セルフプレーが多いアマゴルファーさんにとって、スコアアップに必要なアイテム距離測定器。
最近はGPSナビが装備されたゴルフカートも多くなり、ゴルフ場のおかげで大変ラウンドしやすくなりましたが、カートから離れいざボールに近づいてみると、意外と距離が残っていたり100ヤード以内の残り距離がビミョーだったりと、不安を残しながらショットを打つシーンも多々あります。
打てる打てないは別として、残り距離をしっかり把握して自信をもってショットするためにも、今回は正確な残り距離を計測できるレーザー式距離測定器の中から、高性能で世界的シェアの高い『ブッシュネルゴルフ』をご紹介。
ブッシュネルとは?
ブッシュネルは1948年、David P.Bushnellにより創業された、アメリカで70年以上にわたり、光学機器史を牽引してきたトップシェアメーカーです。
長い年月から蓄積された技術を活かし誕生したブッシュネルゴルフのレーザー測定器は、ゴルフ距離計界に革新をもたらしています。
日本国内の正規輸入代理店は阪神交易さんになります。
Bushnell Golf is the definitive No.1 choice of Tour Pros according to the most recent SMS Survey conducted at The 148th Open Championship. It was reported that 98.7% of Tour players and 98.6% of Tour caddies that use a rangefinder, were using Bushnell at The Open! pic.twitter.com/50yVCi9B10
— Bushnell Golf (@BushnellGolf) July 19, 2019
海外の権威あるスポーツ調査機関からは、2019年全英オープンでツアープレーヤーの98.7%、ツアーキャディーの98.6%がブッシュネルを使用(試合では使用不可)しているデータが報告され、過去の大会も同様の高い使用率です。
精度の高い計測とスピーディーで使い勝手の良い最新鋭の機能を搭載し、国内外のツアープロ選手の使用者が多く、信頼度の高いブランドとして定着しているメーカーです。リッキー・ファウラー選手の広告でもおなじみです。
ブッシュネル レーザー距離計の機能
ピンシーカー機能
※モデルにより表示は異なります。
ジョルト(振動)機能
ビジュアルジョルト機能
搭載モデル:プロXEジョルト
E・S・P2技術
搭載モデル:スロープツアーZ6ジョルト/プロX2ジョルト/スロープL7ジョルト
スロープモード(高低差)機能
搭載モデル:スロープツアーZ6ジョルト/スロープツアーV4ジョルト/プロX2ジョルト/スロープL7ジョルト/ツアーV4シフトジョルト/プロXEジョルト
エレメント機能
搭載モデル:プロXEジョルト
スロープスイッチ機能
搭載モデル:スロープツアーZ6ジョルト/スロープツアーV4ジョルト/プロX2ジョルト/スロープL7ジョルト/ツアーV4シフトジョルト/プロXEジョルト
ビビットディスプレイ技術
搭載モデル:スロープツアーZ6ジョルト/プロX2ジョルト/スロープL7ジョルト/プロXEジョルト
モデルにより搭載している機能や性能が違うので、ラウンドするに辺り「どの機能が自分にとって使いやすそうか?」を、商品の特徴やデザインと一緒に選んでみると、選びやすくなると思います。
※ディスプレイイメージは、モデルにより異なります。
※搭載モデルは、2014年7月以降に発売された主要モデルです。
ブッシュネル レーザー距離計の違い
モデル | |||||||
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発売日 | |||||||
最大測定距離 | |||||||
測定誤差 | |||||||
倍率 | |||||||
手ブレ補正 | |||||||
文字色 | |||||||
ジョルト(振動) | |||||||
ビジュアルジョルト | |||||||
スロープモード(高低差) | |||||||
スロープモードOFF | E・S・P2 | ||||||
アイレリーフ | |||||||
防水 | |||||||
重量 | |||||||
サイズ | |||||||
オートパワーオフ |
今回ご紹介させていただくモデルは、2014年7月以降に発売された主要モデル。生産が完了しているモデルもありますが、ネットではまだ購入できますのでご参考になればと思います。
スロープツアーZ6ジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2014年4月
最大測定距離5~1,300y、測定精度±0.5y(5~125y)/±1y(125y~1,300y)の『スロープツアーZ6ジョルト』。
外観はコンパクトサイズの完全防水(IPX7)仕様で、ラバー外装と高品位メタルボディのタフな剛性に、天候の悪い日にも強い完全防水(IPX7)と撥水コートレンズが特徴です。
少し前のモデルになりますが、E.S.P2搭載で測定スピードも速くコスパの高いモデルです。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
スロープツアーV4ジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2016年10月
最大測定距離5~1,000y、測定精度±1yの『スロープツアーV4ジョルト』。
表示文字は黒色で、ピンシーカー&ジョルト(ピンモード/振動)とスロープ(高低差)機能を搭載。
5倍望遠に視界が明るいマルチコートレンズなど、プライベートなラウンドで使い勝手の良い機能を搭載させた軽量モデルです。
スピーディなピント調整を実現したクイックフォーカスシステム採用。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
ツアーV4ジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2016年11月
スペックはスロープツアーV4ジョルトと変わりませんが、ピンシーカー&ジョルト機能(ピンモード/振動)だけを搭載した直線距離専用のモデルです。
スピーディなピント調整を実現したクイックフォーカスシステム採用。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
プロX2ジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2017年4月
最大測定距離5~1,300y、測定精度±0.5y(5~125y)/±1y(125y~1,300y)の『プロX2ジョルト』。
天候や背景など、状況に応じて赤文字のビビットディスプレイ(4段階明度調整)と、黒文字に切り替えられるデュアルディスプレイが搭載され、6倍望遠に視界が明るいマルチコートレンズを採用しています。
画面表示色の切り替えと、高精度、高速測定を求める方におすすめの完全防水(IPX7)モデル。
スピーディなピント調整を実現したクイックフォーカスシステム採用。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
スロープL7ジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2018年10月
最大測定距離5~1,300y、測定精度±0.5y(5~125y)/±1y(125y~1,300y)の『スロープL7ジョルト』。
赤文字のビビットディスプレイ(4段階明度調整)、機能性はスロープ(高低差)モード、ピンシーカー&ジョルト(ピンモード/振動)に加え高低差モード、125ヤード以内は0.1ヤード単位の高精度な測定など機能性も充実しています。
黒革張りのデザインに、『スロープL7ジョルト』専用ケースの激シブな外観も特徴です。
ツアーV4シフトジョルト
2020/5現在の平均売価。
発売日:2019年7月
最大測定距離5~1,000y、測定精度±1yの『ツアーV4シフトジョルト』。
表示文字は黒色で、ピンシーカー&ジョルト(ピンモード/振動)とスロープ(高低差)機能を搭載など、2016年発売のスロープツアーV4ジョルトとスペックは変わりませんが、高低差ON/OFFの操作性が変更になっています。
スピーディなピント調整を実現したクイックフォーカスシステム採用。
コスパの良いブッシュネルをお探しの方は、おすすめのモデルです。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
プロXEジョルト
2020/4現在の平均売価。
発売日:2019年8月
最大測定距離5~1,300y、測定精度±1yの『プロXEジョルト』。
赤文字の画面表示(4段階明度調整)に、ピンなどの細い目標物をとらえた時は、ジョルト(振動)と画面外周のレッドリングの発光でお知らせしてくれる「ビジュアル ジョルト」機能が追加され、スピーディなピント調整のクイックフォーカスシステムを搭載しています。
スロープモード(傾斜モード)がONの時、本体上部のモードボタンからエレメント機能を有効にすると、現在位置の気圧と気温が計算され、より精度の高い「打つべき推奨距離」を表示してくれます。
右側面には強力なマグネッドが内蔵され、カートの金属部などに取りつけ可能です。
ピンをとらえた時に視覚からの分かりやすいレッドリングの発光と、気温、気圧を加味した高精度測定など、最新の機能でコースを攻めたい方におすすめのモデルです。
専用ケース付
・ベルトループ対応
・カナビラフック
最高レベルのレーザー式距離測定器”ブッシュネル”
ブッシュネルのレーザー式距離測定器はスペックだけではなく、測定精度の高さとスピード、明るく見やすい視認性など、コースでより使いやすい実用度の高さやタフなボディ特徴で、多くのツアー選手がブッシュネルを使用している理由のひとつです。
他社と比較して価格はやや高めですが、正確な残り距離を知ってスコアアップを目指すアマゴルファーさんは、長く使用する事も考慮して候補に挙げておきたいブランドです。