【飛び過ぎ注意】370yd飛ばしたブライソン・デシャンボーのぶっ飛びドライバーはコレ!

ツアープロ

2020-2021年米国PGAツアーは、フロリダ州にあるベイヒルクラブ&ロッジで「アーノルド・パーマー招待 (03/04〜03/07 賞金総額930万ドル=約10億800万円)」が開催され、スコアを落とす選手が続出する中、ブライソン・デシャンボー選手が2バーディ、1ボギーの「71」で回り、通算11アンダーで逆転優勝を決めました。

ブライソン・デシャンボー選手は、昨年9月「全米オープン」に続くシーズン2勝目、ツアー通算8勝目のタイトルを挙げ、今大会の優勝で約167万ドル(約1億8100万円)を獲得し、賞金ランキング1位(2021/3/8現在)に浮上。

今回は、試合が行われたベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)ゴルフコースの6番ホール531ヤード(PAR5)で、世界中が注目したドライバーショットをご紹介。

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ベイヒルクラブ&ロッジ 6番ホール PAR5

PHOTO:Bay Hill Club & Lodge

ベイヒルクラブ&ロッジは、1966年からPGAツアー「アーノルド・パーマー・インビテーショナル」が開催されているコースで、アーノルド・パーマーが1976年にゴルフ場を買い取り、エド・スィーヴィーと共に再設計された、アーノルド・パーマーとゆかりの深いコースで、6番PAR5は大きな湖の弧を描くように設計された名物ホールです。

他の選手は、右サイドに並ぶバンカー手前付近から攻めるルートを選択しますが、デシャンボー選手は1日目、2日目は右ルートで、3日目、4日目は湖越えを狙うショートカットで攻めてきます。

2020年新型コロナウィルスの影響で、ツアーが中断していた自粛期間中に3カ月で9キロ増量させる肉体改造を行い、飛距離を20ヤードほどアップさせてます。もともとロングヒッターですが、2016年と比較してもアドレスの方向や体系の違いが分かり、さらにパワフルなスイングへと進化しています。

3日目 飛距離370ヤード

大会前に6番ホールのショートカットを宣言していましたが、3日目に飛距離370ヤードでショートカットを成功させバーディ。

ヘッドスピード ボール初速
61.1m/s 87.4m/s
キャリー 飛距離
346.7y 370y

最終日 飛距離377ヤード

最終日、6番ホール時点での順位は単独1位。

3日目よりもフォローの風は強い状況でしたが、最終日で大きなミスが許されない中ショートカットを狙い、飛距離377ヤードでこの日もバーディーを獲得しています。

ヘッドスピード ボール初速
60.7m/s 88.0m/s
キャリー 飛距離
342.8y 377y

YouTube:PGA公式 アーノルド・パーマー招待 最終日6番ホール

ブライソン・デシャンボー 2021クラブセッテイング

ブライソン・デシャンボー 2021クラブセッテイング
ドライバー
コブラ:KING LTD PRO(7.5度)
シャフト:LA Golf ツアー AXS ブルー6-X (45.75inch)
3W
コブラ:KING Prototype B (10.5度)
シャフト:LA Golf BAD Prototype 70 TX
3W
コブラ:KING ZS TOUR (14.5° @13.5°)
シャフト:LA Golf BAD Prototype 70 TX
アイアン
コブラ:KING ワンレングス ユーティリティ(#4、#5)
コブラ:キング フォージドツアー ワンレングス(#6~PW)
シャフト:LA Golf Rebar Proto (37.5inch)
ウェッジ
アーティサンゴルフ:Prototype(47°、52°、58°)
シャフト:LA Golf Rebar Proto (37.5″)
パター
SIK Golf: PRO Cシリーズ アームロック
ボール
ブリヂストン:ツアーB X
※プロは頻繁にクラブ調整を行います。実際使用するギアセッティングとは異なることもあります。
南メソジスト大で物理学を専攻し「ゴルフ科学者」と自称するデシャンボー選手。ドライバーやシャフトは替えることが多いですが、アイアンのシャフト長さを37.5インチ、ライ角72度でそろえ、腕とクラブが一直線になるようにアドレスすることで、「全てのクラブで同じように構えれば、より反復性が高まる」とする、独自のゴルフ理論で戦うプレーヤーです。
全米オープン2020優勝。

377ヤードを放ったコブラ KING LTD PROドライバー

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コブラ キング LTD PROドライバー

2015年11月に発売され、素材や形状、重心位置など、NASAなどと提携してクラブの開発を進められたヘッドです。ソールにある16gの「スペースポート」と呼ばれる円形のウエイトポートが装備され低重心化させています。重心距離はやや長めですが、ほどよくボールがつかまり低スピン中弾道で、厚みのある柔らかい打感が特徴の大MOIヘッドです。

ロフト(°):7/7.5/7.5F/8.5/8.5F/9.5/9.5F/10可変。
ライ角:56°

※兄弟モデルとして、重心距離が長く重心深度が深いやさしめの「KING LTD」も発売されています。

コブラ KING LTD PRO ドライバー
※2015年モデルの為、新品は完売しています。

全米オープン2020で優勝した時のドライバーは、2020年4月発売の「King SpeedZone」を使用しています。

デシャンボー選手はどれを使っても飛びますが、コスパに優れたヘッドを探す街のデシャンボーを目指すアマゴルファーさんは、安定性と飛距離に優れた「コブラ」のドライバーもアリかと思います。

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