【戦う武器】祝優勝!松山英樹が世界選手権2勝目で米5勝目をマーク!優勝セッテイング!

ツアープロ

世界最高峰のゴルフツアー「アメリカPGAツアー」の中でも、年間4試合行われる「世界ゴルフ選手権」は、メジャー4試合に次ぐ規模のビッグトーナメントになり、今回、試合が行われた「世界選手権シリーズ第4戦 WGCブリヂストン招待」において、日本から参戦している松山英樹選手が、最終日「61」をマークし、通算16アンダーとして逆転優勝。

昨年10月「WGC HSBCチャンピオンズ」に続く世界ゴルフ選手権シリーズ2勝目を挙げ今季3勝目となり、2011年からの米ツアー出場100試合目の節目をアメリカPGAツアー通算5勝目で飾りました。

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WGCブリヂストン招待 松山英樹コースレコード「61」をマーク

PHOTO:GDO 松山英樹が世界選手権2勝目 圧巻「61」の逆転で米5勝

「世界選手権シリーズ第4戦 WGCブリヂストン招待」は、アメリカオハイオ州にある「ファイヤーストーンCCサウスコース 7400yd(パー70)」で行われ、全長が長く狭いフェアウェイと深いラフは世界屈指の難コースとされ、4日間予選カットなしで世界のトッププレヤー70人が競う格式の高い大会です。

優勝した松山英樹選手の最終日のスコアは、1イーグル7バーディ、ボギーなしの大会コースレコード「61」をマーク。通算16アンダーとし、2位のザック・ジョンソンに5打差をつける圧勝を見せつけくれました。

大会コースレコード「61」は、2013年にタイガー・ウッズがマークしたスコアに並び、当時、PGAシード権を目指し遠征を繰り返していた21歳の松山英樹選手が一緒にラウンドし「次元が違う」とコメントを残していましたが、あれから4年の間で自身が「次元が違う」存在に成長したことを証明しました。

その、難関コースを制した松山英樹選手の優勝クラブセッテイングをご紹介。

WGCブリヂストン招待 松山英樹優勝セッテイング

松山英樹 WGCブリヂストン招待2017優勝セッテイング
1W キャロウェイ:グレートビッグバーサ(9°)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI-8TX
3W テーラーメイド:M2 2017(15°)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI-9TX
UT ホンマ:TW727 (19°)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI-Hybrid 115X
4I~PW スリクソン:Z965
シャフト:True Temper DG-S400 Tour Issue
ウエッジ クリーブランド:588 RTX 2.0 Precision Forged (52°/56°/60°)
シャフト:True Temper DG-S400 Tour Issue
パター テーラーメイド:TP Collection Mullen prototype
ボール スリクソン:Z-Star XV

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用ドライバー

1W キャロウェイ:グレートビッグバーサ(9°)
シャフト グラファイトデザイン ツアーAD DI-8TX

ドライビングディスタンス 304.3ヤード 22位(2017年8月7日現在)

2015年発売の可変式ウェイトが特徴的な460ccヘッドのグレートビッグバーサは、2016-17シーズンの2戦目「世界選手権シリーズ第1戦 HSBCチャンピオンズ」から使用し優勝をしたヘッド。

国内仕様とはカラーリングが違うつや消しマッドブラックに、ウェイト位置をややフェード寄りに設定。グレートビッグバーサに変更し飛距離が大幅に伸び、今大会も300ヤード越えのビッグドライブを連発しているぶっ飛びヘッド。

絶妙な柔らかめの打感と弾き感に、アマゴルファーさんも打ちこなせるやさしさが特徴です。

キャロウェイ グレートビッグバーサ2015
※2015年モデルの為、新品の発売は少なくなっています。
※オークションサイトの購入は推奨していません。
※国内仕様純正カスタムシャフト
・Tour AD GP-5 (S)
・Tour AD GP-6 (S)
・Speeder569 EVOLUTION II (S)
・Speeder661 EVOLUTION II (S)
長さは全て45インチ。

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用フェアウェイウッド

3W テーラーメイド:M2 2017(15°)
シャフト

2016年後半までは、テーラーメイド:Rocketballz Stage2 (15°)を使用していましたが、「WGC HSBCチャンピオンズ」に続く今季2勝目の試合「フェニックスオープン2017(2017年02月)」の頃より、2017年3月発売の「テーラーメイド M2 2017」に変更。

M2 2017フェアウェイウッドは、ヘッド体積175cc(#3)の「M2 フェアウェイウッド」と、ヘッド体積156cc(#3)の「M2 ツアーフェアウェイウッド」2モデルが発売され、松山英樹選手は「M2 フェアウェイウッド」を使用。

前モデルM2 2016より飛距離性能と寛容性があがり、抜けのよい振り抜きと弾き感の強い打感から飛び出す強弾道で、やさしさと飛距離が特徴的なフェアウェイウッドです。

テーラーメイド M2 2017フェアウェイウッド
※「M2 フェアウェイウッド」の国内純正カスタムはFUBUKI V 60ですが、好みのシャフトをカスタムできるショップも多くあります。
※USモデルは国内モデルとスペックが異なる場合があります。

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用ユーティリティ

UT ホンマ:TW727 (19°)
シャフト グラファイトデザイン ツアーAD DI-Hybrid 115X

今期は「キャロウェイAPEX UT(18°)」や、「テーラーメイド アイアン型ユーティリティM2ツアー(3I)」を使用していましたが、今大会では2015-2016シーズン前半に使用していた「ホンマ TW727 (19°)」を投入。以前はシャフトをDG Tour Issue X100を入れていましたが、中調子のツアーAD DI-Hybrid 115Xに替えています。

アドレスの構えやすさ、打感と打音、操作性などトップクラスのユーティリティー。

ホンマ TW727ユーティリティ
※2014年12月発売モデルの為、新品の発売は少なくなっています。
※後継モデルTW737ユーティリティが発売になってます。

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用アイアン

4I~PW スリクソン:Z965
シャフト True Temper DG-S400 Tour Issue

2016年9月に発売された「スリクソン Z965」を使用。

松山英樹選手のアイアンショットは世界最高レベルと評価され、使用する軟鉄鍛造マッスルバック形状の「Z965」は、松山英樹選手のようにフェードで正確な距離と弾道コントロールで攻めたい方におすすめのアイアン。

軟らかく厚みのある打感に、むずかしすぎない「Z965」は、練習すればするほどアイアンの楽しさが分かり、上昇志向の強い初心者の方にもおすすめです。

スリクソン Z965アイアン

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用ウエッジ

ウエッジ クリーブランド:588 RTX 2.0 Precision Forged (52°/56°/60°)
シャフト True Temper DG-S400 Tour Issue

2015年2月発売の「588 RTX2.0プレシジョンフォージド」 

ヒール部の高さを抑え、小ぶりで開きやすい操作性の高いウエッジ。松山英樹選手のこだわりを反映したヘッド形状は、アメリカの強い芝にも負けない重みのあるヘッドが特徴になり、外観の質感など完成度の高い上級者向けのウエッジ。

クリーブランド 588 RTX 2.0 Precision Forged

WGCブリヂストン招待 松山英樹使用パター

PHOTO:GDO

テーラーメイド:TP Collection Mullen 市販モデル

松山英樹 WGCブリヂストン招待2017使用パター
パター テーラーメイド:TP Collection Mullen prototype

今大会はパターをスコッティキャメロン「ニューポート2 GSS」から、テーラーメイド「TP Collection Mullen(ミューレン)」に変更。大会2日前に届いたパターを「何となくフィーリングが良かったから使ってみた。」と変更理由についてコメントしていますが、4日間の平均パット数が1.648パットと、全体1位になり結果が数字にも表れています。

「TP Collection Mullen」は、今大会5位タイに入ったロリー・マキロイを意識したモデルとされ、国内では2017年4月に「TP Collectionシリーズ 」として、ブレードタイプのクランクネック「SOTO」と、マレットタイプのショートスラントネック「Mullen」、シングルベンドネック「BERWICK」が発売されています。

松山英樹選手の使用するパターは、市販モデルとデザインが異なる「Mullen」のヘッドに、ネック形状はシングルベンドネックが刺してあるプロトタイプになります。

303ステンレススチールに精密なミルド加工を施し、ボールに順回転を与えやすくするPURE ROLLインサートと融合させたマレットタイプは「この価格でこの打感?」と感じるほど、市販モデルでもコストパフォーマンスが高いモデルで、スパイダーに続きヒット商品を感じさせるパターです。

テーラーメイド TP Collection
※ヘッド形状は3種類発売されています。

悲願のメジャー勝利に向けて次は全米プロゴルフ選手権

PHOTO:GDO

今年最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権(2017/08/10(木)~2017/08/13(日)」がまもなく開催されますが、キャリアグランドスラムを狙うジョーダン・スピースと、PGAツアー公式ページにて優勝予想1位に挙げられた松山英樹選手の2人に注目度が高まっています。

我々形から入るアマゴルファーさん方も、松山英樹選手のメジャー勝利に向けて期待してる方も多いと思いますが、まずは出場全選手がケガなく全力の熱いプレーをしてくれることと、TV放送は暑い熱帯夜になりますので、皆さんも体調に気をつけて応援してください。

全米プロゴルフ選手権放送予定
フジテレビ系列(一部地域を除く)
8月13日(日)03:45~7:30 生中継 3日目
8月14日(月)03:05~8:00 生中継 最終日

BSフジ
8月11日(金)03:00~7:00 生中継
        17:00~ ダイジェスト 初日
8月12日(土)03:00~7:00 生中継
       16:00~ ダイジェスト 2日目
8月13日(日)17:30~ ダイジェスト 3日目
8月14日(月)17:00~ ダイジェスト 最終日

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