我々形から入るアマゴルファーのスコアメイクに大きく影響する「ショートゲーム」
アプローチでワンパット圏内に何とか寄せたいですが、グリーン周りでザックリしては”喪失感”があり、トップをしては”やっちまった感”が襲うショートゲームのミスはパット数にも影響をあたえ、いかに、ショートゲームの精度を上げ、ダボがボギーに、ボギーがパーへと、”しのぐ”かで、打数もテンションも大きく変わってきます。
ウエッジ選びでは、「恥ずかしくないウエッジ選び①トッププロのお手本編」や「恥ずかしくないウエッジ選び②いまさら聞けない選び方編」など、ウエッジ選びの”ヒント”をお届けしましたが、今回は、ちょっとした”こだわり”から、自分に合うウエッジ選びのヒントをざっくりご紹介。
- 自分に合うウエッジ選び バウンスの役割
- 自分に合うウエッジ選び ウエッジのネック形状
- 自分に合うウエッジ選び ソール幅の関係性
- 自分に合うウエッジ選び グラインドの関係性
- なにかとウエッジ選び ウエッジの飛距離とロフト
- スクエアに構えて打ちやすい キャロウェイ MD3 MILLED
- 上級者好みの操作性と打感 キャロウェイ MACK DADDY FORGED
- ミスショットに強いワイドソール ヨネックス EZONE N1-W
- やさしさと打感の良さを重視 クリーブランド RTX F-FORGED
- 安定した弾道を求めるなら クリーブランド RTX-3
- 好みのネック形状で選べる激スピン フォーティーン RM-22/RM-22JSPEC
- 好みのソールが選びやすい タイトリスト SM6
- 弾道イメージがしやすい上級者好みの顔 本間ゴルフ TW-W 2017年モデル
- バンカーやさしめウエッジ フォーティーン C-030
- バンカーやさしめウエッジ ザ・ウェッジ バウンスマジック
- バンカーやさしめウエッジ リンクス EKB58 ウェッジ
自分に合うウエッジ選び バウンスの役割
「バウンス角は大きい方がよいのか?小さい方がよいのか?」
この辺は、前回までのおさらいになりますが、まずは、ウエッジ選びのポイントとしてバウンスの役割をざっくり知っておくことが大事です。
バウンスとは?
バウンス角の効果とは?
一般的なバウンスの大きさとライの相性 | |||
バウンス | 抵抗力 | 相性の良いライ | 相性の悪いライ |
バウンス 小 8°以下 |
少ない | 硬い地面 | やわらかい地面 |
バウンス 中 9°~11° |
ふつう | ライは選ばない | ライは選ばない |
バウンス 大 12°以上 |
大きい | やわらかい地面 | 硬い地面 |
バウンス角が小さいウエッジでも、フェースを大きく開いて打つことでバウンス効果を利用できますが、バンカーでは砂を薄くとって打つなど技術も必要になり、「バウンス 中」が、ライを選ばないオールラウンドタイプになりますが、もう少しこだわってみると、さらに、自分に合うウエッジを見つけやすくなります。
自分に合うウエッジ選び ウエッジのネック形状
ウエッジやアイアンのネック形状は「ストレートネック」「セミグースネック」、さらにリーディングエッジが右にある「グースネック」があり、アプローチでフェースを少しでも開閉しながら操作するのでしたら「ストレートネック」「セミグースネック」の方が、バリエーションの多いショットが打ちやすくなり、さらに「シャフトの延長線上にリーディングエッジ(刃先)がどの位置にあるか?」で、構えやすさの好みや打ちたいイメージと合わせる方法もあります。
シャフトの延長線上に、リーディングエッジが揃っているか、少し前に出ているウエッジ。 |
シャフトの延長線上より、リーディングエッジがほんの少し右にあるウエッジ。 |
ウエッジのネック形状による違いは、「イメージの出し方」で選んでみると分かりやすいと思います。
ネック形状 | 打ちたいイメージ |
ストレート | ・ネックラインより刃先が出てるモデルが多く、ボールの下にヘッドを入れるイメージで打つ方。 ・飛距離よりもボールを高く打つイメージ。 ・フェースの開閉を積極的に行い、弾道コントロールをしたい。 |
セミグース | ・ネックラインより刃先が出ないモデルが多く、ボールの上からヘッドを入れるイメージで打つ方。 ・ボールの高さをおさえ、飛距離を出すイメージ。 ・フェースはあまり開閉しないで、直線的な弾道で打ちたい。 |
フェースの開閉を活かし弾道の高低で攻めたい方は「ストレートネック」が合いやすく、直線的なイメージやショートしやすい方は、上から打ち込みやすくボールのつかまりがよい「セミグースネック」で、しっかりラインと距離を出せるように改善するなど、ネック形状と打ちたいイメージで合わせる「こだわり」もあります。
自分に合うウエッジ選び ソール幅の関係性
ロブショットをあまり打たないのに、ロブショットが打ちやすいウエッジを持っていたりと、目的に合わないウエッジはミスも多くなりやすく、打ちたい弾道を「ソール幅」から選んでみる「こだわり」もあります。
ソール幅 | 特徴 |
せまい | リーディングエッジ(刃先)が低く抑えられ、払い打つ”レベルブロー”で「フルショット」や「ロブショット」を打ちやすいソール幅。 硬めのライと相性がよく、あまり丸みを帯びないソール形状にすることで、抜けの良さが向上しやすくなります。 |
ふつう | ソール幅のせまいモデルよりもミスへの許容範囲が広く、ライの影響もあまり受けないので、状況に応じた打ち方で、「フルショット」や「ピッチショット」バウンスを小さくすれば「ロブショット」も打ちやすいソール幅。 |
ひろい | 重心が低くなり打点も安定しやすくソールもすべりやすいので、ミスへの許容範囲は一番広いですが操作性は劣るソール幅。やわらかいライと相性がよくバウンスも効くので、打ち込む”ダウンブロー”で「フルショット」「ピッチ&ラン」バンカーが苦手な方は”ひろめ”でやさしく打てます。 |
たとえば、徹底的に操作性を求める方は「バウンス小」「ストレートネック」「ソール幅せまい」組み合わせになり、シンプルに打ちたい方は「バウンス大」「セミグースネック」「バウンス中~大」など、ショットの目的に合う組み合わせを探り、状況に応じた打ち方で対応していく方法もあります。
自分に合うウエッジ選び グラインドの関係性
自分に合いそうな「バウンス」「ソール幅」の組み合わせに加え、ソールに「グラインド」と呼ばれる削りを入れることでバウンス効果を調整しています。それぞれのウエッジの特性をさらに発揮するためにも、グラインドの「こだわり」も重要になります。
ここでは、「バウンス」と「ソール幅」の種類が多い「タイトリスト SM6」を例に、ザックリしない為にもざっくり比較しながら、各メーカーの削りの参考にしていただければ、さらなるウエッジ選びのポイントの一つになります。
バウンス小/ソール幅 せまい
タイトリスト SM6 Mグラインド | |
トレーリングエッジ側を大きく削りバウンス効果を抑えています。スクエアに構えてもフェースを開いても、リーディングエッジの浮きが少なく、入射角度に応じてボールをコントロールする操作性モデル。 | |
打ちやすいボール ヘッドや打点がブレやすいデメリットもありますが、バンカーで使用するよりは、ボールが芝の上で浮いている状況などで、フェースを大きく開いて緩やかな軌道で打つロブショット系が打ちやすいモデル。 |
バウンス中/ソール幅 ふつう
タイトリスト SM6 Sグラインド | |
トレーリングエッジ側を少し削り、スクエアに打った時はバウンス効果があり、フェースを開いた時はバウンス効果をやや抑え、操作性とミスへの許容性が高いモデル。 | |
打ちやすいボール ヘッドや打点がブレづらく、ライの状況にもあまり影響がないオールラウンドタイプ。スクエア時は打ち込め、フェースを開いた時はロブショットなど、状況に応じて多彩なショットバリエーションを求められるモデル。 |
バウンス大/ソール幅 ふつう
タイトリスト SM6 Fグラインド | |
グラインドが少ないフラットソールモデルはバウンス効果を発揮しやすく、開くことでリーディングエッジが浮き、バウンス効果をさらに上げられるモデル。 | |
打ちやすいボール バウンス効果を活かすモデルは、ハンドファーストでダウンブロー気味に打ちながら、フェースの開きでボールの高さをコントロールしたい方と相性がよく、バンカーでも使いやすいモデル。 |
バウンス大/ソール幅 ひろい
タイトリスト SM6 Kグラインド | |
ソール幅がひろいモデルは、フェースを開かなくてもバウンス効果を発揮でき、丸みのあるソール形状がフェースを開いてもリーディングエッジを浮きづらくさせるモデル。 | |
打ちやすいボール 低重心も特徴になり、打点のバラつきをおさえミスを軽減させ、バンカーが苦手な方もスクエアに構えて打ちやすく、硬いライでなければハンドファーストでダウンブロー気味に打てば、芝の上でソールが滑りやすくピッチ&ランが打ちやすい。 |
参考までに、セッテイングのチェックポイントがこちらになります。
なにかとウエッジ選び ウエッジの飛距離とロフト
自分に合う「バウンス」「ソール幅」「グラインド」、さらには「ネック形状」の好みがぼんやり見えてきた方は、自分の打ちたい距離に合うロフト選びになります。
飛距離は個人差があるので、同じロフトでもバラつきがありますが、今回はパワーの違う数名のアマゴルファーの飛距離を、芝の上からフルショットで打ってもらい歩測で計測しましたので、ざっくり参考にして頂ければと思います。
ロフト | ドライバー飛距離 220y~230y 平均H.S 38m/s |
ドライバー飛距離 240y~250y 平均H.S 42m/s |
ドライバー飛距離 260y~270y 平均H.S 46m/s |
46° | 100y | 107y | 116y |
48° | 87y | 100y | 111y |
50° | 88y | 94y | 106y |
52° | 81y | 86y | 100 |
54° | 75y | 81y | 95y |
56° | 70y | 75y | 87y |
58° | 63y | 70y | 80y |
60° | 57y | 65y | 75y |
打ち方や使用してるクラブとバウンス(バウンスの大きい方が飛距離は伸びやすい。)も違うので同じ条件ではありませんが、ヘッドスピードの遅い方は100ヤード以内のロフトバリエーションが多く選べ、速い方は飛距離差が大きくなるので、短い距離のロフト選びに気をつけたいところです。
各社、さまざまな”特徴”をもつウエッジが発売され「どう選ぶか?」と、考える時間もゴルフの楽しさです。
スクエアに構えて打ちやすい キャロウェイ MD3 MILLED
発売 | 2015年9月 | 素材/製法 | 軟鉄/鋳造 |
仕上げ | ・クロムメッキ ・マットブラック仕上げ |
||
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・N.S. PRO MODUS3 TOUR 120 (S) ・N.S. PRO 950GH (S) |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
Cグラインド | 56° | 10° | せまい | ・レベルブロー5.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー3.0 ・バンカー1.0 |
58° | 08° | |||
60° | 08° | |||
トゥ・ヒールを削ったソール形状は、有効バウンスを少なくし、硬めのライではスクエアで払い打つイメージに、フェースを開けばロブショット系が打ちやすい「Cグラインド」 | ||||
Sグラインド | 46° | 08° | ふつう | ・レベルブロー4.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー4.0 ・バンカー2.5 |
48° | 08° | |||
50° | 10° | |||
52° | 10° | |||
54° | 10° | |||
58° | 09° | |||
60° | 09° | |||
オーソドックスなソール形状にローバウンスの「Sグラインド」適度にバウンスも効き、スクエアに構えて打ち込むフルショットやピッチショットなど、シンプルに打ちやすいモデル。 | ||||
Wグラインド | 54° | 12° | ひろい | ・レベルブロー1.0 ・ややダウンブロー4.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー5.0 |
56° | 12° | |||
58° | 11° | |||
60° | 11° | |||
幅の広いソール形状と有効バウンスが大きい「Wグラインド」バンカーショットでは、MD3 MILLEDの中で一番やさしいモデル。打ち込むフルショットでは打点がブレづらく、アプローチではピッチ&ランと相性がよい。 | ||||
ここがポイント!
MACK DADDYシリーズ3代目となる「MD3」 ストレートネックで、ややリーディングエッジ(刃先)が出た形状は、(刃先)をボールの下に入れやすく、ソール背面の4ホールが抜けの良さと高弾道に優れています。軟らかい打感の中にやや弾き感があり、スクエアに構えて打ちやすく、弾道の高さを出したい方と相性のよいウエッジ。フェースを開いて打つロブショット系は”Cグラインド”が打ちやすくなっています。 |
※各サイト、在庫処分で激安になっています。
上級者好みの操作性と打感 キャロウェイ MACK DADDY FORGED
発売 | 2016年9月 | 素材/製法 | 軟鉄/鍛造 |
仕上げ | ・ミルキークロムメッキ仕上げ(銅-ニッケル-クロム) ・スレート仕上げ |
||
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ ※ミルキークロムメッキ仕上げ。 |
||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・N.S. PRO MODUS3 TOUR 120 (S) ・N.S. PRO 950GH (S) |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
Rグラインド | 56° | 10° | せまい | ・レベルブロー3.5 ・ややダウンブロー4.0 ・ダウンブロー3.5 ・バンカー2.5 |
50° | 10° | |||
52° | 10° | |||
54° | 10° | |||
56° | 10° | |||
58° | 08° | |||
60° | 08° | |||
トレーリングエッジ側を大きく削り有効バウンスが少なく、フェースの開閉がしやすい操作性の高いモデル。最もツアーでの支持が高く、多くのプレイヤーが好んでいる「Rグラインド」 | ||||
ここがポイント!
MACK DADDYシリーズの鍛造モデル「MACK DADDY FORGED」は、MD3よりもトレーリングエッジ側を大きく削り、積極的にフェースの開閉をしたい方が、バンカーではバウンス効果を自分で作り、砂の取り方で弾道コントロールをしやすくなっています。ボールにしっかりコンタクトできる方は、芝の上からさまざまなショットにも対応できる上級者好みのウエッジ。 軟鉄鍛造モデルの軟らかい打感と食い付き感に、やや大きめのヘッドサイズで安心感もあります。さらに打感にこだわる方は、日頃のお手入れも必要ですが、軟らかい中にソリッドな打点の感触が残るスレート仕上げ(ノーメッキ)タイプも発売されています。 |
ミスショットに強いワイドソール ヨネックス EZONE N1-W
発売 | 2016年07月 | 素材/製法 | S25C軟鉄/鍛造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・N.S. PRO MODUS3 TOUR 125(S) |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
3Dラウンドソール | 46° | 06° | ひろい | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー4.5 |
52° | 10° | |||
56° | 12° | |||
58° | 10° | |||
ワイドソールが打点の安定性を高め、ソール全体に大きな削りをいれることで滑りと抜けが良さく、フェースを開いても打ちやすい「3Dラウンドソール」 | ||||
ここがポイント!
フェース裏側にスリットを設け、グラファイト制振材を複合し、振動を抑え打感を向上させた「EZONE N1-W」2016年国内男子賞金王、池田勇太プロが52°を使用しています。 安心感のある大きめサイズですが、トレーリングエッジを丸く削ることでフェースの開閉もしやすく、打点がブレづらいヘッドと「3Dラウンドソール」の抜けのよさはバツグンで、いざというショットの時に、ダフリのミスが多いダウンブロー系の方におすすめです。 ダウンブローでしっかり打てれば厚みのあるマイルド打感があり、芯を外してる時は硬めに感じますが、ミスショットにも強いヘッドは初心者の方にも扱いやすいモデル。 |
やさしさと打感の良さを重視 クリーブランド RTX F-FORGED
発売 | 2016年3月 | 素材/製法 | 軟鉄(S20C)/鍛造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・N.S. PRO 850GH (S) ・N.S. PRO 950GH (S) ・MIYAZAKI WG-60 カーボン |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
ワイドソール | 48° | 10° | ひろい | ・レベルブロー1.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー5.0 |
50° | 12° | |||
52° | 12° | |||
56° | 14° | |||
58° | 12° | |||
60° | 12° | |||
ワイドソールとバウンス効果で、バンカーでは潜りすぎないやさしさと安定感の高さ、芝の上では滑りやすく、ピッチ&ランがとにかく打ちやすいソール。 | ||||
ここがポイント!
やさしさを追求したワイドソールと安心感のあるグースネックに、軟らかい打感の軟鉄(S20C)を使用した鍛造ウエッジ。フェースの開閉をするよりは、スクエアに構えて、ダウンブローで直線的に打つやさしさ重視のモデルですが、鍛造フェースの溝に刻まれた「レーザーミーリング」のスピン効果が高く、シンプルに打ちながらスピンもしっかりかけたい方におすすめです。 メーカー標準では軽量スチールシャフトが装備され、パワーのない方や女性向けに発売されていますが、「DG-S200」「N.S. PRO MODUS3」などカスタムシャフトも発売されています。 |
安定した弾道を求めるなら クリーブランド RTX-3
発売 | 2017年2月 | 素材/製法 | 軟鉄/鋳造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・N.S. PRO 950GH (S) |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
V-LG | 56° | 08° | せまい | ・レベルブロー4.5 ・ややダウンブロー3.5 ・ダウンブロー2.5 ・バンカー2.0 |
58° | 06° | |||
56°-08°/58°-06°の、2モデルで展開されるローバウンスの「V-LG」バウンス効果を抑えながらフェースを開いて打つロブショットや、払い打つレベルブロー系のアプローチ、砂を薄く取れる方はバンカーでも使用できます。 | ||||
V-MG | 48° | 08° | ふつう | ・レベルブロー2.5 ・ややダウンブロー4.5 ・ダウンブロー4.0 ・バンカー3.5 |
50° | 10° | |||
52° | 10° | |||
54° | 11° | |||
56° | 11° | |||
58° | 09° | |||
60° | 09° | |||
幅広いロフトが用意されフェースを開くと適度にバウンス効果がだせる「V-MG」スクエアに構えて打つフルショットや、フェースを開いて微妙な距離を打ち分けしやすい操作性の高いモデル。バンカーではフェースを開いてバウンスを使える方なら扱いやすいと思います。 | ||||
V-FG | 56° | 14° | ひろい | ・レベルブロー1.0 ・ややダウンブロー3.5 ・ダウンブロー4.0 ・バンカー4.0 |
58° | 12° | |||
56°-14°/58°-12°の、2モデルで展開されるハイバウンスの「V-FG」打点がブレづらく芝の上からはダウンブローで打つフルショットやピッチ&ランのミスを少なくしたい方、バンカーが苦手な方もセッテイングに組んでおきたいモデル。 | ||||
ここがポイント!
2017年2月発売の588シリーズの後継モデル「RTX-3」は、従来モデルよりV字型のソール形状が抜けの良さを向上させ、ややセミグースネックですが、リーディングエッジに丸みをだし、フェースを開いても構えやすく打ちやすい操作性の高いモデル。 鋳造モデルですが打感は軟らかめでほんの少し弾き感があり、ブレづらい打点で安定したコントロールショットを重視したい方におすすめです。同シリーズでは寛容性を重視した「RTX-3 CAVITY」も発売されています。 |
好みのネック形状で選べる激スピン フォーティーン RM-22/RM-22JSPEC
発売
2016年2月 RM-22
2016年11月 RM-22JSPEC素材/製法
ニッケルクロムモリブデン鋼/鍛造
打感
硬め←ーーーーー→軟らかめ
シャフト
・ダイナミックゴールド ウエッジ
・N.S. PRO 950GH HT
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
レギュラーソール | 41° | 06° | ふつう | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー3.0 ・ダウンブロー3.0 ・バンカー1.0 |
44° | 06° | |||
47° | 06° | |||
ロフト41°から用意され、ヒール方向にラウンドをもたせたソールと、ブレード上部に厚みを持たせたヘッドは、抜けの良さとフルショット時の安定性が高く、フェースの開閉もしやすい「レギュラーソール」 | ||||
リッジソール | 50° | 07° | ふつう | ・レベルブロー1.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー4.0 |
52° | 08° | |||
54° | 08° | |||
56° | 08° | |||
58° | 08° | |||
リーディングエッジ(刃先)裏側を少し削ることで、数字以上のバウンス効果を発揮できる「リッジソール」スクエアに構えてダウンブロー系で打つ方や、バンカーでもバウンス効果の高いモデル。 | ||||
デルタソール | 56° | 12° | せまい | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー3.0 ・ダウンブロー4.0 ・バンカー3.0 |
58° | 12° | |||
60° | 10° | |||
ヒール後方を大きく削り、フェースを開いてもバウンスが邪魔にならず、バックフェースを肉厚にすることで、さらに、フェースの開閉と操作性を高めヘッドの抜けの良さが特徴の「デルタソール」 | ||||
ここがポイント!
「RM-22」は、ソールの削りで選択するクラブが変わり、ダウンブローで打つ方や、バンカーでしっかりバウンスを効かせたい方は、ローバウンスの「リッジソール」の方が有効バウンスは高く、ハイバウンスの「デルタソール」は、ヒール後方を大きく削ることで、フェースを開いた時にバウンス効果が低くなるので、ロブショットやバンカーでは砂を薄めに取れる方など、繊細な操作性を求めたい方におすすめです。 やや小ぶりでアドレス時のヘッドの座りもよく、高い操作性と打感の良さが特徴の「RM-22」ブラック仕上げ(ノーメッキ)も発売されています。 |
フォーティーン RM-22JSPECのソール形状は1つ。
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
レギュラーソール | 46° | 06° | ふつう | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー3.5 ・ダウンブロー3.5 ・バンカー3.0 |
52° | 08° | |||
58° | 10° | |||
ヒール方向にラウンドをもたせたソールと、ブレード上部に厚みを持たせたヘッドは、抜けの良さとフルショット時の安定性が高く、フェースの開閉もしやすい「レギュラーソール」 | ||||
ここがポイント!
目標方向に構えやすく、上から打ち込むイメージが出しやすいセミグースネックの「RM-22JSPEC」 ロフトバリエーションは3つで、ソールはフェースの開閉がしやすい「レギュラーソール」に、ブレード上部に厚みをもたせた「リバースマッスル・ブレード」が、打点の安定性を高めやすくしてくれます。バウンス効果は数値なみに効き、軟らかい打感で操作性を求めるよりは、直線的なイメージで攻めたい方や、ストーレートネックの「RM-22」に比べ、セミグースネックの「RM-22JSPEC」は、ハンドファーストにアドレスしやすいので、ボールがつかまり飛距離も伸びるので、ウエッジでややショートする事が多い方にもおすすめです。 |
好みのソールが選びやすい タイトリスト SM6
スクエアに打ってもバウンスが効き、SM6で揃えバンカーからの脱出を優先したい方は入れておきたい「Kグラインド」 芝の上からではソールも滑りやすくピッチ&ランが打ちやすいモデル。 ツアープロの使用率が高い「SM6」は、やや小ぶりでフェースを開いてアドレスした時の構えやすさや操作性はバツグンで、重めのヘッドでしっかりボールを打ちたい方におすすめです。 46°~52°は、主にフルショット用で使いやすい「Fグラインド」の選択になり、52°からは状況に応じて自分が打ちやすいグラインドを選択します。フルショット時の打感は柔らかめではありますが、短めのアプローチではやや硬さが残るので、
発売
2016年2月
素材/製法
軟鉄/鋳造
打感
硬め←ーーーーー→軟らかめ
シャフト
・Dynamic Gold S-200
・N.S.PRO 950GH
・N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
グラインド
ロフト
バウンス
ソール幅
やさしさ目安
Fグラインド
46°
08°
ふつう
・レベルブロー3.0
・ややダウンブロー4.0
・ダウンブロー4.0
・バンカー3.5
48°
08°
50°
12°
52°
12°
56°
14°
グラインドが少ないフラットソールモデル「Fグラインド」
バウンス効果を発揮しやすいのでフルショット時の抜けもよく、56°-14°はバンカーやラフからのショットが打ちやすいモデル。
Mグラインド
54°
08°
せまい
・レベルブロー3.5
・ややダウンブロー3.5
・ダウンブロー3.5
・バンカー2.5
56°
08°
58°
08°
60°
08°
62°
08°
トレーリングエッジ側を大きく削りバウンス効果を抑えた「Mグラインド」
バウンスを自分で作りながら、さまざまな技が使える操作性モデル。
Sグラインド
54°
08°
ふつう
・レベルブロー3.0
・ややダウンブロー3.5
・ダウンブロー3.5
・バンカー3.0
56°
10°
58°
10°
トレーリングエッジ側を少し削った「Sグラインド」
スクエアに打った時はバウンス効果があり、フェースを開いた時はややバウンス効果を抑え、ライの状況にもあまり影響がないオールラウンドタイプ。
Kグラインド
54°
08°
ひろい
・レベルブロー2.0
・ややダウンブロー3.5
・ダウンブロー3.5
・バンカー4.5
58°
12°
60°
12°
広く丸みのあるソール幅の「Kグラインド」
ここがポイント!
弾道イメージがしやすい上級者好みの顔 本間ゴルフ TW-W 2017年モデル
発売 | 2016年11月 | 素材/製法 | 軟鉄/鍛造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・VIZARD IB 95W |
グラインド | ロフト | バウンス | ソール幅 | やさしさ目安 |
48° | 09° | ふつう | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー3.0 ・ダウンブロー3.0 ・バンカー2.0 |
|
50° | 09° | |||
52° | 09° | |||
アイアンからの流れを重視し、抜けのよさにこだわったたソール形状。 | ||||
48° | 09° | ややせまい | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー3.5 ・ダウンブロー3.5 ・バンカー3.5 |
|
56° | 08°/12° | |||
58° | 08°/12° | |||
60° | 08° | |||
アドレス時のリーディングエッジの浮きが少なく、すわりのよいソール形状。56°、58°はバウンスが2つ用意されています。トゥとヒールを削り、バウンス12°でも開きやすさがあります。 | ||||
ここがポイント!
シリーズ3代目となる軟鉄鍛造ウェッジ「TW-W」シリーズ。 大きなデザインの変更はありませんが、ムダのないシンプルなフォルムが特徴にもなり、前モデルからグース値を2.0㎜から1.5㎜変更し、よりストレートに感じさせる絶妙なネック形状が、スクエアに構えて打つ時もフェースを開いて打つ時も、中上級者の方が弾道とスピンコントロールのイメージを出しやすいイケメンフェース。 大きすぎないフェースでしっかりボールにコンタクトできる方は、軟らかく厚みのある打感とボールがフェースに乗る感覚は、本間ゴルフらしい”熱意系”を感じる完成度の高さで、長く愛用したくなるウエッジです。 |
※2015年モデルが混在してるサイトもございます。
どうしてもバンカーが苦手な方は「バンカーやさしめウエッジ」を入れておくのも戦略のひとつ。
バンカーやさしめウエッジ フォーティーン C-030
発売 | 2016年11月 | 素材/製法 | ニッケルクロムモリブデン鋼/鍛造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・ダイナミックゴールド ウエッジ ・N.S. PRO 950GH HT |
キャニオンソール | 48° | 09° | ひろい | ・レベルブロー4.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー4.5 |
51° | 04° | |||
56° | 06° | |||
ここがポイント!
バウンスのスペックは小さいですが、バンカー内でソールから打ち込むと、バックソール側の形状がバウンスの役割を果たし、多少ダフリ気味でもオートマチックにヘッドが前に進みソールの反発も強いやさしいウエッジです。 打感は軟らかめで、アプローチではスクエアに構えて直線的にスピンの効いたピッチ&ランも打ちやすいモデル。積極的にフェースを開きたい方はストレートネックの「C-030T.S」も発売されています。 |
バンカーやさしめウエッジ ザ・ウェッジ バウンスマジック
発売 | 2015年 | 素材/製法 | 軟鉄/ロストワックス精密鋳造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・N.S. PRO 950GH (S) |
バウンスマジック | 48° | 09° | ふつう | ・レベルブロー3.0 ・ややダウンブロー5.0 ・ダウンブロー5.0 ・バンカー4.5 |
58° | 12.5° | |||
ここがポイント!
ソール幅は”ふつう”で、バウンスも12.5°すが、バウンスが付いている位置、形状、角度が、砂の抵抗でヘッドが浮き上がるように動き、滑りやすいソール形状が特徴。 スクエアに構えてシンプルにボール手前の砂をソールで叩けば、ヘッドが砂に深く沈まず大きく砂を弾く爆発力もあるので、力まずに軽く振り下ろす感覚を身につければ、プレッシャーを感じないバンカーショットを打ちやすいモデル。 フェースを開いてのロブショット、フェースを閉じて低くスピンの効いたピッチショットも、バウンスが邪魔にならないので、アプローチでは操作性を求めたい中上級者の方も扱いやすいウエッジです。 |
バンカーやさしめウエッジ リンクス EKB58 ウェッジ
発売 | 2013年5月 | 素材/製法 | 431ステンレス/鋳造 |
打感 | 硬め←ーーーーー→軟らかめ | ||
シャフト | ・Dynamic Gold S-200 ・N.S. PRO 950GH (S) ・Lynx POWER TUNED EKB カーボン |
バンカーでふつうに打つだけの、バンカー専用ウエッジ「EKB58」
EKB(エクボ)ソール | 48° | 09° | ひろい | ・レベルブロー0.5 ・ややダウンブロー0.5 ・ダウンブロー0.5 ・バンカー5.0 |
58° | 11° | |||
ここがポイント!
バンカー専用ウエッジとして有名な「EKB58」バンカーショット時に、一般的なウエッジはソールで砂を弾いて爆発(エクスプロージョン)させますが、EKB(エクボ)ソールと呼ばれるソールを大きくえぐった形状が、一度砂にもぐらせボールの下にヘッドが入るよう設計が、トレーリングエッジで砂を爆発(エクスプロージョン)させやすく、硬いバンカーでもボールの下にヘッドが入りこむので、ホームランのミスが出づらくなります。 真っ直ぐ構えて普通に打てば、ヘッドがオートマチックに砂を爆発させやすいかんたんウエッジ。レディース用も発売され、バンカーが苦手な女性にもおすすめのウエッジです。 |
自分に合うこだわりのウェッジ選び
打ちたい弾道や打ち方で「バウンス」「ソール幅」を絞り、その性能を発揮させる「グラインド」を確認しながら、アドレスでイメージの出やすい「ネック形状」などを選んでいくと、自分好みのこだわりウエッジが見えてきます。
セッテイングでは、3本~4本ウエッジを入れておくのが主流ですが、フルショット用やバンカー用など、目的を明確にしたウエッジを入れおくのも”戦略のひとつ”。ザックリしない為にも練習はガッツリして、こだわりウエッジでスコアを伸ばしていただければと思います。