昨年「ZOZOチャンピオンシップ」では、サム・スニードが持つツアー記録に並ぶ82勝をマークし、ツアー新記録「83勝」の樹立に注目が集まるタイガーウッズ。
タイガーウッズの2020年ツアー初戦は、先日に行われた「ファーマーズインシュランスオープン(01/23〜01/26)」でしたが、通算9アンダー9位タイで終え新記録は次回以降となりましたが、今回はタイガーウッズの2020年初戦「ファーマーズインシュランスオープン」のクラブセッテイングをご紹介。
大会優勝者はマーク・レイシュマン(オーストラリア)が、通算15アンダーで今季初優勝を飾りツアー通算5勝を挙げています。
タイガーウッズ 2020ファーマーズインシュランスオープン クラブセッテイング
「ファーマーズインシュランスオープン」は、タイガーウッズはじめ多くのトッププロがツアー初戦としてエントリーしている大会で、毎年クラブセッテイングにも注目が集まる大会です。
タイガー・ウッズ 2020クラブセッテイング | |
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テーラーメイド:SIM (9°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 60 TX |
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テーラーメイド:SIM Max Rocket 3 (14°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 70 TX |
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テーラーメイド:M3 (19°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 80 TX |
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テーラーメイド:P7TW シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
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テーラーメイド:Milled Grind 2 “Tiger MT Grind”(56°-12°/60°-11°) シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue S400 |
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スコッティキャメロン:Newport 2 GSS | |
ブリヂストン:TourB XS |
※2020/01現在。
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアセッティングとは異なることがあります。
タイガー・ウッズ 2020年使用ドライバー
テーラーメイド:SIM (9°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 60 TX クラブ長さ:44.5インチ |
発売日:2020年2月7日
「M3」「M4」のテクノロジー「ツイストフェース」に、「M5」「M6」のテクノロジー「スピードインジェクション」など、『M』シリーズのテクノロジーを継承しながら、テーラーメイド初となる空力特性を特徴としたドライバー。
今モデルから『SIM』シリーズになり、『SIM』『SIM MAX』と2種類ラインナップされています。
『SIM』とは、“Shape In Motion”の略。Shape(形状)へのこだわりを打ち出した革新的なテクノロジーです。
今大会はフェアウェイキープ率57.18%と数字的には良くありませんが、ドローで飛距離が出る「M5 460」に対して『SIM』ドライバーは、「フェードでも飛距離が出て自分の思い通りに曲げることができた。」とコメントしています。ドライビングディスタンス297.4y。
実際のラウンドで使用してみて使用感に満足いただけない場合、購入金額(税抜)の9割にあたるGDOポイントと交換が可能!くわしくはコチラから。
タイガー・ウッズ 2020年使用フェアウェイウッド
テーラーメイド:SIM Max Rocket 3 (14°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 70 TX |
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テーラーメイド:M3 (19°) シャフト:三菱ケミカル Diamana D+ White 80 TX |
Mシリーズよりも低重心になり、高弾道を描ける飛距離追求型フェアウェイウッド『SIM』フェアウェイウッド。2003年、2008年に発売され、ソールの接地面積を減らし抜けの良さを実現した、伝説的な「Vスチールソール」が『SIM』フェアウェイウッドに搭載され復活。
Mシリーズ「M5フェアウェイウッド」の後継になる小ぶりの『SIM フェアウェイウッド』と、「M6」の位置づけになる『SIM MAX フェアウェイウッド』がラインナップされている注目モデル。
国内未発売モデルでは、ロフト14°の「Rocket 3」の他に、ロフト24°の「#9」、ドローポジションの「SIM Max D (#3/#5/#7)」なども発売されています。
タイガー・ウッズ 2020使用アイアン
テーラーメイド:P7TW シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue X100 |
テーラーメイドとタイガーが共同設計して開発された『P7TW』。
マッスルバック形状のクラシカルなデザインに、品質のばらつきをなくし誤差なく製造するミルドグラインドソール、スイートスポット裏にタングステンが埋め込まれ、タイガーが求める打感と弾道を可能にしたモデル。
アメリカでは2019年4月8日に『P7TW』発売のプレスリリースがあり、国内では数量限定で一部のショップで正規販売されます。
タイガー・ウッズ 2020使用ウエッジ
テーラーメイド:Milled Grind 2 “Tiger MT Grind”(56°-12°/60°-11°) シャフト:トゥルーテンパー Dynamic Gold Tour Issue S400 |
2019年9月発売の『Milled Grind 2』。フェースとグルーブからメッキを排除し、スコアラインの間と周辺に無数の細かな溝を散りばめることで、かつてない激スピンウェッジへと進化。ソフトな打感に加え太陽光の反射を防ぎ、ダイレクトに溝に食い込むフィーリングと、より高度な要求に応えるコントロール性の高いツアーウェッジです。
スタンダードバウンス(SB)とローバウンス(LB)の、2種類のバウンスタイプが発売されています。
USPGAツアーではタイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン、ローリー・マキロイ、ジェイソン・ディが使用を開始しています。
タイガー・ウッズ2020使用パター
スコッティキャメロン:Newport 2 GSS | |
PING:PP58 |
多くのツアープロが使用するオーソドックスな「ニューポート」シリーズ。数種類あるニューポートの中でも、角張った形状とプランビングネックが特徴のモダンなブレードが『ニューポート2』になります。
むずかしいパターではありますが、直線的なラインが多いのでスクエアに構えやすく、打ちこなせると繊細な打感や合わせやすい距離感など、所有感も含め満足度の高いパターです。
同じ物を入手する事はできませんが、同型のツアーモデルなども販売されています。
素材:GSS(ジャーマンステンレス)
バンパー部スタンプ:TIGER WOODS
フェース面:フルフラットフェースミーリング
グリップ:PING「PP58」
・スコッティキャメロンはオークションなどの個人売買は非推奨です。
・形状はNewportですが、スコッティキャメロン以外のメーカーもあるのでご注意ください。
・2020/2/5現在、ヴィクトリアゴルフに過去の記念モデルあり。
タイガー・ウッズ2020使用ボール
2020年2月21日発売
ブリヂストン:TourB XS |
新発想の「スピードコントロール・テクノロジー」により、ショットの状況に応じてボール初速をコントロールする新テクノロジーを搭載。ドライバーショットは「高初速×低スピン」の両立を実現し、アプローチショットは、操作性を高める衝撃吸収材を配合した次世代「リアクティブウレタンカバー」が、ショット時のボール初速を抑え「低初速×高スピン」を実現しています。
2種類とも3ピース構造ですが、モデルごとに打感が最適化されています。
現在、ツアー歴代最多勝利記録「82勝」に並ぶタイガーウッズ
2019年日本で開催された日米ツアー共催「ZOZOチャンピオンシップ」で、1965年にサム・スニード(1912/5/27-2002/5/23-89歳没)が記録した、ツアー歴代最多勝利記録「82勝」に並んだタイガーウッズ。
ゴルフ界にとっても、この偉業を成し遂げるタイガーに注目が集まっていますが、タイガーファンの方は、4月に行われるマスターズ2連覇での達成や、サム・スニードに関連する5月にドラマチックな達成をするのかなど、予想をしながら観てみるのもおもしろいと思います。
近いうちにツアー新記録「83勝」達成を見られることと思いますが、東京五輪出場の可能性やメジャー大会勝利数など、今年もタイガーウッズからは目が離せません。
メジャー通算15勝:歴代2位 ジャック・ニクラスの通算18勝まであと3勝。
マスターズ5勝:歴代2位 ジャック・ニクラスの通算6勝まであと1勝。
PGAツアー通算82勝:歴代1位タイ。
本名:エルドリック ウッズ
生年月日:1975/12/30
出身地:カリフォルニア州
宗教:仏教徒
プロ転向:1996年
生涯獲得金額:$120,641,343 (約132億6000万)
トリプルグランドスラム達成
海外メジャー:15勝
その他:10勝
米国:82勝
日本:2勝
世界ランク:6位
FedExランク:18位
※ランキングは2020/2現在。
PHOTO:WRX