前回の「はずかしくないパターの選び方 1 いまさら聞けないパター選びの基礎知識!」では、パターの種類と特徴をザックリお届けしましたが、今回はその特徴をふまえ2015-2016年モデルの中から、出やすいミスの症状を軽減しやすいパターをチョイスしました。
ストロークはストレートかイン・トウ・インのどちらで打つのか好きか?ボールの位置など、なんとなく目安にしていただき「あっコレだ!」と、”パッと”ひらめき今よりさらに実戦で使えるパターを見つけていただければと思います。
パットはストレート軌道で打ちたい。
イン・トウ・インの軌道でボールを打つよりも、シンプルにまっすぐ引いてまっすぐ目標方向へ打ちたい人は『ストレートに打ちやすい特性』をもつパター選びが大前提になります。
ストレート軌道は大型ヘッドに多く、アドレスした時の安心感はありますが繊細なタッチがボヤけやすい物もあり、打感とスクェアなアドレスがしやすいアライメン選びがポイントです。
プロギア SILVER-BLADE HV 04cs
ロフト:3°
長さ:33/34
オフセット:オフセットなし
ボディ・フェース:ステンレス(SUS431)
フェースブレード部:アルミ(A6063)
フェース:削り出し
ボディ:精密鋳造
プロギア SILVER-BLADE HV 04cs | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
ヘッド重量400gと重めの設定により、直進性と転がりの良さを求めたパター。安定したストロークに定評のあるプロギア『SILVER-BLADE』シリーズの中でも、センターシャフト「04cs」はブレやすいセンターシャフトのデメリットを、計算されたヘッドバランスによりフェースの開閉と打点のバラつきを抑え、打ちやすいセンターシャフトのパターとして歴代話題になっています。
目標に対して真っ直ぐ構えやすく、ストロークを始動しやすいのも特徴です。 ・テークバックをスムーズに動かしたい。 ・ゆっくりストロークしたい。 ・しっかりヒットして転がりを求めたい。 ・センターシャフトが気になる。 |
ピン ケーデンスTR Craz-E-R
ロフト:3°
長さ:34
シャフト:ハーフシャフトオフセット
ヘッド: ステンレススチール
フェースインサート:TR溝
青TR:350g
黒TR:383g
ピン ケーデンスTR Craz-E-R | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
数々の名器を生み出しているピン。定番マレットパター「クレイジー」の初代モデルのデザインを採用した「Craz-E-R」はデザインをさらに立体的にすることで、従来よりもストレートにストロークしやすく狙いやすいモデルに。
ここがポイント!
ヘッドが重ければショートパットが入る確率は高くなり、重くなるほどロングパットの距離感が悪くなるデータから、どちらの距離も犠牲にしないヘッドの重さを割り出し、パッティングのテンポからヘッド重量の違う「青TR」と「黒TR」の2つのラインナップを用意。 テンポが速い人は「青TR」 前モデルより溝の深さを1割浅くし反発力を上げ、2パット目のカップイン率が従来比34%増加し転がりを向上させてます。 |
テーラメイド OS SPIDER
ロフト:3.5°
長さ:33/34
シャフト:ダブルベンド
ヘッド:ステンレススチール(304SS)
フェース:アルミニウム
テーラメイド OS SPIDER | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
2016年世界ランク1位”ジェイソン・デイ”が使用しているスパイダー(プロトタイプ)シリーズの新型『OS スパイダー』
OSはオーバーサイズの略でミスヒットに強く、赤いラインを目標に合わせ距離感と方向性を高めながら、ストレートにストロークしやすいアライメントになっています。 ここがポイント!・アドレス時に大型ヘッドで安心感がほしい。 ・アッパー軌道でストロークしたい。 ・喰いつくような打感が好き。 |
オデッセイ ワークス ヴァーサ 2-Ball FANG
ロフト:3°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
ヘッド: ステンレススチール
フェースインサート:FUSION RXインサート
オデッセイ ワークス ヴァーサ 2-Ball FANG | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
歴代2ボールパターの中で、もっとも正確にカップインできると噂の新型2ボール。打ち出すラインに沿って、ボールとアライメントディスク(2・Ball)を合わせ、ボールが3つ並んでるようにスクエアにセットします。
ボールの転がりを安定させる網目状の「FUSION RXインサート」は芝目に左右されず、大型ヘッドの中でも繊細なタッチを感じやすく、しっかり転がりさらに実戦向きに。 ・アライメントをとりやすくしたい。 ・軟らかい打感の中にも手ごたえがほしい。 ・ストレート軌道とオートマチック性を重視。 |
オデッセイ ワークス ヴァーサ マークスマン FANG
ロフト:3°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
ヘッド: ステンレススチール
フェースインサート:FUSION RXインサート
オデッセイ ワークス ヴァーサ マークスマン FANG | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
2ボールでアライメントがとりづらい人は、シルバーとブラックのアライメントバーが特徴の「マークスマン」
打ち出すラインを決めたら太い直線のアライメントに重ね、そのままストレート軌道で引きやすくヘッドも出しやすいので、シンプルに打ちやすく距離感をつかめれば、打感もボヤけにくいやさしいパター。 ここがポイント!・直線的なアライメントが好き。 ・軟らかい打感の中にも手ごたえがほしい。 ・ストレート軌道とオートマチック性を重視。 ・2ボールが合わない人。 |
プッシュアウトを減らしたい
プッシュアウトのミスを減らしたい人は、フェース面がシャフト1本分後方にある「フルシャフトオフセット」が効果的。インパクト時にフェースが閉じやすい特性があり、ボールを自分の中心付近に置いてハンドファーストの度合いを調整しながら試してみるのがオススメです。
難しいイメージのある”ピン型”もありますが、フェース面をしっかり感じられ目標に対してスクエアに構えやすく、上下左右のミスヒットにも強く操作性に優れています。
テーラーメイド OS デイトナ
ロフト:3.5°
長さ:33/34
シャフト:フルシャフトオフセット
ヘッド:ステンレススチール304SS
フェース:アルミニウム
テーラーメイド OS デイトナ | |||
球位置 | 左足 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
方向性のバラつき抑えられるデザイン、高い慣性モーメント、軟らかい打感と直進性の高いインサートなどやさしさが特徴の「OS デイトナ」
やや大きめのヘッドはフェースの開閉を意識しないでストレートに打ちやすいブレード型です。つかまりが良く転がりもよいので、マレット型から切り替えやすいピン型パターです。 ここがポイント!・やさしいブレード型を探してる。 ・ストレート軌道とオートマチック性を重視。 ・球足が伸びるパターが好き。 |
オデッセイ ホワイト・ホット RX 2BALL V-LINE
ロフト:3°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
ヘッド:ステンレススチール
フェースインサート:WHITE HOT RX インサート
ホワイト・ホット RX 2BALL V-LINE | |||
球位置 | 左足 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
2ボールパターでフェースの開閉を使って、イン・トウ・インにストロークするなら「ホワイト・ホット RX 2BALL V-LINE」
軟らかい打感を好み浅めのイン・トウ・インでストロークする人と相性がよく、マレットタイプで操作性を求める人にもオススメです。 ここがポイント!・軟らかい打感と低めの打音が好き。 ・ボールを真ん中付近にセットする。 ・ヘッドの重さで距離を出したい。 |
オデッセイ ミルド・コレクション SX #7
ロフト:3°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
ヘッド:軟鉄削り出し
ステンレスフェースインサート
ミルド・コレクション SX #7 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
「ミルド・コレクション SX」は、ソリッドな打感と高めの打球音にこだわって開発した日本モデル。従来のオデッセイパターとは異なる感触が特徴のプレミアムパター。
「ミルド・コレクション SX」はすべてボールを真ん中寄りに置くフルシャフトオフセット。中でも”#7”は地面を這うような形状が低く長いストロークのイメージを出しやすく、ツアーでも2ボールと人気を2分する使用率の高いアライメントデザインです。 ここがポイント!・ソリッドな打感と高めの打音が好き。 ・ショートしやすい人。 ・ボールを真ん中付近にセットする。 ・2ボールが合わない人。 |
製品名は記載せず、ソールに、「?」マークと「MMXV」と「番手」のみ記載。
仕様は「MILLED COLLECTION SXパター」と同様になっています。
スコッティキャメロン セレクト ニューポート2 2016
ロフト:3.5°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
フェース・ボディ:303ソフトステンレス
ヘッド製法:削り出し
セレクト ニューポート2 2016 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
質感の高さと美しいシルバーミスト仕上げのスコッティキャメロン。2016年モデルはフェイス-ソールに採用した複合素材が、ソフトな打感の中に芯があり、ソリッドな打音とフィーリングの良さが特徴。
ムダのないシンプルなアライメントですが、ヘッドは座りがよくフェースを目標に対してスクエアに合わせやすく、中でもツアーで使用者の多い角張った形状の「ニューポート2」は、さらに直線的なイメージを出しやすいモデル。 ここがポイント!・ソフトな打感の中に芯のある感触がほしい。 ・繊細なタッチを求めたい。 ・スクエアに構えたい。 ・ゆっくりストロークしたい人。 ・外観や質感にこだわりたい。 |
ナイキ メソッド オリジン B2-01
ロフト:3°
長さ:33/34
シャフト:フルシャフトオフセット
ボディ:304ソフトステンレス
フェース:304ソフトステンレス+ポリマー
製法:鋳造+精密ミルド
メソッド オリジン B2-01 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
2015年9月からロリー・マキロイが使用しているパター。ロリー・マキロイとタイガー・ウッズからのフィードバックを受け、アスリートのための高精度なデザイントや安定したタッチと正確な回転が特徴。
ミスヒットしてもボール初速を弱めることなく、フェイスのどこで打ってもセンターでヒットした時と同じような転がりがあり、オートマチックに打ちやすいモデル。軟らかい打感の中にしっかり芯を感じられボールのつかまりもよいパター。 ここがポイント!・ミスヒットに強い。 ・安定した転がりを求めたい。 ・インパクト時にフェースが閉じやすい。 ・シンプルなデザインが好き。 |
引っかけを減らしたい
引っかけのミスを防ぎやすいのはシャフトより左側にフェース面があるセンターシャフト。一度センターシャフトの感覚が合うと、他のタイプには切り替えられないほど根強いファンが多いようです。
フェースが閉じる前にボールをヒットしやすく引っかけのミスを防ぎやすいですが、ミスに敏感で距離感が出しづらいモデルも多く選びづらいですが、今回は打ちやすいモデルをご紹介。
ミズノ MP A305
ロフト:3.5°
長さ:34
シャフト:オフセットなし
ヘッド:マイルドスチール(S25C)軟鉄
ヘッド製法:鍛造削り出し
MP A305 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
構えやすさと繊細なタッチを追及した「MP A305」
薄肉化されたキャビティ部は弾き感とソリッドなフィーリングがあり、高速グリーンにも対応したフェースコントロールしやすい操作性重視のパター。 ここがポイント!・ソリッドな打感が好き。 ・フェースを開閉しない。 ・アドレス時のスクエア感がほしい。 ・繊細なタッチを求めたい。 |
ピン ケーデンスTR TOMCAT C
ロフト:3°
長さ:34
シャフト:オフセットなし
ヘッド: ステンレススチール
フェースインサート:TR溝
青TR:355g
黒TR:378g
ピン ケーデンスTR パター TOMCAT C | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
ヘッド重量の違う「青TR」と「黒TR」の2つのタイプがラインナップ。特に黒TRはサイズのわりにヘッド重量が重く安定したストロークがしやすいヘッド。
シャフトの延長線上でインパクトしやすく、センターシャフトに切り替えてみたい人は感覚がつかみやすいパター。コンパクトなヘッドですが、軟らかく厚みのある打感で押すようにストロークすると、ボールの転がりが良くなります。 ここがポイント!・重量を活かしたストロークをしたい。 ・押していくイメージで打つ。 ・方向性を高めたい。 |
プロギア SILVER-BLADE FF-B03CS
ロフト:3°
長さ:33/34
オフセット:オフセットなし
フェース:アルミ(A6063)
ボディ:ステンレス(SUS431)
インサート:樹脂(TPU)
SILVER-BLADE FF-B03CS | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
アドレスした時からヘッドの動きを感じさせる「動体設計:フローフォルム」BIG慣性モーメントによる安定した転がり、距離、アライメント性の高さが特徴。
テークバックも打ち出しもストレートにストロークするセンターシャフトのパター。大型ヘッドでオートマチック感がほしい人や、軟らかい打感を好みしっかり打ちながら距離感をつかみたい人にオススメのモデル。 ここがポイント!・ストレートにストロークしたい。 ・ゆっくりストロークする。 ・大型ヘッドで安定性を高めたい。 ・距離感が合わない人 |
ヨネックス トライプリンシプル TP-GR1
ロフト:3°
長さ:34/36
オフセット:オフセットなし
素材:SUS431ステンレス精密鋳造
トライプリンシプル TP-GR1 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
パターはフィーリングで選びたい
カップからボールまでの距離や傾斜を読んだら、その時の自分のフィーリングでストロークしたい人は「ハーフシャフトオフセット」のL字マレットや、繊細な打感が感じられる「フルシャフトオフセット」の”ピン型”で、自分の感性に合うパッティングスタイルを追求。
ナイキ メソッド コンバージ M1-08
ロフト:3°
長さ:33/34
シャフト:ハーフシャフトオフセット
ヘッド: 304ステンレス
製法:鋳造+精密ミルド
ナイキ メソッド コンバージ M1-08 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
ナイキパターの特徴”RZN(レジン)グルーブインサート”は、インパクトの瞬間から素早く順回転を作りだし、ボールがラインに乗るメソッド史上、最もソフトな打感のフェイスインサート。
軟らかい打感でしっかりストロークしたい人と相性がよく、シンプルな赤いアライメントがフィーリングを重視する人の視覚を邪魔しないアドレスしやすいモデル。 ここがポイント!・シンプルなアライメントが好み。 ・軟らかい打感が好み。 ・ボールの回転を気にしたい。 ・ロングパットはアプローチの感覚で打ちたい。 |
スコッティキャメロン GoLo 3
ロフト:3.5°
長さ:33/34/35
シャフト:ハーフシャフトオフセット
ヘッド:303ソフトステンレス
フェース:アルミニウム
スコッティキャメロン GoLo 3 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
段差のないフローネックシャフトからトップラインを視覚的に確認でき、ソールを貫通する濃色のサイトラインにより、目標に対し構えやすくなってます。
キャメロンパターは質感の高さも特徴ですが、”GoLo 3”は他のシリーズとは違う流れるような曲線フォルムで方向安定性を向上させたL字型マレット。軟らかい打感ですが弾き感があり繊細なフィーリングを好む人は、サッと構えてイメージ通りの距離感を出しやすいモデル。 ここがポイント!・ゴツゴツしたデザインは好まない。 ・芯で打った時の感触がほしい。 ・引っかけたくない。 ・ロングパットはアプローチの感覚で打ちたい。 ・距離感が合わない人 |
マスダゴルフ STUDIO-1
ロフト:4°
長さ:33/34/35
シャフト:フルシャフトオフセット
材質: S50C軟鉄+機械加工
STUDIO-1 | |||
球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 軟らか | 硬め | |
弾き | 弱い | 強い | |
パター素材として最適な軟鉄素材の塊(インゴット)をCNC機械加工によって一本づつ削り出すハンドメイドパター。
アドレスするとフェース面をスクエアに合わせやすく存在感や座りの良さは抜群で、軟鉄ならではのずっしりと重く食い付くような打感と澄んだ打音はフィーリングを出しやすく、芝目に負けない強い転がりをイメージできます。 ストローク中のフェースの開閉度合いを覚えると、つかまりがよく打ちやすいモデルで、何より削り出しハンドメイドパターで価格も魅力の一品。 ここがポイント!・フェース面を感じやすいモデル。 ・繊細なタッチが好き。 ・極上のフィーリングを知りたい。 ・こだわり感と所有感がほしい。 ・カスタマイズ可 |
ミスを軽減させながら気をつけたいのはパターの打ち方
フェース面がシャフト1本分後方にある「フルシャフトオフセット」などは、ボールを真ん中付近にセットして、手の位置よりもヘッドが後ろにあるハンドファーストの位置からややダウンブローに打つことで、ボールはキャリーが少なくなり早くラインに乗りやすくなります。
パターの打ち方でも理想的なダウンブローの打ち方を、毎回高い精度で打つには飽きるほどの練習が必要ですが、繊細なタッチが身につき技術的な向上を目指す人は、この手のパターを試してみる価値があります。
また、上にこすり上げるようなアッパーブローは、打ち方としてはカンタンですが、アッパーブローで打つことでキャリーがでやすくラインを外す確率が高くなり、さらに薄めに当たった時は弱い転がりになりやすい傾向があります。
やさしくアッパーブローで打つ人はボールが左寄り過ぎると大きなミスにつながりやすいので、地面とヘッドが大きく離れないうちにしっかり打てるボール位置を確認しておくと実戦で打ちやすくなります。
ご使用のパターや気になるパターが”どんな打ち方”に合うパターなのか?
そのパターの持つ特性を外さない中で、ダウンブローの打ち方など色々試してみると”パット”ひらめくものがあるかもしれません。
※スペックは当サイト調べ。
※各パターの特性は当サイトの試打結果によるものです。