PGAツアー第23戦 2018マスターズ/ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC
今季メジャー第1戦のマスターズでは、メジャー初制覇を目指すパトリック・リードと、キャリアグランドスラムのかかったロリー・マキロイが最終組でラウンドし、追い上げてくるリッキー・ファウラーやジョーダン・スピースを振り切り、最終日は4バーディ3ボギーの71でプレーし、パトリック・リードが通算15アンダーでメジャー初制覇を達成しました。
3年ぶりにマスターズに出場したタイガー・ウッズは32位、松山英樹は4バーディ/1ボギーの19位、初出場の小平智は通算イーブンパーの28位で大会を終えました。
パトリック・リード
パトリック・リード(27) | |||
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小さい時からタイガー・ウッズに憧れ、タイガーと同じ赤いシャツと黒いパンツで最終日をプレーするスタイル。学生時代はアメリカ学生の頂点であるオールアメリカンに2度選出され2011年にプロ転向。
2013年「ウィンダム選手権」でPGAツアー初優勝を飾り、2014年は世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC-キャデラック選手権」で、史上最年少(23歳7か月)という若さでビッグタイトルを獲得。
2016年8月の「ザ・バークレイズ」以降、優勝からは遠ざかっていましたが、安定感の高いゴルフはツアーでも上位フィニッシュが多く、米国選抜と欧州選抜選手による対抗戦「ライダーカップ2016」のメンバーに選出され、2018年の「マスターズ」でメジャー初制覇を達成し、トッププレーヤーの仲間入りを果たしました。
米国 6勝
メジャー 1勝
2018年世界ランク 11位
2018年FedEXランク 3位
2018/4/9現在
パトリック・リード 2018マスターズクラブセッテイング
2013年の途中までナイキゴルフと契約し、その後キャロウェイに契約を変更。2018年の初めにキャロウェイとの契約を終了し、その後用具契約フリーに。
最近では、用具契約フリー選手のメジャー勝利は、2017年「全米オープン」優勝のブルックス・ケプカと、今大会優勝のパトリック・リードになり、二人とも元ナイキゴルフと契約していたプロがメジャー優勝をしています。
ウェアはナイキと契約し、2018マスターズではナイキからの意向もあり、タイガー以外の選手はピンク色になったようです。
パトリック・リード クラブセッテイング | |||
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1W | ピン G400 LST(10°) シャフト:アルディラ Rogue Silver 70X |
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3W | ナイキ VR Pro Ltd. Edition (15°) シャフト:アルディラ Rogue Silver 80X |
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3I | タイトリスト 716 T-MB シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold 120 X100 |
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4I | キャロウェイ X-Forged-2013 シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
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5I~PW | キャロウェイ X-Forged-MB1 シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
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ウエッジ | Artisan (51°/56°) タイトリスト Vokey SM5(61°) シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue S400 |
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パター | オデッセイ White Hot Pro #3 グリップ:イオミック Standard Red Pistol |
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ボール | タイトリスト Pro V1 |
パトリック・リード 2018マスターズ使用ドライバー
1W | ピン G400 LST(10°) シャフト:アルディラ Rogue Silver125MSI 70X |
ピンG400シリーズはミスに強いブレないヘッドで、前モデルより空気抵抗を約15%軽減させ、約16%たわむ新フェースを採用した、安定性と飛距離性能の高さが特徴のドライバーです。
460ccヘッドが好みの方は、もっとブレずに飛ばせる第4のヘッドとして「G400 MAX」が、2018年3月8日に発売されています。
G400 LST 国内仕様スペック
・ヘッド体積 445cc
・ロフト角 8.5°/10.0°
・ライ角 58.0°
パトリック・リード 2018マスターズ使用フェアウェイウッド
3W | ナイキ VR Pro Ltd. Edition (15°) シャフト:アルディラ Rogue Silver 80X |
パトリック・リード 2018マスターズ使用アイアン
4I | キャロウェイ X-Forged-2013 シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
5I~PW | キャロウェイ X-Forged-MB1 シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
パトリック・リード 2018マスターズ使用ウエッジ
ウエッジ | Artisan (51°/56°) タイトリスト Vokey SM5(61°) シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue S400 |
パトリック・リードが2013年までナイキと契約していた時にテーラー氏と親交があったようで、使用するウエッジの製作に何本もテストを重ね、ロフト差5度でセッテイングを組む、こだわりのウエッジが完成したようです。
国内では販売されていませんが、マスターズチャンピオンがこだわったウエッジは、どんな製品なのか気になる所です。
パトリック・リード 2018マスターズ使用パター
パター | オデッセイ White Hot Pro #3 グリップ:イオミック Standard Red Pistol |
ボール | タイトリスト Pro V1 |
2016年1月に発売された、WHITE HOTインサートを装着しリーズナブルな価格になった、ステンレススチールの「White Hot Pro 2.0」も発売になっています。
次のメジャーは全米オープン
メジャー大会であるマスターズを初制覇し、トッププレーヤーの仲間入りを果たしたパトリック・リード。
マスターズがメジャーになって以降、年間4大会行われるメジャー大会を、1年で達成する年間グランドスラムの偉業を成し遂げた人はいないので、2018年メジャー初戦を制したパトリック・リードだけが、年間グランドスラムを制覇する権利があります。
契約フリーのまま自分好みのセッテイングで戦うのか?新たな契約メーカーが決まるのかは分かりませんが、次のメジャーは、2018年06月14日から行われる全米プロになります。
パトリック・リードがどんなクラブで戦うのかも見所のひとつです。
PHOTO WRX