2016年2月上旬から、腰痛と左の股関節痛で米国PGAツアーから離脱していた石川遼選手でしたが、国内ツアーの復帰2戦目「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント(2016/08/25~08/28)」 にて、今季初優勝を飾りました。
ツアープロにとってケガは選手生命にもかかわることなので、応援するファンの方も心配していたことと思いますが、優勝のニュースを聞いてホッとしたことでしょう。
そして、優勝を手にした石川遼選手は新しいギアも手にしていました。
2016年RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 石川遼使用ギア
石川遼 2016年 クラブセッテイング | |
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ドライバー シャフト |
XR16 SUB ZERO ドライバー(ロフト9.5度) グラファイトデザイン:ツアーAD TP-6 X(45.5インチ) |
3W | XR フェアウェイウッド |
5W | ビッグバーサ アルファ 816 |
アイアン シャフト |
X FORGED アイアン(3~PW) 日本シャフト:N.S.PRO MODUS システム3プラス プロトタイプ |
ウェッジ | X FORGEDウェッジ ニュー・ビンテージ(50度) MACK DADDY 2 ツアーグラインド ウェッジ(58度) |
パター | オデッセイ #9 プロトタイプ |
ボール | クロムツアー ボール |
今回の優勝セッテイングで大幅に変更になったギアはドライバーで、やや変更した箇所はアイアンのシャフトのようです。
2016年RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 石川遼使用ドライバー
キャロウェイ:XR16 SUB ZERO
ヘッド | キャロウェイ:XR16 SUB ZERO |
シャフト | グラファイトデザイン:ツアーAD TP-6 X(45.5インチ) |
2015年後半から2016年前半までは、キャロウェイ「Big Bertha Alpha 816♦♦」を使用ししていましたが、7月の日本プロからキャロウェイ『XR16 SUB ZERO(日本未発売)』を使用しています。
国内で発売している「XR16PRO(450cc)」はソール後方にウェイトが装備され、『XR 16 SUB ZEROドライバー(440cc)』はソールにある交換可能な二つのウェイト(2gと10g)が特徴です。
10gのウェイトをヘッド前方にセットすると低スピンで低めの弾道になり、ヘッド後方に取り付けたときは、やや高めの弾道でミスへの許容範囲を高め、弾道調整で自分好みのドライバーに仕上げたい人や、小ぶりのヘッドが好みの人におすすめです。
2016シーズン米国PGAツアーでは、フィル・ミケルソンが使用しています。
キャロウェイ:XR16 SUB ZERO
XR16 SUB ZEROは国内未発売で、購入の際はUS並行になります。
USキャロウェイからカスタムシャフトも発売されています。
あまり日本では見かけない”ALDILA”は、現在三菱グループ傘下にあるアメリカのシャフトメーカーです。
ジョーダンスピース他、米国PGAツアーで使用率が高く、パワー系ハードヒッターは”Rogue”、アベレージヒッターでしなりを感じながら高弾道を狙うなら”Blue”、しっかりと叩くイメージの人は”Green”がおすすめです。。
※オークションでの購入は推奨していません。
2016年RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 石川遼使用アイアン
キャロウェイ X FORGED アイアン
※画像は製品版です。石川遼選手が使用しているものとは異なります。
ヘッド | X FORGED アイアン(3~PW) |
シャフト | N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125プロトタイプ X |
アイアンは継続してキャロウェイ『X-FORGED』アイアンを使用。
トップブレードが薄めで小ぶりでシャープな顔つきです。S20C(軟鉄)を使用した打感は、柔らかい中にややソリッドな手ごたえがり、フェースのどこに当たってるかが分かるヘッド。溝の本数が多いのが特徴で、スピン量を多くしたい中~上級者におすすめです。
シャフトはこれまで、「Dynamic Gold Tour Issue X100」を使用していましたが、今回実戦で初投入した日本シャフト社の『N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125プロトタイプ』で優勝を挙げました。
世界のツアーでも「N.S.PRO MODUS3」シリーズを使用している選手が多くなり、『TOUR125』は重量感を好む上級者に合う、操作性、打感、粘り感のバランスが良い、元調子の振りやすいシャフトです。
X FORGED アイアン
X FORGED アイアンは2013年モデルのため、新品での購入は完売しております。
日本正規販売のシャフト。
・Dynamic Gold(S-200)
・M10 DB(SR)
・N.S.PRO 950 GH(S)
・Tour AD AD85(S)
PGAツアーへの復帰を期待!
復帰2戦目で優勝をしたのでPGAツアーへの復帰も気になるところです。体の心配もあるのでかんたんに「頑張って」とは言えませんが、世界で戦える実力を持つ石川遼選手が世界の難コースを相手にダイナミックに攻めるゴルフが好きなファンは多いと思います。
現在、石川遼選手は10月から本格的にPGAツアーへ復帰する予定で、初戦はセーフウェイ・オープン(10月13~16日)から戦いの舞台は米国に移るようです。