アマゴルファーさんの戦う武器を収納してくれ、ゴルフをする時はいつも横に居てじっと見守ってくれる『キャディーバッグ』は、もはや相棒と言っても過言ではない存在です。
そんな相棒キャディバッグを選ぶ時、何を基準にを選べばよいのか?。
今回は、周りから「いいね!」と言ってもらえるキャディーバッグの選び方をしていただくためにも、『ここがポイント!キャディバッグ選び』として選び方の基本ポイントをお届けします。
キャディバッグの種類を知ろう!
キャディバッグの種類は、2本のスタンドでキャディバッグを斜めに立たせる「スタンドタイプ」と、スタンドなしで自立する「カートタイプ」と呼ばれる2つの種類で分類されます。
スタンドタイプ
担いでラウンドすることも想定され、ボールを打つ時にサクッと2本のスタンドでキャディバッグを斜めに立たせ、クラブを取りだしやすく軽量モデルが多いのが特徴です。
重量2.5~3kg前後の商品が多く発売されています。
スタンドタイプは長いスタンドが装備されているので、大きなポケットは少なくなりますが、とにかく軽さとスポーティーなデザインが好きな方におすすめです。
カートタイプ カジュアルモデル
スタンドなしで自立できカートに積込みやすく、スタンドタイプよりポケットが多くなっています。商品によっては軽量・コンパクト設計や防水性など、機能性をを高めた商品も多く発売され、カジュアルなデザインからクラシック風、スポーティなデザインまでバリエーションが豊富です。
重量2.7~4.0kg前後の商品が多く発売されています。
カートタイプはスタンドがないことで、大きなポケットが装備されます。ゴルフシューズやレインコートも一気に詰め込める収納力や、素材によって超軽量モデルもあるので、はじめてのキャディバッグにもおすすめです。素材と重量を見比べながら豊富なデザインから選べます。
カートタイプ ツアーモデル
各メーカーの最上位モデルになるキャディバッグで、契約プロゴルファーが実際に使用しているモデルも多く発売されています。合成皮革や細部のビス止め、3点式ショルダーなど、耐久性に優れた商品が多いですがサイズが大きく重量は重くなります。
ツアーモデルをベースにしたやや小型のレプリカモデルや、たまに限定モデルも発売されるので、ツアー好きな方はさらに楽しめるカテゴリーです。
重量3.7~5.5kg前後の商品が多く発売されています。
ツアーモデルはサイズが大きく重量もありますが、この辺が大丈夫で気に入ったデザインがあれば、耐久性があり長く使えるキャディバッグです。ゴルフ場まで車で乗せて行ってもらう事が多い方は、さすがに10.5型は大きすぎるので、9型や9.5型を目安に選ぶのがおすすめです。
キャディバッグ選び「口径」を決めよう!
キャディバッグは8.5型や9.5型など、口枠の縦の長さを『口径』と呼びます。
8.5型は長さ8.5インチ(約21cm)
9型は長さ9インチ(約23cm)
9.5型は長さ9.5インチ(約24cm)
10.5型は長さ10.5インチ(約27cm)
口径が大きくなるほどクラブの取り出しはしやすいですが重くなります。口径サイズ9~9.5型が定番です。
キャディバッグ選び「口枠パターン」をチェック!
キャディバッグはクラブを整理して入れられるように、口枠に仕切りが設けられています。
口枠パターンの数が多すぎると、数本のクラブを出し入れする時に時間がかかり、少なすぎるとバックの中でクラブがひっかかりやすいので、クラブの並びを色々と工夫しながら収納するのがポイントです。
モデルによって口枠の数は異なりますが、ベーシックなパターンが5~6分割で、仕切りが多いモデルではすべてのクラブを区切る14~15分割まであります。自分の使いやすそうな口枠パターンを選ぶのもポイントです。
・「スタンドタイプ」か「カートタイプ」かを決める。
・コンパクト性や軽量性を重視なら「スタンドタイプ」
・シューズ入れなどポケットのサイズと数をチェック。
・初心者の方はポケット多めの「カートタイプ」がおすすめです。
・クラブの本数と口径サイズのバランスをチェック。
・クラブの出し入れをしやすい好みの口枠パターンをチェック。
・大きさや重量がOKな方は「ツアーモデル」もおすすめです。
・長く使用するなら合成皮革がおすすめです。
・軽量重視ならナイロン素材がおすすめです。
キャディバッグは売り切れるのが早いので、タイプと機能性を絞って気に入ったデザインのキャディバッグがあれば、来年のモデルが自分好みかどうかは分からないので、早めに購入しておくのがおすすめです。
松山英樹 使用キャディバッグ
ジュニア時代から石川遼としのぎを削り、2010年「アジア・アマチュア選手権」で優勝し、2011年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」をアマチュアでツアー優勝。2013年プロ転向しシーズン4勝を挙げ、ツアー初のルーキー賞金王に。2014年から主戦場をアメリカPGAツアーに移し活躍する国内最強プロ。松山英樹選手はダンロップと契約し、スリクソンブランドのアイアンとキャディバッグを使用しています。
『SRIXON(スリクソン)』のネーミングは社名「Sumitomo Rubber Industries」の略「SRI」に、「ON」はGO ON(進み続ける)の意味を持っています。アスリートブランドらしい、シンプルで機能的なキャディバッグが発売されています。
ジャスティン・トーマス 使用キャディバッグ
国籍:アメリカ
2013年プロ転向。2016年「CIMBクラシック」でツアー初優勝し、2017年「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇を挙げています。爆発力のあるプレーが魅力で、PGAツアーの世代交代の一角を担う1人。ゴルフクラブは「タイトリスト」を使用し、キャディバッグは同社のツアーモデルを使用しています。
1932年にアメリカで創業され、1935年初代タイトリストゴルフボールを発売。現在はゴルフクラブも発売され、世界中の多くのトッププレーヤーが使用しています。キャディバッグはシンプルで機能性の高いカートモデルが多く発売され、エナメル素材やウエッジの「VOKEY」、パター「スコッティキャメロン」の限定キャディバッグが人気です。
ダスティン・ジョンソン/ロリー・マキロイ 使用キャディバッグ
国籍:アメリカ
2008年のルーキーイヤーから、12シーズン連続の優勝を挙げ、永久シード獲得の勝利数条件をクリア。ツアー屈指の飛距離と絶妙なアプローチを武器に、賞金ランク上位の常連です。2016年「全米オープン」を優勝したメジャーチャンピオン。テーラーメイドと用具契約しています。
※永久シードは、勝利数20勝とツアー選手として15年以上のキャリアが必要です。
国籍:北アイルランド
2007年プロ転向後、2009年の「ドバイデザートクラシック」で初優勝。2011年「全米オープン」、2012年/2014年「全米プロ」、2013年「全英オープン」などメジャータイトルを次々と獲得。アグレッシブに攻めるスタイルにスター性と影響力もあり、次世代のゴルフ界を担う1人。テーラーメイドと用具契約しています。
1979年にアメリカで創業されたゴルフ用品メーカーで、世界で活躍する多くのプロがテーラーメイドのクラブを使用しています。日本正規で発売されているキャディバッグはモノトーンでシンプルな商品が多いですが、海外で発売されている商品はバリエーションが多く、人とカブらないキャディバッグを探してる方は、並行輸入などを探してみるのも楽しいと思います。
タイガー・ウッズ 使用キャディバッグ
国籍:アメリカ
ゴルフをやらない方もタイガー・ウッズの名前は知っている、ゴルフ界のスーパースター。プロ転向は1996年でPGAツアー通算81勝(2019/04現在)など、数々の偉業を達成。2019年マスターズでは、2008年の全米オープン以来11年ぶりとなる、メジャー通算15勝目を挙げています。使用しているゴルフクラブは「テーラーメイド」で、キャディバッグは「VESSEL(ベゼル)」を使用しています。
アメリカのバッグブランドで、キャディバッグはカスタムを中心に、PGA、LPGAツアープロの使用率が高いブランドです。シンプルなデザインで使い勝手がよく、高品質の合成皮革を使用しながら意外と価格は安く、あまり人が持っていないブランドです。
バッグが一つ売れるごとに、世界中の恵まれない子供達にスクールバッグを寄付するチャリティ活動も活発なブランドです。