シンプルな動作でグリーン上のボールを転がし打つパターは、ドライバーやアイアインよりもルールの規制が少なく、さまざまな種類のパターが発売されています。
構えやすいデザインで選ぶことも重要ですが、よりパット数を少なくしてスコアにつなげたいアマゴルファーさんは、構えやすさプラス自分の打ち方に合うパターを選び、一般アマチュアゴルファーさんとの差をつけたいところです。
今回は、パターの選び方を極めるためにも、自分の「ストロークタイプ」と、最近のパターに多い「グリップ太さの違い」を組み合わせながら、2018-2019モデルからご紹介。
パター選びの基本編はこちらから。
フェースバランスとトゥヒールバランス
さまざまな種類のパターが発売されていますが、大まかに分類するとまっすぐ引いてまっすぐヘッドを送り出す「フェースバランス」と、イン・トウ・インの軌道でボールをヒットして打つ「トゥヒールバランス」に分かれます。
自分のストロークの好みと、パターの性能を合わせておくのがパター選びの基本です。
ヘッドだけ浮かせてテーブルなどにパターを置いた時、フェース面がどの方向を向いてるか?で、フェースのバランス度合いをチェックできます。
フェースバランスのパター
フェースバランスのパターは、テークバックからフォローまでフェースの開閉を行わず、ヘッドをまっすぐストロークしたい方に向いています。
※フェースバランスの一例です。
トゥヒールバランスのパター
トゥヒールバランスのパターは、テークバックからフォローにかけてフェースの開閉がしやすく、緩やかな弧を描くようなイン・トウ・インの軌道でボールを打ちたい方に向いています。
※トゥヒールバランスの一例です。
まずは、ストレート軌道とイン・トウ・イン軌道のどちらが好みかを決めて、その打ち方に合うパターの選択がポイントです。
パッティングスタイルとグリップの太さをチェック!
最近発売されているパターは、細グリップや太グリップなど、太さの違うグリップが多く発売されています。
グリップの太さを好みで選ぶのもアリですが、アマゴルファーさんのパッティング精度をより高めるためにも、打ち方に合うグリップ選びを、参考にしていただければと思います。
リストストロークは細グリップ
パターを握り両手首のVゾーンを意識しながら、グリップエンドがいつも体の中心を指すイメージで、ヘッドを振り子のように動かすタイプの方は、『リストストローク』と呼ばれるパッティングスタイル。
グリップエンドを支点に、ヘッドを積極的に動かすのでヘッドの走りがよく、小さな振り幅でもボールの転がりと伸びがあり、重いグリーンやショートが多い時にも有効です。
ショルダーストロークは太グリップ
両肩、両ヒジ、両手首で作る5角形をキープして、パターと腕の一体感を意識しながら、グリップエンドとヘッドを平行に近いイメージで動かす方は、『ショルダーストローク』
5角形をキープしながらゆっくりストロークすることで、振り幅が大きくてもあまり転がらず、速いグリーンやオーバーが多い時にも有効です。
その日の感覚で打つ方は中グリップ
リストストローク × フェースバランスの方におすすめのパター
2018年モデルから、『リストストローク』でストレート軌道に打ちやすい細グリップモデルは、ヘッドサイズの違う3モデルがおすすめです。
プロギア SB CC-03CS
2018/9現在の平均売価。
PRGR プロギア SILVER-BLADE CC-03CS | |||
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発売日 : 2018/04 ロフト : 3° 長さ : 33/34インチ 重量 : 33/553g 34/558g 定価 : ¥25.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
シャフト軸線上に重心があり、芯でヒットしやすいセンターコンセプト(CC)のシリーズの中で、やさしさを重視したプロギア『SILVER-BLADE CC-03CS』
安心感のあるヘッドサイズと重量感は、真っすぐフォローを出しやすく、手元でストロークのスピードを調整しやすいモデル。
ヘッドサイズの違う「CC-01CS」「CC-04CS」も、発売されています。
オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5 | |||
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発売日 : 2018/01 ロフト : 3° 長さ : 33/34インチ フェース : マイクロヒンジ・インサート 重量 : 34/約531g 定価 : ¥30.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
安定したテンポでストロークできるように、従来モデルと総重量総重量を変えず、ヘッド、シャフト、グリップの重量配分を見直し設計されたオデッセイ『ストローク・ラボ アイ』
オデッセイパターの中でも根強い人気のベントネック「#5」は、リストストロークでストレート軌道を打ちやすいモデルです。
テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2 | |||
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発売日 : 2018/04 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34インチ 重量 : 34/約525g 定価 : ¥25.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
303ステンレススチールを採用したTP Collectionシリーズは、2017/4にマレットタイプの「Mullen(ミューレン)」「Berwick(バーウィック)」と、ブレードタイプ「Soto(ソト)」が国内発売され、松山英樹選手や海外のトッププロが使用した事で人気になり入手困難なパターになりました。
2017年の「Mullen(ミューレン)」は、イン・トウ・インの軌道に向いたショートスラントネックでしたが、2018年『Mullen2』では、カラーの変更だけではなく、契約プロのリクエストから生まれたストレート軌道で打ちやすいベントネックになっています。
柔らかい打感の中に芯を感じる繊細な感触を、手頃な価格で味わえるコスパの高さも特徴です。
ショルダーストロークの方は、中グリップの「Super Stroke Pistol GTR 1.0」が、装着されたモデルも発売されています。
リストストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
2018年モデルから、『リストストローク』でイン・トウ・イン軌道を打ちやすい細グリップモデルは、オデッセイの3モデルがおすすめです。
オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン | |||
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発売日 : 2018/05 ロフト : 3° 長さ : 34インチ 重量 : 約537g 定価 : ¥30.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
転がりの良いマイクロヒンジインサートを搭載した人気のオー・ワークスに、シャープなラインやエッジを精密に仕上げ、ツアープレーヤーの要望から生まれた『オー・ワークス ツアー』
オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッド
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッドバージョン | |||
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発売日 : 2018/05 ロフト : 3° 長さ : 34インチ 重量 : 約542g 定価 : ¥30.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
こちらもオデッセイの「オー・ワークス ツアー」から、ブレードタイプのソール幅を14%アップさせた、新しいデザインの『DOUBLE WIDE S レッド』
同じヘッドでストレートに近い軌道で打ちやすい、ベントネックの「DOUBLE WIDE」も発売されています。
オデッセイ エクソー SEVEN S
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ EXO (エクソー) SEVEN S | |||
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発売日 : 2018/07 ロフト : 3° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥42.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
オデッセイの技術とノウハウを、惜しみなく投入して開発された最上位モデル『EXO(エクソー)』
※小ぶりなヘッドサイズ「エクソー SEVEN MINI」も発売されています。
インサート部には、新たに開発された「ホワイト・ホット マイクロヒンジインサート」が搭載され、ツアーでも高い人気を誇る、柔らかさと絶妙なソリッド感の「ホワイトホットインサート」と、順回転の転がりに効果的な「マイクロヒンジ・インサート」を融合させたインサートが特徴です。
ボールが食いつく柔らかい感覚と、2つの素材を組み合わせることで可能にした高い慣性モーメントで、ヘッドがブレずしっかりボールを押し出せるので、自分の距離感とストロークの精度を高めたい方におすすめです。
同じヘッドで、ストレートに近い軌道で打ちやすい、ベントネックの「エクソー SEVEN」も発売されています。
ショルダーストローク × フェースバランスの方におすすめのパター
2018年モデルから、「ショルダーストローク」でストレート軌道を打ちやすい太グリップモデルは、テーラーメイドの3モデルがおすすめです。
テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS | |||
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発売日 : 2017/10 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥42.000(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
緑の補色となる赤いカラーを施し、ヘッドの輪郭がはっきりと認識しやすい『TP REDコレクション』
ヘッド形状やネックの違う5種類のモデルが発売され、ヘッド素材に303ステンレススチールを採用(Chaskaは6062アルミニウム)。グリップは全て太めの「Super Stroke Pistol GTR 1.0 」が装着され、シリーズの中でもストレート軌道に合うモデルが、センターネックの「レッドアードモアCS」になります。
同じヘッドで、ストレートに近い軌道で打てる、ベントネックの「レッドアードモア」も発売されています。
テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 2.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥33.040(税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
マニュアル感覚の「TP コレクション」に対して、オートマチック感が高い「スパイダー」
世界ランキング1位(2018/8現在)の、ダスティン・ジョンソン使用パターが数量限定で2017年に発売されましたが、ご紹介するモデルは市販モデルとして、ベントネックで発売(ダスティン・ジョンソンのネックはショートスラントネック)されてるモデル。
国内外の多くのプロが使用し、勝利数を挙げている「Spider TOUR」シリーズは、ネック違いで4モデル発売され、グリップは全て太めの「Super Stroke Pistol GTR 1.0 」が装着。
寛容性の高いスパイダーツアーのヘッドで、手に伝わる打感を残しておきたい方や、ストロークテンポがゆっくりな方におすすめです。
さらなるストレート軌道を求める方は、センターネックの「スパイダー ツアーレッド センターシャフト」も発売されています。
テーラーメイド スパイダー ARC
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド スパイダー ARC | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 2.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥33.000(SuperStroke GTR 1.0 税別) |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
真ん中の白い部分をスタンスの中心にセットして、ボール位置は自然と左目の真下にくるように構えられることで、パッティングのたびに微妙に異なるアライメントのずれを、矯正してくれる機能を搭載した『スパイダー ARC(アーク)』
リストストロークの方は、細グリップ「Lamkin Crossbone Pistol Grip」モデルも発売されています。
ショルダーストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
2018年モデルから、「ショルダーストローク」でイン・トウ・インの軌道で打ちやすい太グリップモデルは、テーラーメイドの3モデルがおすすめです。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 2.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥33.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
PGAツアーでは、ピン型やブレード型を使用する選手が多い中、2017年モデル別使用率でNo.1になった「スパイダー ツアーレッド」
ゆるやかなイン・トウ・インの軌道で、少しだけフェースの開閉を入れたい方と相性が良く、静かな打音と柔らかい打感で、しっかりボールをヒットしたい方におすすめです。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 2.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥33.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
同じく「スパイダー ツアーレッド」から、クランクネックモデルより少し早い、2017年10月に発売された『スパイダー ツアーレッド スモールスラント』
同じヘッドでもスモールスラントの方がフェースの開閉度合いが強いので、ボールのつかまりも上がり、小さい振り幅でも転がりがよい特徴があります。
寛容性の高いヘッドで操作性を求める方と相性がよく、ゆっくりストロークすることで安定感も高まりやすいパターです。
テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3
2018/9現在の平均売価。
テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3 | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34インチ 定価 : ¥28.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
スパイダーよりも、重心深度が浅く操作が高い「TPコレクション」
ショートネックにオフセットを増やすことでボールのつかまりが上がり、柔らかさの中にも芯がある打感は、繊細なタッチを出したい方や、ストロークテンポが速めの方におすすめです。
その日の感覚で打つ × フェースバランスの方におすすめのパター
2018年モデルから、この打ち方でストレート軌道の「フェースバランス」のパターは、タイプの違う2モデルがおすすめです。
ヨネッックス TP-F1B
2018/9現在の平均売価。
YONEX ヨネッックス EZONE Putter TP-F1B | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3° 長さ : 34/36インチ 定価 : オープン |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
理論値として「1mのパットが90%以上の確率で入る」のキャッチコピーで話題になった、ヨネッックスEZONEパターの新製品がフェースバランスで発売。
重量感もあるので、ストレート軌道でゆっくりストロークする方におすすめです。
オデッセイ オー・ワークス #5
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ O-WORKS (オー・ワークス) #5 | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3° 長さ : 33/34/35インチ 定価 : ¥28.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
2018年3月に、新たにオー・ワークスシリーズのラインナップに追加された『#5』
打った瞬間から順回転に転がる「マイクロヒンジ・インサート」が搭載され、黒と白の「VERSA アライメント」は傾きを認識しやすいので、目標へより正確にフェース向きを合わせられるアライメントデザインです。
その日の感覚で打つ × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
この打ち方に合う2018年モデルは、感覚を活かせるパターの定番モデルが多く発売されています。
オデッセイ レッド オー・ワークス 2ボール FANG S
2018/9現在の平均売価。
オデッセイ レッド オー・ワークス 2ボール FANG S | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3° 長さ : 33/34/35インチ 定価 : ¥28.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
2018年3月に、「O-WORKS パター」の追加ラインナップに加わった、ショートスラントネックの『2ボール FANG S (ブラック色あり)』
ミスヒットへの強さも特徴で、やさしさを求めたい方や、これまでストレート軌道の方が、イン・トウ・インの軌道に切り替える時にも、スムーズに移行しやすい操作性と寛容性を併せもつパターです。
スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック
2018/9現在の平均売価。
スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34/35インチ 定価 : オープン |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
2018年3月31日より発売になった、スコッティキャメロンのNEW「18 SELECT」シリーズ。
「SIGHT(ルックス)」「SOUND(サウンド)」「SOLE(ソール)」を、コンセプトに追求した7モデルが発売され、これまで同様の美しい形状と仕上げに、よりソフトな打感と打音に仕上がっています。
NEW「18 SELECT」シリーズは、全モデルWINN社の『中グリップ』が装着され、手元とヘッドの重量感のバランスがよく、自分の感性を活かせるシリーズです。
ブレードタイプの横幅をやや広げた形状は、モデル名通りスクエアに構えやすく、重量感のあるパターでゆっくりストロークしたい方や、打ち急いでしまう方におすすめです。
ボディ素材には303ソフトステンレス、フェース部とソール部には、強度や耐食性に優れた6061アルミが使用され、柔らかく厚みのある打感と、距離感の感覚を打音で感じられるパターです。
ピン ヴォルト2.0 デールアンサー
2018/9現在の平均売価。
ピン VAULT 2.0 DALE ANSER (ヴォルト2.0 デールアンサー) | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3.5° 長さ : 32/33/34/35インチ 定価 : ¥54.000 |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
1966年に発表されたピン「アンサースコッツデール」にはじまり、伝統的な形状の元祖「アンサー型」と呼ばれ、アンサー型を少しシャープにした形状が「アンサー2型」になります。後にピン社の特許がきれたことで、多くのメーカーからもアンサー型が発売され、現在はピン型やブレードタイプとも呼ばれています。
さまざまな打ち方に合うオーソドックでクセのないデザインと、ミスヒットにも強いバランスのよい重量感は距離感が合わせやすく、削り出しならではのしっかりとした打感に仕上げのよい上質な外観など、長く使える1本として愛用できるパターです。
操作性重視の方はピストル型の細グリップ「PP58」がおすすめですが、ショルダーストロークで打つことが多い方は、太めの「PP61」グリップもラインナップされています。
2017年国内女子賞金女王となった鈴木 愛選手が、エースパターとして2016年モデルを使用しています。
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2
2018/9現在の平均売価。
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2 | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34/35インチ 定価 : オープン |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
多くのプロが使用し、そのフィードバックが詰まったクランクネックの『ニューポート2』
ピン社のアンサーに近い形状が「ニューポート」で、アンサー2型に共通するシャープな形状が『ニューポート2』になり、直線的なラインが多いのでスクエアに構えやすく、イン・トウ・インの軌道でしっかりラインにボールを出しやすいモデルです。
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3 | |||
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発売日 : 2018/03 ロフト : 3.5° 長さ : 33/34/35インチ 定価 : オープン |
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球位置 | 左 | センター | |
軌道 | ストレート | 円 | |
打感 | 柔 | 硬 | |
弾き | 弱い | 強い |
スッキリした構えやすさで、クラシカルなL字タイプのブレードマレット『ニューポート3』
ストローク中はフェース面を感じやすいので狙ったラインに打ちだしやすく、ボールのつかまりはひかえめで左へ引っかけづらい特徴があります。
一見難しそうに見えるパターですが、フェースの開閉度合いがつかめれば、繊細なタッチからロングパットまで打ち分けしやすい安定感の高さがあり、練習量は多くなるかもしれませんが、18セレクトシリーズの中でも使い込むほどに技が冴えるおすすめの一品です。
復活を遂げたタイガーウッズもパターを変更
今季、賞金ランキング対象の大会に15試合出場し、トップ10フィニッシュ5回、3月の「バルスパー選手権」や、8月の「全米プロ」では2位に入り、長引くケガから復活を遂げたタイガーウッズ。
パッティングが課題のようで、「調子が悪いからパター替えようかな?」と、思ったかどうかはわかりませんが、試行錯誤してる様子がうかがえます。
テーラーメイド TP ブラックカッパー ARDMORE 3L
タイガーがマレット型を使用するのはおそらく初めての事?と記憶しますが、テーラーメイド『TP ブラックカッパー ARDMORE 3L』を今季多く使用し、グリップは長年愛用しているPINGの細グリップ「PP58」に変更しています。
タイガーは『リストストローク型』の打ち方で、マレット型でも操作性を出しやすい細グリップと、ショートスラントネック(市販モデルはクランクネック)で、イン・トウ・イン軌道のストロークをしています。
テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー JUNO
2018/8に行われたデルテクノロジーズ選手権では、クランクネックブレードのアンサー型、テーラーメイド『TPコレクション ブラックカッパー JUNO』を使用。
この変更は憶測になりますが、エースパターのスコッティキャメロン「ニューポート2 プロトタイプ」に近いフォルムに戻しながら、インサート部は今季使い慣れたテーラーメイドのピュアロールインサートで、距離感を合わせてるのかもしれません。
※タイガーウッズ使用パターと市販モデルは仕様が異なります。
※グリップの太さは2種類発売されています。
スコッティキャメロン ニューポート2 GSS プロトタイプ
ツアー年間王者を決めるプレーオフシリーズ第3選「BMW選手権」では、メジャー14勝のうち13勝を挙げたエースパター、スコッティキャメロン『ニューポート2 GSS プロトタイプ』を使用。
初日は、1イーグル7バーディ、1ボギーの「62」でラウンドを終え、2013年「WGC キャデラック選手権」以来、5季ぶりの最終日首位スタートとなり、今季のパッティング不調から抜け出す兆しが見られ、タイガー5年ぶりの優勝も近いことと思います。
今期のタイガーは6月から9月の間にパターを2度替えてますが、アマゴルファーさんも「最近、何かパットの調子が悪いな?」と感じる方は、自分の打ち方に合うネック形状やグリップをイメージしながら相性の良さそうなヘッドを選んで、気分転換や不調から抜け出るきっかけを見つけていただけたらと思います。
・スコッティキャメロンはオークションなどの個人売買は非推奨です。
・形状はNewportですが、スコッティキャメロン以外のメーカーもあるのでご注意ください。
・2019/4/17現在、ヴィクトリアゴルフに過去の記念モデルあり。
※打感などは当サイトで試打した感想になります。
※プロのクラブは頻繁に調整を行うため、実際使用するクラブとは異なることがあります。