極めるパターの選び方!打ち方に合うネックやグリップの重要性!2018-2019モデル編

ゴルフギア選び

シンプルな動作でグリーン上のボールを転がし打つパターは、ドライバーやアイアインよりもルールの規制が少なく、さまざまな種類のパターが発売されています。

構えやすいデザインで選ぶことも重要ですが、よりパット数を少なくしてスコアにつなげたいアマゴルファーさんは、構えやすさプラス自分の打ち方に合うパターを選び、一般アマチュアゴルファーさんとの差をつけたいところです。

今回は、パターの選び方を極めるためにも、自分の「ストロークタイプ」と、最近のパターに多い「グリップ太さの違い」を組み合わせながら、2018-2019モデルからご紹介。

パター選びの基本編はこちらから。

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  1. フェースバランスとトゥヒールバランス
    1. フェースバランスのパター
    2. トゥヒールバランスのパター
  2. パッティングスタイルとグリップの太さをチェック!
    1. リストストロークは細グリップ
    2. ショルダーストロークは太グリップ
    3. その日の感覚で打つ方は中グリップ
  3. リストストローク × フェースバランスの方におすすめのパター
    1. プロギア SB CC-03CS
    2. オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5
    3. テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2
  4. リストストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
    1. オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン
    2. オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッド
    3. オデッセイ エクソー SEVEN S
  5. ショルダーストローク × フェースバランスの方におすすめのパター
    1. テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS
    2. テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント
    3. テーラーメイド スパイダー ARC
  6. ショルダーストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
    1. テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック
    2. テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント
    3. テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3
  7. その日の感覚で打つ × フェースバランスの方におすすめのパター
    1. ヨネッックス TP-F1B
    2. オデッセイ オー・ワークス #5
  8. その日の感覚で打つ × トゥヒールバランスの方におすすめのパター
    1. オデッセイ レッド オー・ワークス 2ボール FANG S
    2. スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック
    3. ピン ヴォルト2.0 デールアンサー
    4. スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2
    5. スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3
  9. 復活を遂げたタイガーウッズもパターを変更
    1. テーラーメイド TP ブラックカッパー ARDMORE 3L
    2. テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー JUNO
    3. スコッティキャメロン ニューポート2 GSS プロトタイプ

フェースバランスとトゥヒールバランス

さまざまな種類のパターが発売されていますが、大まかに分類するとまっすぐ引いてまっすぐヘッドを送り出す「フェースバランス」と、イン・トウ・インの軌道でボールをヒットして打つ「トゥヒールバランス」に分かれます。

自分のストロークの好みと、パターの性能を合わせておくのがパター選びの基本です。

パターのフェース面の向きをチェック


ヘッドだけ浮かせてテーブルなどにパターを置いた時、フェース面がどの方向を向いてるか?で、フェースのバランス度合いをチェックできます。

フェースバランスのパター

フェースが真上を向くパターや、ほんの少し斜めになるパターは『フェースバランス』と呼ばれるパター。

フェースバランスのパターは、テークバックからフォローまでフェースの開閉を行わず、ヘッドをまっすぐストロークしたい方に向いています。

※フェースバランスの一例です。

トゥヒールバランスのパター

フェースのトゥ(先端)側が下がり、フェースが斜めを向くパターが『トゥヒールバランス』のパター。

トゥヒールバランスのパターは、テークバックからフォローにかけてフェースの開閉がしやすく、緩やかな弧を描くようなイン・トウ・インの軌道でボールを打ちたい方に向いています。

※トゥヒールバランスの一例です。

まずは、ストレート軌道イン・トウ・イン軌道のどちらが好みかを決めて、その打ち方に合うパターの選択がポイントです。

パッティングスタイルとグリップの太さをチェック!

最近発売されているパターは、細グリップや太グリップなど、太さの違うグリップが多く発売されています。

グリップの太さを好みで選ぶのもアリですが、アマゴルファーさんのパッティング精度をより高めるためにも、打ち方に合うグリップ選びを、参考にしていただければと思います。

リストストロークは細グリップ

リストストローク
パターを握り両手首のVゾーンを意識しながら、グリップエンドがいつも体の中心を指すイメージで、ヘッドを振り子のように動かすタイプの方は、『リストストローク』と呼ばれるパッティングスタイル。

グリップエンドを支点に、ヘッドを積極的に動かすのでヘッドの走りがよく、小さな振り幅でもボールの転がりと伸びがあり、重いグリーンやショートが多い時にも有効です。

『リストストローク』は、手首の動きを使いながらヘッドを先行させるので、ストロークのしやすい『細グリップ』がおすすめです。

ショルダーストロークは太グリップ

ショルダーストローク
両肩、両ヒジ、両手首で作る5角形をキープして、パターと腕の一体感を意識しながら、グリップエンドとヘッドを平行に近いイメージで動かす方は、『ショルダーストローク』

5角形をキープしながらゆっくりストロークすることで、振り幅が大きくてもあまり転がらず、速いグリーンやオーバーが多い時にも有効です。

『ショルダーストローク』は、ヘッドの走りとボールの転がりを抑えるために、手元の動きと体を同調させやすい『太グリップ』がおすすめです。

その日の感覚で打つ方は中グリップ

ボールの転がりの悪い日は「リストストローク」、転がり過ぎている日は「ショルダーストローク」と、状況に応じて打ち方を変える方は『中グリップ』がおすすめです。

リストストローク × フェースバランスの方におすすめのパター

グリップエンドを支点にヘッドを積極的に動かす『リストストローク』で、ストレート軌道が好みの方は、ストロークの幅やリズムを手元で操作しやすい『細グリップ』が使いやすいパターです。

2018年モデルから、『リストストローク』でストレート軌道に打ちやすい細グリップモデルは、ヘッドサイズの違う3モデルがおすすめです。

プロギア SB CC-03CS

平均売価:20,300円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

PRGR プロギア SILVER-BLADE CC-03CS
発売日 : 2018/04
ロフト : 3°
長さ : 33/34インチ
重量 : 33/553g 34/558g
定価 : ¥25.000(税別)
球位置 line-hidari センター
軌道 ストレート line-hidari
打感 line-hidari2
弾き 弱い 強い

シャフト軸線上に重心があり、芯でヒットしやすいセンターコンセプト(CC)のシリーズの中で、やさしさを重視したプロギア『SILVER-BLADE CC-03CS』

上から見るとC型形状をしたデザインで、重心点から離れた位置に重量を大きく配分することで、直進性の高さと芯を外してもヘッドがブレにくい構造です。

安心感のあるヘッドサイズと重量感は、真っすぐフォローを出しやすく、手元でストロークのスピードを調整しやすいモデル。

ヘッドサイズの違う「CC-01CS」「CC-04CS」も、発売されています。

こんな方は、SILVER-BLADE CC-03CS
・リストストローク×ストレート軌道で打つ方。
・センターネックを試してみたい方。
・引き締まったカラーが好み。
・スムーズにフォローを出しやすいモデル。
・左へのミスをおさえたい方。

オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5

平均売価:23,700円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5
発売日 : 2018/01
ロフト : 3°
長さ : 33/34インチ
フェース : マイクロヒンジ・インサート
重量 : 34/約531g
定価 : ¥30.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

安定したテンポでストロークできるように、従来モデルと総重量総重量を変えず、ヘッド、シャフト、グリップの重量配分を見直し設計されたオデッセイ『ストローク・ラボ アイ』

インパクト後、ボールに順回転がかかりやすい「マイクロヒンジ・インサート」が搭載され、別売りのウェイトキットでソールとグリップエンドの重量を替え、好みのバランスにカスタマイズもできるパター。

オデッセイパターの中でも根強い人気のベントネック「#5」は、リストストロークでストレート軌道を打ちやすいモデルです。

こんな方には、ストローク・ラボ アイ #5
・リストストローク×ストレート軌道で打つ方。
・ストロークのテンポが安定しない方。
・大型マレットが苦手な方。
・引き締まったブラックカラーが好み。
・マイクロヒンジ・インサートを試したい方。
・右へのミスをおさえたい方。
オデッセイ ストローク・ラボ アイ #5

テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2

平均売価:21,800円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2
発売日 : 2018/04
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34インチ
重量 : 34/約525g
定価 : ¥25.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

303ステンレススチールを採用したTP Collectionシリーズは、2017/4にマレットタイプの「Mullen(ミューレン)」「Berwick(バーウィック)」と、ブレードタイプ「Soto(ソト)」が国内発売され、松山英樹選手や海外のトッププロが使用した事で人気になり入手困難なパターになりました。

2017年モデルはシルバー色でしたが、2018年はブラックカッパー(黒銅)仕上げになり、太陽光のまぶしさを抑えています。また、一般的なブラック仕上げでは、ヘッド全体が小さく見え形状がボヤけてしまう欠点を、ヘッドのエッジ部分をカッパーカラーにすることで、構えやすさを向上させています。

2017年の「Mullen(ミューレン)」は、イン・トウ・インの軌道に向いたショートスラントネックでしたが、2018年『Mullen2』では、カラーの変更だけではなく、契約プロのリクエストから生まれたストレート軌道で打ちやすいベントネックになっています。

柔らかい打感の中に芯を感じる繊細な感触を、手頃な価格で味わえるコスパの高さも特徴です。

こんな方には、TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2
・リストストローク×ストレート軌道で打つ方。
・細く握りやすいLamkinピストル型グリップ。
・真っ直ぐ構えやすいデザイン。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・右へのミスをおさえたい方。

ショルダーストロークの方は、中グリップの「Super Stroke Pistol GTR 1.0」が、装着されたモデルも発売されています。

テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー MULLEN2

リストストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター

グリップエンドを支点にヘッドを積極的に動かす『リストストローク』で、イン・トウ・イン軌道が好みの方は、ヘッドの操作性を出しやすい『細グリップ』がおすすめです。

2018年モデルから、『リストストローク』でイン・トウ・イン軌道を打ちやすい細グリップモデルは、オデッセイの3モデルがおすすめです。

オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン

平均売価:22,700円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン
発売日 : 2018/05
ロフト : 3°
長さ : 34インチ
重量 : 約537g
定価 : ¥30.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

転がりの良いマイクロヒンジインサートを搭載した人気のオー・ワークスに、シャープなラインやエッジを精密に仕上げ、ツアープレーヤーの要望から生まれた『オー・ワークス ツアー』

2色(他シルバー)展開で発売され、ベーシックなクランクネックの「#2」は、マイクロヒンジ・インサートの柔らかい打感の中にも、インパクトのフィーリングが直接手に伝わるので打感と打音の距離感が合わせやすく、重心の高いクランクネックでハンドファーストにヘッドをややダウンブロー気味で打つ方と相性の良いモデル。
こんな方には、オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン
・リストストローク×イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・赤いヘッドで集中力を高いめたい。
・操作性の高いマニュアル感覚が好み。
・マイクロヒンジ・インサートを試したい方。
・右へのミスをおさえたい方。
オデッセイ オー・ワークス ツアー#2 レッドバージョン
※シルバー色も発売されています。

オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッド

平均売価:22,700円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッドバージョン
発売日 : 2018/05
ロフト : 3°
長さ : 34インチ
重量 : 約542g
定価 : ¥30.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

こちらもオデッセイの「オー・ワークス ツアー」から、ブレードタイプのソール幅を14%アップさせた、新しいデザインの『DOUBLE WIDE S レッド』

マレットタイプのような大きめのヘッドですが、ネックの短いショートスラントネックにすることで、フェースの開閉度合いは「#2」とほぼ同じになり、安心感のあるやさしい外観とブレードタイプの操作性を求められるモデルです。
こんな方には、オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッド
・リストストローク×イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・赤いヘッドで集中力を高いめたい。
・やさしさと操作性を兼ね備えたモデル。
・流行りのショートスラントネック。
・マイクロヒンジ・インサートを試したい方。
・左へのミスをおさえたい方。

同じヘッドでストレートに近い軌道で打ちやすい、ベントネックの「DOUBLE WIDE」も発売されています。

オデッセイ オー・ワークス ツアー DOUBLE WIDE S レッド
※シルバー色も発売されています。

オデッセイ エクソー SEVEN S

平均売価:31,300円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ EXO (エクソー) SEVEN S
発売日 : 2018/07
ロフト : 3°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥42.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

オデッセイの技術とノウハウを、惜しみなく投入して開発された最上位モデル『EXO(エクソー)』

「エクソー SEVEN S」のヘッドサイズは、他のオデッセイの「#7」ヘッドよりも少し大きくなりますが、大型ヘッドでもイン・トウ・インの軌道で打ちやすい、ショートスラントネックが採用され、操作性を残しながらセミオートマ的なストロークで振りやすいパターです。
※小ぶりなヘッドサイズ「エクソー SEVEN MINI」も発売されています。

インサート部には、新たに開発された「ホワイト・ホット マイクロヒンジインサート」が搭載され、ツアーでも高い人気を誇る、柔らかさと絶妙なソリッド感の「ホワイトホットインサート」と、順回転の転がりに効果的な「マイクロヒンジ・インサート」を融合させたインサートが特徴です。

ボールが食いつく柔らかい感覚と、2つの素材を組み合わせることで可能にした高い慣性モーメントで、ヘッドがブレずしっかりボールを押し出せるので、自分の距離感とストロークの精度を高めたい方におすすめです。

こんな方には、エクソー SEVEN S
・リストストローク×イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・安心感のある大型マレットが好み。
・方向性のよいパター。
・流行りのショートスラントネック。
・ホワイト・ホット マイクロヒンジインサートを試したい方。
・左へのミスをおさえたい方。

同じヘッドで、ストレートに近い軌道で打ちやすい、ベントネックの「エクソー SEVEN」も発売されています。

オデッセイ エクソー SEVEN S

ショルダーストローク × フェースバランスの方におすすめのパター

5角形をキープしながら、腕とパターの一体感で打つ「ショルダーストローク」ストレート軌道が好みの方は、オートマチックな感覚と無駄な力が抜けてグリップとの一体感をだせる『太グリップ』が使いやすいパターです。

2018年モデルから、「ショルダーストローク」でストレート軌道を打ちやすい太グリップモデルは、テーラーメイドの3モデルがおすすめです。

テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS

平均売価:16,300円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS
発売日 : 2017/10
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥42.000(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

緑の補色となる赤いカラーを施し、ヘッドの輪郭がはっきりと認識しやすい『TP REDコレクション』

ヘッド形状やネックの違う5種類のモデルが発売され、ヘッド素材に303ステンレススチールを採用(Chaskaは6062アルミニウム)。グリップは全て太めの「Super Stroke Pistol GTR 1.0 」が装着され、シリーズの中でもストレート軌道に合うモデルが、センターネックの「レッドアードモアCS」になります。

「レッドアードモアCS」は、ヘッドの座りがよいので目標方向に構えやすく、大型マレットでも重心が深すぎないので、スムーズにストロークしやすい振りやすさと、ミスヒットにも強く引っかけづらいヘッドです。
こんな方には、TPコレクション レッドアードモアCS
・ショルダーストローク×ストレート軌道で打つ方。
・センターネックを試してみたい方。
・大型マレットで振りやすいヘッドが好み。
・座りのよいヘッドが好み。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・左へのミスをおさえたい方。

同じヘッドで、ストレートに近い軌道で打てる、ベントネックの「レッドアードモア」も発売されています。

【在庫少】テーラーメイド TPコレクション レッドアードモアCS
※ネックの違うモデルも発売されています。

テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント

平均売価:22,800円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント
発売日 : 2018/03
ロフト : 2.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥33.040(税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

マニュアル感覚の「TP コレクション」に対して、オートマチック感が高い「スパイダー」

世界ランキング1位(2018/8現在)の、ダスティン・ジョンソン使用パターが数量限定で2017年に発売されましたが、ご紹介するモデルは市販モデルとして、ベントネックで発売(ダスティン・ジョンソンのネックはショートスラントネック)されてるモデル。

国内外の多くのプロが使用し、勝利数を挙げている「Spider TOUR」シリーズは、ネック違いで4モデル発売され、グリップは全て太めの「Super Stroke Pistol GTR 1.0 」が装着。

カラー違いでレッド色も発売され、「スパイダー ツアーブラック ダブルベント」の方が、打感がやや硬くボールの転がりが速いのが特徴です。

寛容性の高いスパイダーツアーのヘッドで、手に伝わる打感を残しておきたい方や、ストロークテンポがゆっくりな方におすすめです。

こんな方は、スパイダー ツアーブラック ダブルベント
・ショルダーストローク×ストレート軌道で打つ方。
・ツアーモデルを試してみたい方。
・引き締まったブラックカラー。
・スムーズにフォローを出しやすいモデル。
・赤ヘッドよりも手ごたえのある打感。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・右へのミスをおさえたい方。

さらなるストレート軌道を求める方は、センターネックの「スパイダー ツアーレッド センターシャフト」も発売されています。

テーラーメイド スパイダー ツアーブラック ダブルベント
※カラーやネックの違うモデルも発売されています。

テーラーメイド スパイダー ARC

平均売価:21,800円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド スパイダー ARC
発売日 : 2018/03
ロフト : 2.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥33.000(SuperStroke GTR 1.0 税別)
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

真ん中の白い部分をスタンスの中心にセットして、ボール位置は自然と左目の真下にくるように構えられることで、パッティングのたびに微妙に異なるアライメントのずれを、矯正してくれる機能を搭載した『スパイダー ARC(アーク)』

ストレート軌道を打ちやすいフェースバランスの『スパイダー ARC(アーク)』は、アドレス時のアライメントの取りやすさだけではなく、外周部の黒いサークルが少し斜め上を向き、サークルの角度に沿うようにバックスイングをすれば、スムーズにヘッドを引きやすい所も特徴です。
こんな方は、スパイダーARC
・ショルダーストローク×ストレート軌道で打つ方。
・アライメントの取りやすいデザインが好み。
・スムーズにヘッドを引きたい方。
・オートマチック性の高いモデル。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・右へのミスをおさえたい方。

リストストロークの方は、細グリップ「Lamkin Crossbone Pistol Grip」モデルも発売されています。

テーラーメイド スパイダー ARC

ショルダーストローク × トゥヒールバランスの方におすすめのパター

5角形をキープしながら、腕とパターの一体感で打つ「ショルダーストローク」イン・トウ・インの軌道が好みの方は、オートマチックな感覚と無駄な力が抜けてグリップとの一体感をだせる『太グリップ』が使いやすいパターです。

2018年モデルから、「ショルダーストローク」でイン・トウ・インの軌道で打ちやすい太グリップモデルは、テーラーメイドの3モデルがおすすめです。

テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック

平均売価:24,940円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック
発売日 : 2018/03
ロフト : 2.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥33.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

PGAツアーでは、ピン型やブレード型を使用する選手が多い中、2017年モデル別使用率でNo.1になった「スパイダー ツアーレッド」

性能の高さを実証した「スパイダー ツアーレッド」の市販モデルが、2018年3月にネック違いで3モデル(ダブルベンド/センター/クランク)発売され、こちらは『スパイダー ツアーレッド クランクネック』になります。

ゆるやかなイン・トウ・インの軌道で、少しだけフェースの開閉を入れたい方と相性が良く、静かな打音と柔らかい打感で、しっかりボールをヒットしたい方におすすめです。
こんな方は、ツアーレッド クランクネック
・ショルダーストローク×イン・トウ・インの軌道で打つ方。
・ゆるやかなイン・トウ・イン軌道がよい。
・少しフェースの開閉をしたい。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・ツアーで人気のヘッドを使いたい方。
・右へのミスをおさえたい方。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド クランクネック
※ネックの違うモデルも発売されています。

テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント

平均売価:24,940円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント
発売日 : 2018/03
ロフト : 2.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥33.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

同じく「スパイダー ツアーレッド」から、クランクネックモデルより少し早い、2017年10月に発売された『スパイダー ツアーレッド スモールスラント』

ジェイソン・デイ使用モデルとして人気があり、赤色パターの火付け役になったモデル。

同じヘッドでもスモールスラントの方がフェースの開閉度合いが強いので、ボールのつかまりも上がり、小さい振り幅でも転がりがよい特徴があります。

寛容性の高いヘッドで操作性を求める方と相性がよく、ゆっくりストロークすることで安定感も高まりやすいパターです。

こんな方は、ツアーレッド スモールスラント
・ショルダーストローク×イン・トウ・インの軌道で打つ方。
・積極的にフェースの開閉をしたい。
・ストロークテンポがゆっくりの方。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・ツアーで人気のネックを使いたい方。
・右へのミスをおさえたい方。
テーラーメイド スパイダー ツアーレッド スモールスラント
※ネックの違うモデルも発売されています。

テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3

平均売価:15,799円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3
発売日 : 2018/03
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34インチ
定価 : ¥28.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

スパイダーよりも、重心深度が浅く操作が高い「TPコレクション」

『レッドアードモア3』は、コンパクトなネオマレット形状のツノ型ヘッドで、シャフトに対してフェース面が右にあるオフセットのあるモデル。

ショートネックにオフセットを増やすことでボールのつかまりが上がり、柔らかさの中にも芯がある打感は、繊細なタッチを出したい方や、ストロークテンポが速めの方におすすめです。
こんな方は、TPコレクション レッドアードモア3
・ショルダーストローク×イン・トウ・インの軌道で打つ方。
・積極的にフェースの開閉をしたい。
・ストロークテンポが速い方。
・ピュアロールインサートを試したい方。
・ツアーで人気のネックを使いたい方。
・右へのミスをおさえたい方。
テーラーメイド TPコレクション レッドアードモア3

その日の感覚で打つ × フェースバランスの方におすすめのパター

その日の感覚やグリーンの傾斜に応じて、『リストストローク』『ショルダーストローク』で打ち分ける方は、2つの打ち方に対応しやすい『中グリップ』が使いやすいパターです。

2018年モデルから、この打ち方でストレート軌道の「フェースバランス」のパターは、タイプの違う2モデルがおすすめです。

ヨネッックス TP-F1B

平均売価:26,000円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

YONEX ヨネッックス EZONE Putter TP-F1B
発売日 : 2018/03
ロフト : 3°
長さ : 34/36インチ
定価 : オープン
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

理論値として「1mのパットが90%以上の確率で入る」のキャッチコピーで話題になった、ヨネッックスEZONEパターの新製品がフェースバランスで発売。

前モデルは、イン・トウ・インの軌道で打つモデルでしたが、ベントネックになった『TP-F1B』は、ストレート軌道のストロークがしやすく、旧モデルと比較するとつかまりが良く、転がりと直進性を向上させています。

重量感もあるので、ストレート軌道でゆっくりストロークする方におすすめです。
こんな方は、EZONE TP-F1B
・リストストロークとショルダーストロークで打ちやすパター。
・ストレート軌道で打つ方。
・ショートパットが苦手な方。
・重量感のあるパターが好み。
・ストロークテンポが遅い方。
・右へのミスをおさえたい方。
ヨネッックス EZONE TP-F1B

オデッセイ オー・ワークス #5

平均売価:19,800円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ O-WORKS (オー・ワークス) #5
発売日 : 2018/03
ロフト : 3°
長さ : 33/34/35インチ
定価 : ¥28.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

2018年3月に、新たにオー・ワークスシリーズのラインナップに追加された『#5』

打った瞬間から順回転に転がる「マイクロヒンジ・インサート」が搭載され、黒と白の「VERSA アライメント」は傾きを認識しやすいので、目標へより正確にフェース向きを合わせられるアライメントデザインです。

2本の白いラインに沿って真っ直ぐヘッドを引き、小さい振り幅でもボールの転がりがよいので、上りのパットは「リストストローク」でひと伸びさせたり、下りのパットでは「ショルダーストローク」で転がりを抑えたりと、重心の浅い小さめヘッドでストロークの感覚を引き出しやすいモデルです。
こんな方は、オー・ワークス #5
・リストストロークとショルダーストロークで打ちやすパター。
・ストレート軌道で打つ方。
・ストロークしやすいコントラストが好み。
・繊細なタッチを求めたい方。
・ストロークテンポが速めの方。
・右へのミスをおさえたい方。
オデッセイ オー・ワークス #5
※センターネックも発売されてるのでご注意ください。

その日の感覚で打つ × トゥヒールバランスの方におすすめのパター

その日の感覚やグリーンの傾斜に応じて、『リストストローク』『ショルダーストローク』で打ち分ける方は、2つの打ち方に対応しやすい『中グリップ』、さらに繊細な操作性をだしやすい『細グリップ』が使いやすいパターです。

この打ち方に合う2018年モデルは、感覚を活かせるパターの定番モデルが多く発売されています。

オデッセイ レッド オー・ワークス 2ボール FANG S

平均売価:21,200円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

オデッセイ レッド オー・ワークス 2ボール FANG S
発売日 : 2018/03
ロフト : 3°
長さ : 33/34/35インチ
定価 : ¥28.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

2018年3月に、「O-WORKS パター」の追加ラインナップに加わった、ショートスラントネックの『2ボール FANG S (ブラック色あり)』

赤と白のコントラストと、目標方向にセットしやすい2ボールアライメントで、見た目はストレート軌道を打ちやすい感じですが、ショートスラントネックを採用し丸い外周のデザインは、イン・トウ・インの軌道で操作性をだしやすいモデルです。

ミスヒットへの強さも特徴で、やさしさを求めたい方や、これまでストレート軌道の方が、イン・トウ・インの軌道に切り替える時にも、スムーズに移行しやすい操作性と寛容性を併せもつパターです。
こんな方は、オー・ワークス 2ボール FANG S
・イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・ストロークをしやすいコントラストが好み。
・ミスヒットに強いヘッドが好み。
・ストロークテンポがふつう~遅めの方。
・右へのミスをおさえたい方。
オデッセイ オー・ワークス 2ボール FANG S
※2-BALL FANGはフェースバランスになります。

スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック

平均売価:44,500円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック
発売日 : 2018/03
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34/35インチ
定価 : オープン
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

2018年3月31日より発売になった、スコッティキャメロンのNEW「18 SELECT」シリーズ。

「SIGHT(ルックス)」「SOUND(サウンド)」「SOLE(ソール)」を、コンセプトに追求した7モデルが発売され、これまで同様の美しい形状と仕上げに、よりソフトな打感と打音に仕上がっています。

NEW「18 SELECT」シリーズは、全モデルWINN社の『中グリップ』が装着され、手元とヘッドの重量感のバランスがよく、自分の感性を活かせるシリーズです。

今回発売されたモデルの中で、フェースの開閉が少なくゆるやかなイン・トウ・イン軌道でストロークできるモデルが『スクエアバック』になります。

ブレードタイプの横幅をやや広げた形状は、モデル名通りスクエアに構えやすく、重量感のあるパターでゆっくりストロークしたい方や、打ち急いでしまう方におすすめです。

ボディ素材には303ソフトステンレス、フェース部とソール部には、強度や耐食性に優れた6061アルミが使用され、柔らかく厚みのある打感と、距離感の感覚を打音で感じられるパターです。

こんな方は、18セレクト スクエアバック
・ゆるやかなイン・トウ・イン軌道で打つ方。
・クセのないデザインが好み。
・厚みのある打感と繊細なタッチを求めたい方。
・ストロークテンポがゆっくり~普通の方。
・外観の質感を求める方。
・右へのミスをおさえたい方。
スコッティキャメロン 18セレクト スクエアバック

ピン ヴォルト2.0 デールアンサー

平均売価:43,200円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

ピン VAULT 2.0 DALE ANSER (ヴォルト2.0 デールアンサー)
発売日 : 2018/03
ロフト : 3.5°
長さ : 32/33/34/35インチ
定価 : ¥54.000
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

1966年に発表されたピン「アンサースコッツデール」にはじまり、伝統的な形状の元祖「アンサー型」と呼ばれ、アンサー型を少しシャープにした形状が「アンサー2型」になります。後にピン社の特許がきれたことで、多くのメーカーからもアンサー型が発売され、現在はピン型やブレードタイプとも呼ばれています。

2018年モデル『ヴォルト2.0 デールアンサー』は、303ステンレスを完全削り出しで造られ、重さが違うソールウェイトを装着した3つのヘッドで発売されています。

さまざまな打ち方に合うオーソドックでクセのないデザインと、ミスヒットにも強いバランスのよい重量感は距離感が合わせやすく、削り出しならではのしっかりとした打感に仕上げのよい上質な外観など、長く使える1本として愛用できるパターです。

操作性重視の方はピストル型の細グリップ「PP58」がおすすめですが、ショルダーストロークで打つことが多い方は、太めの「PP61」グリップもラインナップされています。

2017年国内女子賞金女王となった鈴木 愛選手が、エースパターとして2016年モデルを使用しています。

こんな方は、ピン ヴォルト2.0 デールアンサー
・イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・クセのないデザインが好み。
・厚みのある打感と繊細なタッチを求めたい方。
・ストロークテンポが普通~速めの方。
・外観の質感を求める方。
・右へのミスをおさえたい方。
ピン ヴォルト2.0 デールアンサー
※3カラー発売されています。

スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2

平均売価:49,800円(税込み)
2018/9現在の平均売価。

スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2
発売日 : 2018/03
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34/35インチ
定価 : オープン
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

多くのプロが使用し、そのフィードバックが詰まったクランクネックの『ニューポート2』

ピン社のアンサーに近い形状が「ニューポート」で、アンサー2型に共通するシャープな形状が『ニューポート2』になり、直線的なラインが多いのでスクエアに構えやすく、イン・トウ・インの軌道でしっかりラインにボールを出しやすいモデルです。

とくに『ニューポート2』は、ストロークした量しか転がらないので、自分の感覚と距離感が合わせやすく、ゆっくりめのテンポで繊細なタッチやラインをだしたい方に合いやすく、マルチ・マテリアル構造を採用したフェースインサートが特徴です。
こんな方は、18セレクト ニューポート2
・イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・スクエアなデザインが好み。
・感覚を引き出しやすいパターが好み。
・厚みのある打感と繊細なタッチを求めたい方。
・ストロークテンポがゆっくり~普通の方。
・外観の質感を求める方。
・右へのミスをおさえたい方。
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート2

スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3

スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3
発売日 : 2018/03
ロフト : 3.5°
長さ : 33/34/35インチ
定価 : オープン
球位置 センター
軌道 ストレート
打感
弾き 弱い 強い

スッキリした構えやすさで、クラシカルなL字タイプのブレードマレット『ニューポート3』

ヘッドのトゥ側がやや盛り上がり、イン・トウ・イン軌道とフェースの開閉をイメージしやすい『ニューポート3』は、”コツン”とウエッジを使っているような感覚で、アプローチの延長線上のようなパッティングができるパターです。

ストローク中はフェース面を感じやすいので狙ったラインに打ちだしやすく、ボールのつかまりはひかえめで左へ引っかけづらい特徴があります。

一見難しそうに見えるパターですが、フェースの開閉度合いがつかめれば、繊細なタッチからロングパットまで打ち分けしやすい安定感の高さがあり、練習量は多くなるかもしれませんが、18セレクトシリーズの中でも使い込むほどに技が冴えるおすすめの一品です。

こんな方は、18セレクト ニューポート2
・イン・トウ・イン軌道で打つ方。
・アプローチ感覚のタッチをだしたい。
・感覚を引き出しやすいパターが好み。
・厚みのある打感と繊細なタッチを求めたい方。
・外観の質感を求める方。
・左へのミスをおさえたい方。
スコッティキャメロン 18セレクト ニューポート3

復活を遂げたタイガーウッズもパターを変更

今季、賞金ランキング対象の大会に15試合出場し、トップ10フィニッシュ5回、3月の「バルスパー選手権」や、8月の「全米プロ」では2位に入り、長引くケガから復活を遂げたタイガーウッズ。

パッティングが課題のようで、「調子が悪いからパター替えようかな?」と、思ったかどうかはわかりませんが、試行錯誤してる様子がうかがえます。

テーラーメイド TP ブラックカッパー ARDMORE 3L

PHOTO:GDO 2018/6 クイッケンローンズ・ナショナル

タイガーがマレット型を使用するのはおそらく初めての事?と記憶しますが、テーラーメイド『TP ブラックカッパー ARDMORE 3L』を今季多く使用し、グリップは長年愛用しているPINGの細グリップ「PP58」に変更しています。

タイガーは『リストストローク型』の打ち方で、マレット型でも操作性を出しやすい細グリップと、ショートスラントネック(市販モデルはクランクネック)で、イン・トウ・イン軌道のストロークをしています。

テーラーメイド TP ブラックカッパー ARDMORE 3L
※タイガーウッズ使用パターと市販モデルは仕様が異なります。

テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー JUNO

PHOTO:WRX 2018/8 デルテクノロジーズ選手権

2018/8に行われたデルテクノロジーズ選手権では、クランクネックブレードのアンサー型、テーラーメイド『TPコレクション ブラックカッパー JUNO』を使用。

この変更は憶測になりますが、エースパターのスコッティキャメロン「ニューポート2 プロトタイプ」に近いフォルムに戻しながら、インサート部は今季使い慣れたテーラーメイドのピュアロールインサートで、距離感を合わせてるのかもしれません。

テーラーメイド TPコレクション ブラックカッパー JUNO
※タイガーウッズ使用パターと市販モデルは仕様が異なります。
※グリップの太さは2種類発売されています。

スコッティキャメロン ニューポート2 GSS プロトタイプ

PHOTO:GDO 2018/9 BMW選手権

ツアー年間王者を決めるプレーオフシリーズ第3選「BMW選手権」では、メジャー14勝のうち13勝を挙げたエースパター、スコッティキャメロン『ニューポート2 GSS プロトタイプ』を使用。

初日は、1イーグル7バーディ、1ボギーの「62」でラウンドを終え、2013年「WGC キャデラック選手権」以来、5季ぶりの最終日首位スタートとなり、今季のパッティング不調から抜け出す兆しが見られ、タイガー5年ぶりの優勝も近いことと思います。

今期のタイガーは6月から9月の間にパターを2度替えてますが、アマゴルファーさんも「最近、何かパットの調子が悪いな?」と感じる方は、自分の打ち方に合うネック形状やグリップをイメージしながら相性の良さそうなヘッドを選んで、気分転換や不調から抜け出るきっかけを見つけていただけたらと思います。

スコッティキャメロン Newport 2
※タイガーウッズ使用パターと同じモデルは発売されていません。

・スコッティキャメロンはオークションなどの個人売買は非推奨です。
・形状はNewportですが、スコッティキャメロン以外のメーカーもあるのでご注意ください。
・2019/4/17現在、ヴィクトリアゴルフに過去の記念モデルあり。

※打感などは当サイトで試打した感想になります。
※プロのクラブは頻繁に調整を行うため、実際使用するクラブとは異なることがあります。

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