年発売のX-Forgedと、2014年発売のMack Daddy2を使い分けています。

X-Forgedはウエッジの中でも名器といわれ、新製品Mack Daddy3が発売されましたが、柔らかい打感が好みなら、Mack Daddy2を選択するプロが多いようです。

昔のウエッジと、最近のウエッジの組み合わせも、シブい感じがします。

X-Forged
※新品での購入はありませんが、年式も古いので¥3.000円台から販売されています。

Mack Daddy2
※Mack Daddy2は、在庫処分のため爆安中。

松山英樹 2016 パター

Matsuyama01

松山英樹 2016 パター
スコッティキャメロン
Newport 2 GSS(プロトタイプ)
ココがポイント!  

極上の柔らかいGSS(ジャーマン・ステンレス・スチール)素材を使用した、1ドットの松山英樹オリジナルNewport 2。

コレクターにも愛され、一生物として大事に使用する人も居る、人気のツアーパターです。

Newport 2 GSS
※市場で流通する事が少ないので、即完売になります。
 購入の際は「証明書付」の確認と、偽物が多いのでオークションでの購入は注意してください。

石川遼 2016 パター

ishikawa-2016-pt-1

ishikawa-2016-pt2

石川遼 2016 パター
オデッセイ
WHITE HOT Center Shafted #5
ココがポイント!  

昨年度使用のオデッセイ ダマスカス・グランド#9から、ホワイト・ホット #5CSに変更。
「絶品の打感」と、愛用者の多い初代ホワイト・ホット。

ホワイト・ホット #5CS
※新品での購入はできませんが、中古市場では数千円から販売されています。

松山英樹 2016 キャディバッグ

matuyama-2016-bag

松山英樹 2016 キャディバッグ
スリクソン GGC-S098
スリクソン GGC-S098

石川遼 2016 キャディバッグ

ishikawa-2016-bag

石川遼 2016 キャディバッグ
キャロウェイ Tour 16 JM
キャロウェイ Tour 16 JM
※人気商品の為、完売間近です。

とにかくがんばってほしい!

形から入らない本物プロのギアは、契約メーカーの新製品だけを使用するのではなく、旧製品でも、今の自分に合うクラブを模索しながら、ツアーで戦っているのが分かります。

この辺を、我々形から入るAmagoruファーも参考にしながら、今期の地元の商店街ツアーでがんばりたいところです。

PGAツアーでは、8月のレギュラーシーズン終了まで、125位以内のランキングに入ることで、来季のシードを確保できます。2月22日現在、FedEXCupランクは、松山英樹が9位、岩田寛が82位で、石川遼はケガで休養中の理由もあり167位と遅れをとっていますが、まだシーズン前半なので、今年はPGAツアー参戦の日本人選手の動向を見ながら、さらにテンションを上げてがんばりましょう!

手軽にPGAツアーをご覧になりたい方は、NHK-BS1で見られます。
NHKスポーツPGAツアー

こちらの記事も注目

【戦う武器】優勝か!キャロウェイの松山英樹?テーラーのマキロイ?

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するセッティングとは異なることがあります。
www.golfwrx.com

タイトルとURLをコピーしました