打感?操作?やさしさ?どこにこだわる?アイアン探し2016編

「なんか良いおすすめのアイアンないですか?」

とても簡潔なご質問をいただき、アイアン選びにとてもお悩みと受け、我々形から入るアマゴルファーのギア選びのテーマ”自分なりのこだわり”を見つけながら、今回は「なんか良いこだわりアイアン2016」を、分かりやすくザックリご紹介。

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なんか良いこだわりアイアン選び
3つのタイプに分類

最近は、飛距離のでる"ぶっ飛び系アイアン"など、アイアンの特徴も多様化してきましたが、「なんか良いアイアン」という点では飛距離とは別のこだわりがあると、選び方が広がります。

まずは、「なんか良さそうな?アイアン」の特徴をタイトリストのアイアンを例に比較してみます。

なんか良さそうな?アイアンタイプの分類
716 MB
マッスルバック
・アイアンの中でも最高峰の打感。
・小ぶりのヘッドで操作性に優れる。
・しっかり打ち込める人。
・ミスヒットに弱い。
716 CB
キャビティバック
・マッスルバックに劣らない打感。
・マッスルバックに劣らない操作性。
・マッスルバックより球が上がりやすい。
・ミスヒットにやや強い。
716 AP2
アスリートモデル
・キャビティバックに劣らない打感。
・キャビティバックに劣らない操作性。
・キャビティバックより球が上がりやすい。
・ミスヒットに強い。

初心者の方は"打ちやすさ重視"など、レベルによってこだわりの条件は異なってきますが、初心者アマゴルファーの方で上昇志向の強い方や、中級者である程度ダウンブロー気味に打ち込める方は「キャビティバック」「アスリートモデル」の、2つのタイプから選んでみるのもよいかもしれません。

「キャビティバック」の上位モデルが「マッスルバック」の位置づけになり、打感、操作性、打音などアイアンに求める性能は申し分ありませんが、ヘッドが小ぶりでミスの許容範囲が狭い商品が多く、プロや上級者も「マッスルバック」に近い「キャビティバック」や「アスリートモデル」を選ぶのが最近の主流です。

そして、3種類の「なんか良さそうな?アイアン」の、ざっくりした共通点は『軟鉄鍛造(フォージド)』が挙げられます。

どこにこだわる?
『軟鉄鍛造(フォージド)』編

「マッスルバック」「キャビティバック」「アスリートモデル」のほとんどのアイアンは『軟鉄鍛造(フォージド)』として発売されています。

軟らかい素材を何度も叩く製法は、軟鉄を凝縮させ密度の高いヘッドに仕上げ、フェースの厚みや打った時のヘッドの振動が少なくなり「打感」のよさに影響を与えます。

ですが、ボディは軟鉄鍛造でもフェースは異素材など、各メーカーのコンセプトによって商品作りが行われ、『軟鉄鍛造(フォージド)』が全て同じ打感や打音ではありません。

『軟鉄鍛造(フォージド)』をどう選ぶのか?ザックリとちょっとした違いをご紹介。

軟鉄鍛造(フォージド)ザックリとした違い
1ピース構造 一つの素材で完成させ異素材を使用しないヘッド。フル軟鉄とも呼ばれ、ボールをつぶす感覚の中にある軟らかさと芯をとらえる打感、重めの打音が最上と言われています。
複合構造 鍛造ボディや鋳造ボディにフェースや異素材を溶接させた構造。ウェイトや衝撃吸収素材などを組み込むことで、飛距離や打感/打音に加え打ちやすさを向上させた商品が多い。
※すべての軟鉄鍛造の特性ではありません。

打感や打音は好みがありますが「軟らかめ/低めの打音」は、自分が打ちたい距離と打感のイメージが合いやすく、「硬め/高めの打音」はイメージよりも距離を打ち過ぎた感じがでやすい方が多く、アイアン選びに打感と打音は外せないワードなので、この辺をベースにすると選びやすいと思います。

また、最近はステンレス素材のヘッドも軟らめの打感が増えてきましたが、今回は『軟鉄鍛造(フォージド)』を中心にご紹介。

どこにこだわる?
『やさしさ』『打感』編

目標をシビアに狙うアイアンよりも、やさしく打てる本格派アイアンを探してる方も多いようで、「なんか良いこだわりアイアン」として、やさしさにプラスα「打感」にこだわる方は、この辺のアイアンがおすすめです。

キャロウェイ APEX

ブレード厚:約7.3mm
発売 2015/11
製法 鍛造
シャフト ・N.S.PRO 950GH
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
参考スペック #5 MODUS3 Tour 120
・ロフト 24°
・重量 約417g
・シャフト調子 中元
・バランス D3
複合構造

4~7アイアンに360°カップフェース(ステンレス)を搭載し、速いボール初速と打感の軟らかさが特徴の「キャロウェイ APEX」

ボールのつかまりが良い、ややグースのあるネックに、ほどよく厚みのあるブレードはやさしさと安心感があり、オートマチックに直進性の高いボールを打ちやすく、やさしい中にも「飛距離と打感」にこだわりたい方におすすです。

キャロウェイ APEX

タイトリスト VG3

ブレード厚:約7.9mm
発売 2016/03
製法 鍛造
シャフト ・DG-AMT S200
・N.S.PRO 950GH
参考スペック #5 DG-AMT S200 (S)
・ロフト 24°
・重量 約413g
・シャフト調子 手元
・バランス D2
複合構造

キャビティ構造とトウ・ヒールにタングステンウェイトを装着した「タイトリスト VG3」

キャロウェイAPEXと比較してやや小さめのフェースですが、安心感のある厚みのあるブレードのストレートネックモデル。

つかまりの良いフェースは、ストレート/ドロー系で飛距離を伸ばしながら高弾道ボールを打ちやすく、軟らかい打感に「やさしさと操作性」を求めるアイアンを探してる方におすすめです。

タイトリスト VG3

ブリヂストン JGR フォージド

ブレード厚:約5.9mm
発売 2015/10
製法 鍛造
シャフト ・Tour AD J16-11I
・DG XP-95
参考スペック #5 DG XP-95 (S)
・ロフト 24°
・重量 約400g
・シャフト調子 先中
・バランス D2
1ピース構造

単一の軟鉄で鍛造製法された、マッスルバック系の「ブリヂストン JGR フォージド」

フェース上部3.3mmの薄肉と打点裏を5.5mmの肉厚設計にし、1ピース構造ならではの、食い付く打感と打音の良さを追求しながらミスヒットに強いヘッド。

ややセミグースのネックとつかまり系のフェースはボールをつかまえやすく、フェースの大きさは標準ですが、バランスのよい重心が操作性を向上させ、むずかしくないマッスルバック系を使ってみたい方におすすめです。

ブリヂストン JGR フォージド

どこにこだわる?
『トータルバランス』編

ヘッドがやさしいアイアンは、シャフトもやさしくなる傾向があり、ある程度しっかりと打てる方は「打感」「安定した飛距離」「操作性」など、トータルバランスの良いモデルがシャフトも含め選びやすくなります。

タイトリスト 716 AP2

ブレード厚:約6.3mm
発売 2015/11
製法 鍛造
シャフト ・DG-AMT S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
・N.S.PRO 930GH
参考スペック #5 DG-AMT S200 (S)
・ロフト 26°
・重量 約413g
・シャフト調子 元
・バランス D2
複合構造

軟鉄ボディに高比重タングステンウェイトをトゥ・ヒールに精密鍛造し、ソールにはステンレスを使用した複合系アスリートアイアン「タイトリスト 716 AP2」

ジョーダン・スピースも今季まで使用していた「714 AP2」の後継モデルになり、その性能は落とさずやさしがプラスされ「714 AP2」同様、薄めにヒットした時にも距離を落とさず、ミスヒットに強くやわらかく抜けるような打感が特徴のヘッド。

小ぶりなフェースですが、やや厚みのあるトップブレードは構えやすく、つまかまりの良い中~高弾道で各番手の弾道の高さをそろるイメージで打ちたい方におすすめです。

タイトリスト 716 AP2

ヤマハ RMX 116

ブレード厚:約5.6mm
発売 2015/10
製法 鍛造
シャフト ・DG-S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
参考スペック #5 DG- S200 (S)
・ロフト 25°
・重量 約428g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

軟鉄を鍛造しキャビティ部を彫り込んでポケットを配置しながらスィートエリアを広げた、1ピース構造のハーフキャビティ「ヤマハ RMX 116」

軟鉄(S20C)鍛造に1ピース構造ならではの分厚い打感と気持ち良く芯を打ちぬく感覚は絶妙です。ロフトを立て深重心化するこで、打ちやすさと飛距離性能も求められるよくばりなモデル。

フェースはやや大きめですが、薄めのトップブレードが見た目の重たさを感じさせず、重心距離も短いので操作性もよく、ヤマハらしい直線的なデザインが目標に対してアドレスしやすいつかまり系の中~高弾道で攻めるヘッド。

ヤマハ RMX 116

スリクソン Z765

発売 2016/09
製法 鍛造
シャフト ・DG-DST S200
・DG TOUR ISSUE S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
・N.S.PRO 980GH
参考スペック #5 DG DST S200 (S)
・ロフト 25°
・重量 約423g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

操作性と許容性を両立させた、軟鉄(S20C)鍛造ハーフキャビティ「スリクソン Z765」

新シリーズの発売ごとに打感の良さが向上している「Zシリーズアイアン」ですが、人気に火が点いた前モデル「Z745」からV字型ソールの採用で抜けの良さが格段にあがり、「Z765」ではさらにやや低重心化され、丸みのあるヘッドがダウンブローを意識しなくてもボールをやさしくとらえてくれる感覚が加わり、つかまりながら左には行きづらい絶妙なフィーリングで攻められるヘッド。

申し分のないぶ厚い打感と打音に、弾道イメージを出しやすい構えやすさとやさしさが加わり、初心者~上級者までレベルに応じて武器になってくれるアイアン。

スリクソン Z765

本間ゴルフ TW737V

ブレード厚:約5.5mm
発売 2016/10
製法 鍛造
シャフト ・VIZARD IB
・DG-AMT S200
参考スペック #5 DG-AMT S200(S)
・ロフト 27°
・重量 約419g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

飛距離と操作性を兼ね備えたキャビティ「本間ゴルフ TW737 V」

クセのないストレートネックに直線的でシャープなデザインは、本間TWアイアンらしい完成度の高さが外観からうかがえます。新鍛造製法によりフェース面中央上部の密度が上がり前モデルより厚みのある打感が向上。

「ヤマハ RMX 116」に比較してやや小さめサイズの軟鉄鍛造一体型で、むずかしすぎない本格ツアーアイアン。アドレスしやすいムダのないデザインは、飛距離と操作性を求めたい方におすすめです。

本間ゴルフ TW737V

ミズノ MP-66

発売 2016/09
製法 鍛造
シャフト ・DG-S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
参考スペック #5 DG- S200 (S)
・ロフト 27°
・重量 約429g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

軟鉄(S25C)をさらに厳選した素材(S25CM/1025E)を使用し、不純物をJIS規格の約50%に抑えた、マッスル形状に近いハーフキャビティ「ミズノ MP-66」

特徴は「和顔」にこだわった形状。

フェース全体で目標にまっすぐ合わせやすく、アドレスでボールを包み込むイメージの「和顔」に、イケメン顔の小ぶりなヘッドは前モデルよりもやさしさが向上。

一般的な1ピース構造でも打感や打音は充分満足のいくものですが、打音の響き方が打感に影響を与えることから、インパクト後の音の響きも良く「視覚」「聴覚」にボールをつぶす「感覚」など、体全体で打感を感じられる難しすぎない本格ツアーアイアン。

ミズノ MP-66

どこにこだわる?
『チャレンジ』編

『トータルバランス』編でご紹介したアイアン系をすでに使用してる方で、さらなるショットとスイングの精度を求め「チャレンジ」したい方はこちらのモデル。

これまでのアイアンよりも小さめのフェースと薄めのブレード厚は、ミスに対してシビアになりダウンブローで打てることも条件になりますが、ワンランク上の「構えやすさ」「打感」「打音」「距離の安定」「操作性」を求められ、アドレスした時にそそる顔と使いこなすほど所有感も高いモデルです。

また、以前のモデルより、やさしさも格段に向上しています。

キャロウェイ APEX PRO

発売 2015/11
製法 鍛造
シャフト ・DG-S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
・N.S.PRO 930GH
参考スペック #5 DG-S200 (S)
・ロフト 27°
・重量 約431g
・シャフト調子 元
・バランス D3
複合構造

フル鍛造ボディに、バックフェースの"FORGED"のメダリオン内部にはウエイトホール(穴)を内蔵し、番手毎に最適な重心位置に設計してある「キャロウェイ APEX PRO」

コンパクトなヘッドながら厚みのあるブレードは安心感があり、丸みを帯びた形状はフェースの開閉もしやすく操作性もよいヘッド。「APEX」と比較してヘッドサイズは小さいですが、ロフトが大きいので飛び過ぎの心配もなく、上級者系アイアンの中ではミスに強く高弾道で喰いつく打感で攻めやすいモデル。

キャロウェイ APEX PRO

タイトリスト 716CB

発売 2015/11
製法 鍛造
シャフト ・DG-AMT S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
・N.S.PRO 930GH
参考スペック #5 DG-AMT S200 (S)
・ロフト 27°
・重量 約414g
・シャフト調子 元
・バランス D2
複合構造

軟鉄ボディに高比重タングステンウェイトをトゥ・ヒールに精密鍛造させたハーフキャビティ「タイトリスト 716CB」

「716AP2」と比較すると重心距離が短くなり操作性が向上。厚みのある打感も特徴で、マッスルバックに近い感覚にハーフキャビティの打ちやすさを凝縮した世界レベルの名シリーズ。

前モデルよりミスヒットに強くなり、タイトリストの顔が好きで「AP2」系でがっちり練習して打っていた方は、「716CB」はすんなり移行しやすいヘッド。

タイトリスト 716CB

本間ゴルフ TW737Vn

発売 2016/10
製法 鍛造
シャフト ・VIZARD IB
・DG-S200
参考スペック #5 DG-S200 (S)
・ロフト 27°
・重量 約432g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

キャビティタイプ「TW737V」に比べ、ほんの少し小ぶりのハーフキャビティ「TW737Vn」

構えやすい操作系アイアンという点ではどちらも変りませんが、「TW737Vn」は、ロフトが寝ているので安定した飛距離と、さらに弾道イメージしやすい直線的でシャープな顔つき、分厚い打感と低めの打音など、攻める気持ちの強い方におすすめです。

国内賞金女王2連覇イ・ボミ選手は、前モデル「TW727Vn」を使用。
本間ゴルフ TW737Vn

ミズノ MP-5

発売 2015/09
製法 鍛造
シャフト ・DG-S200
・N.S.PRO MODUS3 Tour120
・N.S.PRO 950GH
参考スペック #5 DG-S200 (S)
・ロフト 27°
・重量 約429g
・シャフト調子 元
・バランス D2
1ピース構造

肉厚にしたブレード部はスィートエリアを拡大させ、ボールのつかまりも良くやさしさが感じられる「ミズノ MP-5」

以前のマッスルバックよりも高弾道になり、短い重心距離はつかまりと操作性が上がり、とくにショートアイアンは高弾道で上から落とすイメージで打ちやすいモデル。

「MP-66」と比較してスィートエリアは狭く、フェースサイズもやや小ぶりになっていますが、上級者の方はイメージに近い弾道を打ちやすく、シャープな抜けの良さも特徴。

むずかしい感じもするマッスルバックですが、ドライバーのヘッドスピードが42m/sあれば、マッスルバック初心者の方やキャビティバックからシフトしてみたい中級者の方も扱いやすく、上級者の方は打ちやすさと切れ味のよいショットで攻められ、完成度の高さは文句なしの「MP-5」

ミズノ MP-5

自分に合う良いアイアン

「なんか良さそうなアイアン」は、ご紹介しきれないほどまだまだ沢山ありますが、「自分に合う良いアイアン」は、練習で性格をつかんでコースでどう打てたか?を、検証する必要もあるので、打ちやすさと弾道イメージが合うアイアンはどんな製法であれ「自分に合う良いアイアン」になります。

今回は「なんか良さそうなアイアン」として、『軟鉄鍛造(フォージド)』の話題モデルの中からご紹介させてもらいましたが、「軟鉄鍛造+α」どんなこだわりを求めるかで、構造の違いやフェース素材をチェックしおくのがおすすめです。

少しでもご参考になればと思いますが、当サイトではこの辺も「なんか良さそうなアイアン」として気になっていますが、今回デモクラブが用意できなかったのでご紹介だけ。

ヨネックス N1-CB Forged


発売 2015/03
製法 鍛造
シャフト ・N.S.PRO MODUS3 Tour125
参考スペック #5 N.S.PRO MODUS3 Tour125 (S)
・ロフト 25°
・重量 約428g
・シャフト調子 元
・バランス D2

2016年国内男子賞金王の池田勇太選手が今季使用しているアイアン。

・素材にS25C軟鉄鍛造+グラファイトハイブリッドを使用し、厚みのあるキャビティ部の打感は「なんか良さそう」

・低/深重心でやさしさと、構えやすさと操作性が高そうなヘッド形状は「なんか良さそう」

・N.S.PRO MODUS3シャフトが標準装着してるアイアンは「120」が多いですが、N1-CB Forgedは「125」が標準装備されてるので、かなり気になる振り心地。

それぞれのこだわりや気になるところを大事にしながら、楽しんで選んで頂ければと思います。

ヨネックス N1-CB Forged

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