2017/05/19~05/21に行われた、LPGA第12戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では、上田桃子選手が1ボギーの「65」をマークし、通算16アンダーで3年ぶりとなる今季初勝利を挙げました。
優勝者の上田桃子選手はじめ、テレサ・ルー選手、宮里藍選手の白熱した3人のバーディーラッシュが印象的でしたが、試合を観ていてもうひとつ印象的だったことがあります。
上位陣はデカサングラスラッシュ!!
PHOTO:GDO 2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日 1番横
3人の女子プロのプレーはもちろんですが、試合を観ていてもう一つ印象的だったのが「サングラス」です。
ゴルフで使用するサングラスはスポーティーなタイプが多いイメージですが、30℃を超えるきびしい真夏日の中、戦う3人が着用するサングラスは「デカサングラス=大きいレンズのサングラス」
2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン | ||
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順位 | 名前 | 通算 |
優勝 | 上田 桃子 | -16 |
2位 | テレサ・ルー | -14 |
6位T | 宮里 藍 | -11 |
「デカサングラス」をかけるとスコアが良くなるかは分かりませんが、ここ1~2年「デカサングラス」を着用するプロが多くなり、紫外線が強くなるこれからの時期に向け、アマゴルファーさんも何かと早めの対策をするとともに、ファッション性も高める「デカサングラス」を持っていない方は、流行りつつある流れに乗っておくのもアリかと思います。
今季で見納め!引退する藍ちゃんのデカサングラスはオークリー
PHOTO:GDO 2017年中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 初日
今季で引退を発表した宮里藍選手。
当時、高校3年生だった2003年のプロツアーをアマチュアで制し、実力もさることながら、試合に勝っても負けても誠実に答えるインタビューの受け答えは、プロデビューから応援する父親世代のアマゴルファーさんは娘のように見守り、同世代より少し上の方は頼れる妹的な存在として応援し、まだまだ宮里藍選手のゴルフを見たかった方は多いと思います。
これまでの、宮里藍選手のサングラスといえばスポーツタイプの「オークリー・フラックジャケット」でしたが、最終ツアーになる今期に着用してるサングラスは「オークリー・クロスレンジ/Prizm Golf」のデカサングラス。
オークリー・クロスレンジ/Prizm Golf フレームカラー マットブラック
「オークリー・クロスレンジ」は、長時間でも快適な着用感がある超軽量素材と、汗や雨などの水分にも滑らずフィット感が増す、スポーツに特化したフレーム、ゴルフ場では芝の状態や芝の向き、コースの起伏や影など視認性を向上させるゴルフ用レンズ「Prizm Golf」を使用。
オシャレ感をだしながら、機能性にも特化したオークリーらしい商品で、これまでのスポーツタイプから雰囲気を一新したい方にはおすすめのデカサングラス。
藍ちゃんの今季最終戦まで、プレーとサングラスから目が離せません。
テレサ・ルーのデカサングラスはレイバン
Photo:GDO 2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日
数年前からデカサングラスを着用している、テレサ・ルー選手は「レイバン ERIKA」
レイバン ERIKA
デカサングラスですが、極細のメタルテンプルは軽やかな雰囲気を出し、カラーバリエーションやサイズ(幅54/57ミリ)からも選べる、フィット感バツグンのモデルです。
リム(レンズ周りの枠)下側が丸みのあるデザインの「ERIKA」と、ERIKAからインスパイアされたスクエアデザインの「Chris(クリス)」も発売され、どちらも手頃な値段なので、おさえておきたいサングラスです。
桃ちゃんのデカサングラスはEyevol
PHOTO:GDO 2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日
上田桃子選手が着用するサングラスは「Eyevol」
「着る眼鏡」をコンセプトに1972年設立したEYEVAN(アイヴァン)は、企画・デザイン・製造の全てを日本で行い、世界に誇れるジャパンブランドとして確立。そのスピリットを引き継ぎ2013年に新ブランド「EYEVAN 7285」から今期スタートしたサングラスの新ライン「Eyevol」
Photo:Eyevol
デザインのみならず、ジャパンメイドの品質の高さにも定評がある「Eyevol」
ノーズパッドには耐油性と対候性に優れた「TPE(熱可塑性エラストマー)」でフィット感の向上と、フレームには超軽量弾性素材「TR-90」の使用で、わずか23gと圧倒的な軽量性と強くしなやかな強度は、まさにゴルフ向きのデカサングラス。
高いデザイン性と使い勝手の良さが合致した逸品で、これからツアープレーヤーの愛用者も増え、必ずブレイクする要チェックブランドです。
遼くんもデカサングラス!SWANS
Photo:GDO 2017年5月19日 AT&Tバイロン・ネルソン 初日
腰の故障から復帰した2016-2017シーズンは、公傷制度を適用してPGAツアーで戦う石川遼選手。
前大会までは、SWANSのスポーティーなサングラスを着用してましたが、05/18-05/21に行われた「AT&Tバイロン・ネルソン」では、デカサングラスにシフト。
SWANSのデカサングラスは、「最高の休日」をコンセプトに掲げるDAYOFFシリーズの第2弾モデル。耐衝撃性に優れたポリカーボネイト製の「ペトロイドレンズ」を採用し、重さ20gの軽量デカサングラスは、スポーツ分野で培ったフィット感とレンズ機能を継承したスポーツカジュアルモデル。
ユニセックスモデルで、豊富なカラーにミラーレンズタイプとノーマルレンズタイプが発売。価格は1万円前後なので、今季からアマゴルファーさんもデカサングラスにシフトしやすいモデル。
オシャレ度も上がりますが、まずは目の保護を優先
ゴルフ用サングラスで、なにかと流行りつつあるデカサングラスですが、何よりも目の保護を優先的に考えることが大事です。
ゴルフは長時間屋外に居るので、強い紫外線を浴び続けることで角膜が傷つき炎症を起こす「角膜炎」から、慢性的に紫外線を浴びつづけることで「白内障」など、目のトラブルを引き起こす原因にもなります。
日差しの強い日は、裸眼よりもボールや芝目が読みやすくなり、スコアアップの可能性も秘めています。ゴルフ用サングラスを選ぶ際には「UVカットあり」「濃すぎるレンズは選ばない」「軽量」などを気にしながら、「スポーツタイプのサングラスはビミョー」と思われる方は、最近キテいるデカサングラスをどうぞ。