恥ずかしくないパター選び①いまさら聞けないパター選び

好スコアを目指す上でとても重要なパット数。

スコア80ならパット数の目安は「32」90の目安は「36」100切りを目指すなら「40」と、スコアの約4割がパット数とも言われ、ちょっとしたミスが続くとスコアにも大きな影響を与え、いかに3パットをなくし”しのぐ”かがスコアメイクのカギにもなります。

なぜか、がんばって練習してもコースに出ると合わなくなる人、練習してないのにやたらパット上手な人など「距離感」や「自信」の違いもありますが、まずは自分に合っている『パター』を使用しているかどうか?ここを見極めてから「距離感」と「自信」を身につける方が”パットマスター”への近道かもしれません。

今回は70種類弱のパターを発売しアマチュアからの絶大な支持と、ツアーでも”世界6大ツアー使用率No.1”のパターメーカー『オデッセイ』の商品を交え、パター選びがカンタンに分かる基礎と名手が使用する『パター』をご紹介。

我々形から入るアマゴルファーは周りから”クスッ”と、笑われないパター選びをすることもミッションの一つです。

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パター選び1
打ち方で決める『ヘッド形状』

”パットマスター”への近道に重要な、自分の打ち方に合うパターを選ぶには、ヘッドの性質を知るとかんたんに選べます。

大まかに分類すると、シンプルにまっすぐ引いてまっすぐ打つ「フェースバランス」と、イン・トウ・インの軌道でボールをヒットして打つ「トゥヒールバランス」に分かれそれぞれ特徴も違います。

フェースバランス
face-balance
フェースバランスの特徴
・まっすぐストロークしたい人はフェースバランス。
・「マレットタイプ」とよばれる平べったい大型ヘッドが多い。
・ヘッドが重く、軽く打ち出してもボールがよく転がる。
・パターを打つ時の前傾角度が深い人と相性がよい。
・ヘッドの重量感で距離感を出したい人やロングパットが苦手な人と相性がよい。
トゥヒールバランス
noface-blance
トゥヒールバランス
・イン・トウ・インの軌道でボールを打ちたい人。
・「ピン型・L字型」とよばれるベーシックな小型ヘッドが多い。
・重量バランスがよくミスヒットに強い。
・パターを打つ時の前傾角度が浅い人と相性がよい。
・自分の感覚で距離感を出したい人。
・トゥヒールバランスは緩やかな弧を描くように打ちフェースの向きが保ちやすい。

ここがポイント!

・オデッセイではトゥヒールバランスを”ノン・フェースバランス”と呼んでいます。

・スコッティキャメロンのニューポート2などはトゥヒールバランスになります。

また、最近はあまり見ませんが、大きめの円軌道を描きながらフェースの開閉で打つ「トゥバランス」があります。

フェースバランスのチェック方法

さらに『ボーゼル』の長さから打ち方にこだわってみることもできます。

ボーゼルの特徴
ボーゼル
ボーゼルあり ボーゼルなし
標準重心
ボーゼルが重く重心が高い。
※例外のパターもあります。
低重心
ボーゼルの重量がないので低重心。
※例外のパターもあります。
打ち方の特徴
・打点が高めでハンドファースト気味に構えてヘッドをやや上から入れる人。
打ち方の特徴
・打点が低めでヘッドを振り子のようにレベルに動かす人。

パター選び2
ネック選びがネックにならない『ネック形状』

ざっくりと自分に合うヘッド形状が決まったら次はネック選びです。

『ネック形状』を自分が構えやすい形状だけで選んでる人もおおいと思いますが、『ネック形状』の違いによる「オフセット」のチェックも欠かせません。

「オフセット」は、シャフトの中心線よりもフェースの位置が右か左かで「ボールの位置」が変わります。

精度を高める”パットマスター”に向けて、ボールをどこに置くか?どんなミスを防ぎたいか?ネック形状とオフセットの度合を選んでみましょう。

クランクネック/フルシャフトオフセット
フルシャフト-01
フルシャフトオフセットの特徴
・フェース面がシャフトの1本分後方にあるタイプ。
・インパクトにかけてフェースが閉じやすい。
・ボールを両足の真ん中にセットしたい人。
・プッシュアウトのミスを抑えたい人。
スラントネック/ハーフシャフトオフセット
ハーフシャフト-01
ハーフシャフトオフセットの特徴
・フェース面がシャフトの半分だけ後方にあるタイプ。
・フルシャフトオフセットが合わない人。
・ボールを両足の真ん中~やや左にセットしたい人。
・引っかけのミスを抑えたい。

オフセットなし
オフセット0-01
センターシャフト/オフセットなしの特徴
・フェース面がシャフトの中心線より前方にあるタイプ。
・インパクトにかけてフェースが閉じにくい。
・ボールを左足に近いところにセットしたい人。
・引っかけのミスが一番抑えられるタイプ。


打ち方は直線的な『フェースバランス』か曲線的な『ノン・フェースバランス』で選び、『ネック形状』はどの位置にボールを置いてどんなミスを防ぎたいか?で「オフセット」がきまります。

自分に合う『フェースバランス』や『ネック形状』を選ぶことにより「方向性」の精度を上げ、絞れてきたら次は「距離感」です。

パター選び3
自分の距離感と『打感』がマッチしてるか?

『打感』は自分にしか分からない感覚ですが、パターに合わせるのではなく自分の感覚に合うパター(打った強さと距離感が合っているか?)を探すことが最重要ポイントです。

オデッセイ ホワイト・ホット RX
WHITE HOT RX #1 モデル 全7種
ヘッド素材 ステンレススチール
インサート WHITE HOT RX インサート
打感 超ソフト
打球音 低め
オデッセイのパターで現在打感がいちばん柔らかい「ホワイト・ホット RX」シリーズ。
内部はソフトなウレタン、外部はややしっかりとしたウレタンを組み合わせた2重構造インサート。
究極のソフトフィールと呼ばれ、普段オーバーしやすい人は硬めのボールで転がりを抑えられます。

オデッセイ ホワイト・ホット プロ 2.0
WHITE HOT PRO 2.0#1 モデル 全6種
ヘッド素材 ステンレススチール
インサート WHITE HOT インサート
打感 ソフト
打球音 低め
日本ツアーで人気のWHITE HOT インサート。
歴代シリーズでは2ballをはじめ名器がおおく、2016年価格がリーズナブルになり発売。絶妙なソフトフィーリングとボールの転がりならWHITE HOT。

オデッセイ ワークス ヴァーサ
VERSA#1 モデル 全22種
ヘッド素材 ステンレススチール
インサート FUSION RXインサート
打感 ややソフト
打球音 やや低め
WHITE HOT インサートに網目状のステンレススチールを装着したFUSION RXインサート。
打ち出し角とスピンを最適化させ早く順回転に変わり、芝目の影響を最小限にする最高テクノロジー製品 WORKS。
アライメントデザインの種類が多いのも特徴です。
オデッセイ トゥ アップ
トゥアップ#1 モデル 全2種
ヘッド素材 ステンレススチール
インサート ノンインサート
打感 ややソリッド
打球音 やや高め
しっかりした打感と高めの打音のノンインサート。
フェース面はツアーで実績のあるメタル-Xフェースを採用し、繊細なタッチと正しい順回転を実現させます。
オデッセイ ミルド・コレクション RSX
ミルドコレクションRSX#1 モデル 全3種
ヘッド素材 軟鉄削り出し
インサート RSXインサート
打感 ソリッド
打球音 高め
2015年発売「ミルド・コレクション SX」ではソリッドな打感と高めの打音で人気がでましたが、限定発売の『ミルド・コレクション RSX』ではさらに、楕円形(オーバル)のテクスチャーを採用し、より安定した打ち出し角とボールの転がりを実現。

今回はオデッセイの「インサート」による打感の違いになりますが、ほとんどのメーカーのパターも、フェースが軟らかくなるほど「打音が低く弾き感が弱い」感覚と、フェースが硬くなるほど「打音が高く弾き感が強い」感覚は共通しています。

さらに打感はボールとの組み合わせが重要になります。

オデッセイでは『軟らかめのフェースには硬めのボール』『硬めのフェースには柔らかいボール』を推奨し、この組み合わせが一般的になります。

ミスの症状として、軟らかめのフェースで”ショート”しやすい人は打ちきれてないので「柔らかいボール」を使い”しっかり打つ”練習をします。

硬めのフェースで”オーバー”しやすい人は打ち過ぎる感覚が強いので「硬めのボール」を使い、さらに転がる感覚を強くしながら打ち過ぎない練習をするなど、ボールの硬さを替えながら距離感を微調整してみる方法もあります。

パター選びの”基準”

パターは種類がおおいのでデザインや構えやすさ重視で選びがちですが、パターの”特性”が変われば打ち方も違うので、自分の打ち方に合うパターの”特性”をざっくりおさえ、次にデザインと構えやすさから選ぶと良いパターに出会えるかも?しれません。

パター選びの”基準”
・打ち方で決める『ヘッド形状』
・ボール位置『ネック形状』と「オフセット」の関係。
・距離感を決める『打感』や「打音」とボールの関係性。

そして、パッティングを極めている人は形から入らない”ツアープロ”です。

中でも「名手」と呼ばれる人はどんなパターを使用してるか?気になるところです。

2015年国内男子平均パット数1位
谷口 徹


谷口 徹
GDO
2015平均パット数 1.7295
使用パター オデッセイ ホワイトホット #5
使用ボール タイトリスト PRO V1X(2015年)
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国内男子でパットの名手と言えば谷口 徹選手。2001年発売オデッセイ ホワイトホット #5を使用。
重心は低くソフトなフェースに、やや軟らかめのボール「タイトリスト PRO V1X」で、軟+やや軟の組み合わせ。
真っ直ぐにストロークしやすいヘッドでしっかりと打っています。

ホワイトホット #5の中でも『H』の文字に・・(ドット)の刻印がある2ドットモデルは生産数が少なく、ヘッドの座りがさらによいレアモデル。


オデッセイ ホワイトホット #5
※生産完了モデルのため中古のみ。
※中古市場は常に変動しています。
※市場価格は¥3.000~とコスパもよいです。

2015年国内女子平均パット数1位
イ・ボミ


イ・ボミ
GDO
2015平均パット数 1.7589
使用パター オデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SH
使用ボール ダンロップ スリクソン Z-STAR(2015年)
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イ・ボミ選手の使用パターは2012年発売オデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SHを使用。
ヘッドは遮光性の高いブラック仕上げに太い2本線が入ったアライメントが正確なアドレスとストロークを向上させた人気モデル。

重心は高めでイン・トウ・インにストロークするヘッド。
軟らかめの「WHITE HOT インサート」とボールも軟らかい「スリクソン Z-STAR」で、軟+軟の組み合わせ。


オデッセイ ホワイト・ライズ
※生産完了モデルのため中古のみ。
※中古市場は常に変動しています。

米国女子ツアー2016年平均パット数1位 
リディア・コー


リディア・コー
GDO
2016平均パット数 1.731
使用パター オデッセイ VERSA 90 2-Ball WHITE ホリゾンタルデザイン
使用ボール キャロウェイ CHROME SOFT(2015年)
Versa 90 2-Ball White
リディア・コー選手の使用パターは2013年発売オデッセイ ヴァーサ 2-Ball ホワイトを使用。
ヴァーサ 2-Ballの前はヴァーサ 330Mを使用。ヴァーサシリーズは正確にセットアップすることを追求した「ハイコントラストアライメント」を採用し、ブラックは集中力、ホワイトはヘッドを大きく見せる安心感があります。さらに2-Ballアライメントでより正確さを求めらるデザイン。

重心は低めで真っ直ぐストロークするヘッドに、軟らかめの「WHITE HOT インサート」と4ピースのソフトフィーリング「CHROME SOFT」のボールを組み合わせています。


オデッセイ ヴァーサ
※生産完了モデルのため中古のみ。
※中古市場は常に変動しています。

米国男子ツアー2016年平均パット数1位 
ジョーダン・スピース


ジョーダン・スピース
GDO
2016平均パット数 1.694
使用パター スコッティキャメロン 009プロトタイプ
使用ボール タイトリスト PRO V1X
Jordan Spieth-2016-Putter
現在、世界NO1パットの名手ジョーダン・スピース選手は、高校生の頃から愛用しているスコッティキャメロン009プロトタイプ。柔らかな曲線に仕上げはオイルカンフィニシュを施したジョーダン・スピース選手の009は、やや平型形状の構えやすさと軟鉄の打感が特徴。

ボールは「タイトリスト PRO V1X」を使用。

2015 INSPIRED BY JORDAN SPIETH
2015 JORDAN SPIETH LIMITED
ジョーダン・スピース選手と全く同じパターは市販されていませんが、ヘッドタイプ009の同型パターは発売されています。

こちらは、1stメジャー・チャンピオンシップと単一トーナメント26バーディを記念して、スコッティキャメロンから ”Inspired by Jordan Spieth”として、全世界1500本限定のジョーダン・スピースのインスパイア・モデル パター。


スコッティキャメロン 009
※在庫があると即完売する人気の009パター。

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアセッティングとは異なることがあります。

どのクラブよりも使用頻度が多い『パター』

『パター』はグリーン上で必ず使用しゴルフクラブの中でも一番使用頻度の多いクラブです。

打ち方もシンプルでカップに入るか?入らないか?の結果だけなので、ボールを手で転がしてるような感覚と一致する『パター』が見つかれば”パットマスター”ですが、数えきれないほど種類もおおく、追求できそうでできないむずかしいクラブでもあります。

今回は、"自分の打ち方にはどんなパターが合うか?"をざっくり探りながら、次回はさらに"パットマスター"へ近づくために

を、お届けします。

この記事に「ガッテン!」
して頂けたでしょうか?

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